民主党、国民新党、社民党の野党3党が「共通政策」を発表した。
時事通信は、『当初検討されたネーミングは「共通公約」だったのが「共通政策」にレベルダウンしたのは、社民党の埋没懸念だ』と伝えている。
読売新聞は、その社民・福島党首が『「社民党が大事だと思うことをちゃんと言っていく。自衛隊の海外派遣はダメとか、衆院比例定数の80議席削減は多様な価値観が入らなくて問題だとか、非核三原則の堅持とか、重要な . . . 本文を読む
13日付5大紙は、21世紀臨調が主催して12日に行われた総選挙前の党首討論(麻生太郎首相VS鳩山由紀夫代表)について論評した。
『自民党に対する「不満」と民主党に対する「不安」。今回の衆院選は有権者がそのどちらを重視するかの選択だという指摘がある。その意味では不満も不安も解消されなかった討論といえるだろう。(毎日)』
社説タイトルでは、朝日が「もっと大きな論点」で議論せよと注文した。
その論点と . . . 本文を読む
台風9号が左に渦巻きしながら日本列島に甚大な被害を及ぼしている。
また、NHKが10日放送のニュース7などで、平成21年8月7日~9日の世論調査結果を報じたが、今月末に行われる総選挙も左巻きの渦に襲われそうである。
NHKの発表によれば、支持政党の調査では、無党派層が前月比で-7%と低下し、自民・民主の支持率を押し上げる形で腹を決めつつある。
総選挙への関心については、「関心がある」と答えた人が . . . 本文を読む
●妖艶なエコノミスト・浜矩子がグローバルな傑人である所以は、「危機一髪回避力」と見る。
浜矩子にも「危機一髪」の時がある。しかし、彼女は常に負けないけれども勝ち過ぎない。不思議なエコノミストである。
その強さを裏打ちし、「ここが凄いぞ、浜矩子」と言わせる第一要因は、豊富な知識を土台として経済史観を確立させていること、そして幾多のディベートの戦場を勝ち抜いた経験であろう。
以下は、そのエピソードの第 . . . 本文を読む
●民主党マニフェスト、“身内”から批判
板橋区選出の民主党現役都議・土屋敬之氏が、民主党の偶像崇拝を戒めたという。
民主党の重要政策をまとめた「政策集」に書いてあることが衆院選マニフェストに抜けていることについて、土屋都議は「ふざけるなマニフェスト! 本心をひた隠し」「そんな政策を掲げて選挙をやれば民主は『第二社会党』だと批判を受けるからだ」と書いているとのこと。
民主マニフェスト“身内”から批判 . . . 本文を読む
毎日新聞が、3か月に1回くらい正気に戻ることがあるが、3日付朝刊がそうだった。
オバマ大統領を批判し、韓国核武装論を好意的にとらえ、中国の風船は数年で破裂すると報告し、民主党が「政権をとったら内閣に100人の議員を送る」と言うことの愚かさを書いている。
●エノラ・ゲイの乗員だったモリス・ジェプソン氏のインタビュー記事が凛然と第1面に輝き、そのジェプソン氏が、オバマ大統領の「道義的責任」発言につい . . . 本文を読む
09年7月26日、妖艶なエコノミスト・浜矩子の富山県女性財団などが主催する「サンフォルテ公開講座」は最終盤を迎えた。
■だからどうする・・・・4つの秘策
という訳で、妖怪は飛び交うわ、衝撃は待ち構えているわ、悲劇はそこまで来ているわ、という状況の中で、じゃあ「我々はどうするんだ」というのが、4つ目の課題として私に与えられテーマだったわけで、これに対しては4つの秘策を持ってお答えしたい。
それは . . . 本文を読む
『現在、世界と日本の経済に何が起きていて、わたしたちの生活はどうなるのか?』
難題を解くため、富山県女性財団は、妖艶なエコノミスト・浜矩子に3つめの質問をぶっつけた。
「暮らしはどうなるの?」ということである。
浜矩子は、「3つの悲劇が暮らしを襲うかも知れない」と前置きして講演を続けた。
■暮らしはどうなる・・・・3つの悲劇
話はどんどん悲惨な方向に向かって行ってしまうのですが、その必然性がある . . . 本文を読む
『現在、世界と日本の経済に何が起きていて、わたしたちの生活はどうなるのか?』
09年7月26日、富山県女性財団が、この難題を解くために妖艶なエコノミスト・浜矩子を富山市・サンフォルテに招いて問うた2つ目は「これから、何が起こるのか?」だった。
語り始める浜矩子のファッション。
レイヤード風にも見える3枚重ねのスカートは濃紺で洒落ていた。
白いスタンドカラーのジャケットはサッカー織りで縦縞がストラ . . . 本文を読む
7月27日、民主党は衆院選マニフェストを発表した。
同28日、大阪府・橋本徹知事がこれを批判した。
「子ども手当、高校の無償化…。いろいろ掲げていますけど、霞が関を動かさないことには一つも実現できませんよ」
民主党・鳩山由紀夫代表は同29日にぶれた。
「この間出したのは正式なマニフェストではない。正式なマニフェストは公示日からしか配れない」
30日、民主党・岡田克也幹事長もぶれた
「必要があ . . . 本文を読む
自民党の衆院選マニフェスト公表を受けて、1日付5大紙は社説で論評した。
特に日本経済新聞は、第1面はもとより、第2面から第5面までスペースを大きく割いて特集記事を掲載して検証している。
全党のマニフェストの比較検討評価がなされる中、日経の、識者による採点には「なるほど感」が高まるが、それによれば自民250点、民主210点で自民マニフェストが僅差勝ちしている。
このことを証明するのが産経新聞で、民主 . . . 本文を読む