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5月1日です。
河合奈保子さんのデビュー30周年の日まで、あと1ヶ月となりました。
「暁のスカイパイロット」
(WHERE HAVE ALL STARDUST GONE)
河合奈保子さんの11枚目のオリジナルアルバム、「スターダスト・ガーデン <千・年・庭・園>」の1曲目に収録されている曲です。
アルバム「スターダスト・ガーデン」では同タイトルのビデオも制作され、LPと同時リリースされています。このビデオは、全編ニュージーランドロケで撮影されていて、LPのジャケット写真もニュージーランドで撮影されたカットが使用されています。
また、DVD「PURE MOMENTS」にも、ビデオ映像が収録されています。
作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:若草恵
不思議さ、神秘さを感じさせる雰囲気の曲調、ゆっくり目のリズムで静寂の中から一気に激しさへと転じる曲です。
電子楽器主体で作られたサウンドも神秘さを助長しているように感じます。
奈保子さんの歌声は、最初抑え気味からサビに向けて次第に力強さを増して行きます。心の中の熱い思いがはじけるような印象です。
この曲の一番最後、奈保子さんの話し掛けるようなコーラス、イフェクタをかけて声質を変えています。
最初に聴いた時の印象は、SF等に出てくる宇宙人のイメージのように聞こえてしまい、何故このようなコーラスになっているのかずっと不思議に思っていました。
ビデオ「スターダスト・ガーデン」見ると、この曲に限らず他の曲を含め、「どこからきたの?」、「どこへ行くの?」、「遠い昔に会ったことがある?」といった様な言葉が、会話のように表示されています。
このことから考えると、アルバムのコンセプトとして「時空を超えた巡り会い」という設定があるのかもしれません。
そう考えると、この曲での「パイロット」は、異星から来た人かもしれないという意味も含まれているのでしょう。
歌詞の要約
***
朝焼けの中、次第にかすんでゆく星を追いかけるようにあなたの翼が空を行く。
滑走路に落ちるあなたの影。
あなたは星屑とともにやって来た。その星屑たち、今はどこへ言ってしまったの?
あなたは何故私をひとりぼっちにして言ってしまうの?
帰るときが来たとあなたは瞳でつぶやいた。
私のことを覚えていて欲しい。
月をよぎる星を見たとき、それはきっとあなたなのね。
きっとまた会えると信じている。
***
(写真はJEWEL BOX2のブックレットからの抜粋です)
ビデオ「スターダスト・ガーデン」での映像は、曲の内容とはあまり関係のない映像になっています。
草原の中の教会、奈保子さんは一人七役で演じています。
1.花嫁、2.新郎、3.神父、4.(一人ですが)聖歌隊、5.オルガン奏者、6.参列者、7.結婚式の途中での突然の訪問者。
突然の訪問者は、映画「卒業」のように花嫁を奪いにくるのかと思ったらそうではないようです。
歌詞の解釈も難しいですが、映像のストーリーについてはもっと難しいです。