いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

やっと本格化、プロ野球再編問題

2004-11-06 | プロ野球
球界再編に第2波のうねり 西武の球団売却発覚で (共同通信) - goo ニュース

西武の球団売却構想が表面化し、やっとプロ野球改革がスタートを迎えることになる。近鉄とオリックスの合併が発表されて以来、ラクテンが新規参入し数合わせはすんでいたが本質的な問題はなんら解決していなかったのだ。問題点が何なのかも分からなかったのではないか?少なくとも、まともな神経であればダイエーが球団運営できる企業であるかどうか程度の判断は出来たはずである。

そもそも、ダイエーと西武の問題がこれまで何の議題にもあがらないほど「プロ野球界」のオーナー、経営者はお粗末である。換言すれば、素人の経営者が球団を運営していたことになる。選手会との交渉においても、本質的な議論はまったくなされなかった。マスコミに捏造されたファンの声とやらで2リーグ制維持を簡単に約束してしまうほど無知な経営者集団なのだ。政治もそうであるが「世論」「支持率」などという甚だ実態の不明確な魔物に影響されすぎである。

賢明な経営者であれば、勝算なき事業から撤退するのは当たり前である。見栄や体裁で赤字企業を継続していることが関係者を不幸に巻き込んでいくことになるのである。諸行は無常である。はじめたからにはいつかわ終わりが来るのである。8チーム1リーグが妥当と仮説を立てたのなら、それに沿って選手会、ファンを説得してコンセンサスを作っていくのが経営者の仕事であったと思うのである。

野球はサッカーとは違うのである。サッカーが底辺の拡大に手をつけてから、野球の選手層は薄くなっている。その事を考えれば8~10球団が良いところだと思う。以前言われた所謂「銭の取れる選手」が枯渇しているのである。アマチュアに毛の生えたような選手でも普通のサラリーマンでは考えられないような年収を得ているということが異常なのである。高額年俸の選手が問題視されるが、むしろ最低年俸保証をしていることがコストをプッシュアップしているのである。

ダイエーと西武は思い切って解散という道を選ぶのも選択肢の一つではないか?近鉄、西武が存続不能ということであれば阪神はどうなのであろうか。ムラ社会の日本においては2つの私鉄が球団を維持できないという事実を考えれば当然、阪神は?という疑問がわく。過去には西鉄、阪急も撤退しており日本社会においては私鉄が球団を持つことは不可能なのでは。

いずれにしても、これでやっとプロ野球改革はスタートラインにつく事になる。

■西武ライオンズを売却へ、コクドが複数企業に打診

■西武が球団売却打診

■西武球団 売却を打診 コクド 複数企業に 株急落でリストラ

★西武ライオンズ身売り交渉!200億円で9社に打診
『新規参入レースに敗れたライブドア、CS放送「スカイパーフェクTV」を運営するスカイパーフェクト・コミュニケーションズ、テレビ朝日、サントリー。さらには、ダイエー買収を検討している有線ブロードネットワークス、日産自動車、トヨタ自動車、日本コカコーラ、稲盛和夫最高顧問が堤前オーナーと親交が深い京セラなどにも話があったもようだ。』



上野駅

2004-11-06 | WEBLOG
久しぶりに上野駅を利用する機会があった。

中央改札口から地下ホームへのコンコースに菊が飾られている。立ち止まってみてみると、弥彦菊まつりのPRであった。ほのかに菊の香りがして雑踏の中に清涼感を漂わせている。

東京にあるターミナル駅の中でも「上野駅」は最も故郷を思い出させる駅である。

故郷の 訛りなつかし停車場の 人ごみの中に そを聞きに行く(啄木)

まさに上の駅を最もよく表現した短歌である。

駅前には「ああ上野駅」碑もあり、やはり上の駅は特別な駅だ。


★石川啄木記念館
★啄木勉強ノート
★啄木の息