河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

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2010-09-11 00:00:01 | engagement

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「engagement」

河合奈保子さんの18枚目のオリジナルアルバムで、前作の「ブックエンド」から約3年半ぶりにリリースされたアルバムです。

「Calling You ・・・呼び寄せられて・・・」、「ブックエンド」と連続でミッキー吉野氏によるプロデュースアルバムが続いた後に、相当の時間をあけて奈保子さんと作詞家の吉元由美さんとの共同プロデュースにより完成したアルバムです。


(写真はアルバムジャケットです)

このアルバムで聴く奈保子さんの歌声は、以前と比べてとても優しく、伸びやかな印象を受けます。奈保子さんの歌声の特徴である「切なさ」の響きはもちろんそのままです。

サウンド的には、大人の音楽を意識した作りになっていて、前作までの音楽性を継承している部分もあると思いますが、アレンジャーに「けんかをやめて」の清水信之氏が参加している等、奈保子さんの初期の頃のサウンドも取り入れようとしているのではないかとも感じられます。
そのためか、アルバム全体の印象として、どこか懐かしさの響きがあるようにも思います。
「engagement」の歌詞カードに書かれているミュージシャンメンバーを見ていたら、懐かしい名前がありました。

サックス奏者の Jake H Concepcion氏です。
氏は奈保子さんの初期~中期の楽曲のサックス奏者としてアルバム等でよく名前を見かけた方です。
全てのアルバムの1曲1曲にミュージシャン名が記されている訳ではないのですが、おそらくこれらの楽曲でのサックスはJake H Conception氏だと思います。
・別世界(DIARY)
・危険なサマータイム(DIARY)
・恋のDoki Doki Train (Angel)
・帰れない、夏はセクシー、もうすぐSeptember (サマーヒロイン)
・追跡 (あるばむ)
・幻の夏 (Summer Delicacy)
・クラブティーンネイジ (Scarlet)
・黒髪にアマリリス (JAPAN)

以前のミュージシャンを登用する事からも、このアルバム「engagement」で奈保子さんは自分の音楽を振り返り、見つめ直しながら作り上げようとしたのではないかとも考えられます。

以前にもこのブログで紹介したことがありますが、
読売新聞1993年10月15日夕刊での記事です。


一旦はカバーアルバムのリリースを考えながらも、思い直して自分の納得出来る音楽をアルバムとしてリリースすることを目指し、苦しみながらリリースしたアルバムであることを伺い知ることができます。

その事を思いながらこのアルバムを聴くと、奈保子さんの音楽への心が胸に響いてくるようです。


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2009-12-10 06:09:18 | engagement

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1993年11月21日リリース。河合奈保子さんの18枚目のオリジナルアルバム、奈保子さんの歌声を聴くことが出来る(現時点で)最後のアルバムです。

「ブックエンド」から3年5ヶ月ぶりという久しぶりの作品ですが、JEWEL BOX2のブックレットによると、このアルバムリリースの前には他の人の曲のカバーアルバムをリリースする準備をしていたそうですが、それを思いとどまってのこの作品を作りあげたそうです。先日紹介した新聞記事「音楽人間」で述べられていた、奈保子さんの音楽に対する情熱とこだわりを伺うことができます。

最近のアルバムでは、全曲奈保子さんの作曲でしたが、今回は半分の5曲み。しかしその
5曲は全て作詞にも挑戦しています。

吉元由美・河合奈保子による共同プロデュースという形をとり、アルバムの編曲者には、清水信之さんと西平彰さんの2名が参加されています。

このアルバムではセルフコーラスは3曲です。アレンジ面では2曲がボサノヴァ(愛が始まるとき、三日月の草原)ですが、その他にも
・言葉はいらない
・エンゲージ
の2曲についても、聴き込んでいくとボサノヴァっぽく聞こえてきます。

「言葉はいらない」、歌い出しからサビ前の部分はリズムの刻み方がボサノヴァに近いように思います。
「エンゲージ」については、サウンド面では全くボサノヴァから離れているのですが、アレンジのベースはそれと思わせるような雰囲気が感じられます。

アルバムのコンセプト、アレンジについては先の4人の中で綿密に作り上げられたことがここからも感じ取ることが出来ます。

■歌詞カードウラ・オモテ

■歌詞カード見開き1

■歌詞カード見開き2

■歌詞カード見開き3

■歌詞カード見開き4

■歌詞カード見開き5

■歌詞カード見開き6

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engegement 2

2009-09-04 23:53:01 | engagement

昨日紹介いたしました、エンゲージメントの続きです。
このアルバム10曲中、5曲が河合奈保子さんの作詞・作曲です。
他の曲の作詞は、吉元由美さん。
また、アレンジャーは清水伸之さん、西平彰さん。
清水伸之さんの名前は、奈保子さんの曲では久しぶりに見ました。ご存じの方も多いと思いますが、「けんかをやめて」のアレンジを担当された方です。
奈保子さんの曲でこの方のお名前を見ることができるのは、「エンゲージメント」と「けんかをやめて」の他には、アルバム「サマーヒロイン」収録の「アプローチ」だけです。この曲は「けんかをやめて」と同様に竹内まりやさんとのコンビです。
「けんかをやめて」のときは、まりやさんが清水さんをアレンジャーに指名したようです。「エンゲージメント」では、どういういきさつで清水さんが担当されたか気になるところです。

ところで、「エンゲージメント」収録の曲で河合奈保子さん作詞・作曲の「言葉はいらないい~Beyond The Words」という曲があります。この曲を最初に聴いたとき、EPOさんの「音楽のような風」という曲が浮かんできました。曲の雰囲気、アレンジが似ているような気がしました。(実はこのことは、ある書籍でも評論されていたと最近知ったのですが。)
編曲は清水信之さんでした。実際にEPOさんと音楽活動をしていたことがあり、EPOさん自身のアレンジャーを務めたこともあるようです。
清水さんは「音楽のような風」の編曲はしていないようですが、何らかの影響があるようにも感じられます。

「engagement」 OnGen へのリンク (視聴あり)

竹内まりやさんの話が出てきたついでです。
奈保子さんファンであれば当然知っていることですが、昨年末に竹内まりやさんのブログで奈保子さんが紹介されていました。写真も掲載されており、以前と変らない奈保子さん内面からあふれでるようなかわいらしさに涙が出る想いでした。

竹内まりやさんのブログ (2008.12.21)

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2009-09-03 22:32:21 | engagement

「engagement」

1993年11月21日 発売

河合奈保子さんのボーカルが入っている、現時点での最新のオリジナルアルバムです。ちなみに、ボーカルなしのアルバムは先日紹介しました、nahoko音(2006.4.26)があります。

この時、奈保子さん30歳で、曲調、歌詞も以前のものとはかなり違っています。
(それ以前のアルバムも特徴あるものでしたが)

このアルバムを初めて聴いたのが、NAOKO PREMIUMを購入してからのことでした。
聴いたときに、奈保子さんらしい純粋さと切なさが込められた曲の数々に新鮮な驚きでした。もちろん、10代、20代の頃の純粋さ、切なさとは異なる大人の女性を感じさせるものです。
このアルバムでは、奈保子さんのとても優しくも切ない歌声が魅力です。
他のファンの方には、あまり評価されていないのかも知れませんが、私は「さよならを言えるまで」がとても、魅力的な曲のように感じました。
歌詞の内容は、奈保子さんのイメージとはかけ離れた「不倫」なのですが、初めて聴いた時、息が止まるくらいにメロディの切なさ、優しさに衝撃を受けました。

奈保子さんの歌は10代、20代、30代とそれぞれに表面的な明るさ、まぶしさとは裏腹(いえ、逆にそれ故にそうなのかも知れませんが)「純粋さ」、「切なさ」を秘めた歌声にとても惹かれます。

アルバムのタイトルから連想させるのは、「結婚」ですが、「エンゲージ」に込められた意味は結婚ばかりではないと思います。曲を聴いていると、歌詞やメロディからだけではなく、いつの時代の奈保子さんの歌声には内側から胸を締め付けられるような気持ちになって来ます。このアルバムは奈保子さんの大人の魅力があふれる作品になっています。

このアルバムでのシングル曲
A面:エンゲージ
B面:言葉はいらない
が収録されています。

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