いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

米大統領選

2004-11-02 | ニュース
米大統領選、投票始まる 投票者数、大幅増の予想 (朝日新聞) - goo ニュース

共和党ブッシュ、民主党ケリー、事前の世論調査ではほぼ互角。まれに見る接戦が予想されている。

最近読んだ「孫子・勝つために何をすべきか」(PHP文庫)の中で渡部昇一氏が面白いことを書いている。なるほどと思う。

『アメリカに「人民」はいない』というのである。『思うに、日本がアメリカを分かり損ねた理由のひとつは、英語学者の端くれして言うと、「ピープル(people)を「人民」と訳したことにあると思います。アメリカには、人民などどこにもいません。王様がおり、貴族がいて、はじめて「人民」がいるのです。アメリカには王侯貴族がいないところのピープルですから、私はこれを「皆の衆」と訳すべきだと思う。

「人民の、人民による、人民のための政府」というのは「皆の衆の、皆の衆による、皆の衆の政府」ということになる。「皆の衆」しかいないのです。だから、日本の外交官も、アメリカの「皆の衆」に働きかける外交官でなければならないというのが、私の意見です。』

なるほど、議会が承認しなければなにも出来ない国なのです。本質的に言えばそれが民主主義といわれるものなのでしょうが。

「皆の衆」が頭目を選ぶ選挙が始まったということなのです。「皆の衆」にとってどちらの候補者がより頭目としてよいか?それを決めようとしているのです。

彼を知り己を知れば、勝乃殆うからず!!



楽天で転落  日本プロ野球

2004-11-02 | プロ野球

茶番劇は「楽天」で決着。いまさらながら、日本のプロ野球の問題意識のなさが露呈した。年寄りの好みで選ぶべきではない。優等生ぶった経営者ではこれからの乱世は勝ち抜けない。

■小池唯夫パ・リーグ会長の話 全会一致。異論は出なかった。新規参入については、それほど時間はかからなかった。パは来季6球団? 5球団より偶数の方が、日程なども組みやすい。

■巨人・滝鼻卓雄オーナー会議議長(巨人オーナー)の話 熱意の優劣はつけがたかった。一番の問題は継続的、安定的に球団を保有できる経営体力があるかどうかだった。プロ野球がいい方向へ進んでくれれば。

■中日・白井文吾オーナーの話 パがまた6球団になってよかった。決め手は体力。楽天が相当上回っているということだった。楽天は営業についての考えも既存の球団とは違う。今までの球団がやらないことをやる可能性がある。

■ヤクルト・堀澄也オーナーの話 気持ちとしては両方とも入ってほしいが、今の球界の市場では12球団がいいのでは。(楽天は)青少年にいい影響を与える球団であり、親会社であってほしい。

■阪神・久万俊二郎オーナーの話 楽天は間違いないだろう。チームが一人前になるには時間とお金がかかる。三木谷オーナーは本業と五分五分のバランスを取ってください。私の経験からいってそれが長持ちする。

■広島・松田元オーナーの話 楽天が本拠地にする宮城(仙台)は広島と似た地方都市。親しみを持って応援したい。行政、民間、ファンが一体となってバックアップすることが地方での成功の鍵になる。

■横浜・若林貴世志オーナーの話 長くプロ野球を愛してくれるオーナー企業を判断した。厳しい経済下で収益の柱は多い方がいい。アイデア豊富な若い球団だから、われわれも参考にするかも。

暢気なコメントを出しているが、自分とこの球団は大丈夫なの?と言いたい。コメントを出したくても出せない球団があるということは寂しい限りだ。すでにダイエー、西武は赤信号、セリーグは黒字といっているけど本当だろうか。ライブドア以下の財務内容の会社が山ほどありそうだ。

ライブドア堀江社長はメジャーリーグのオーナーを目指してほしい。日本のプロ野球では先が見えています。大阪とハワイをフランチャイズに真剣に考えてみてほしい!!間違ってもダイエーや、西武の買収をしないように。

それこそがメジャーリーグを目指す若者へのプレゼントとなる。とにかく、巨人がやらないことに挑戦して、夢を売るプロ野球の本質を取り戻して・・・。

いずれにしても、見え見えの選考劇を演じ、「楽天」を選んだプロ野球界は大きく転落への第一歩を踏み出したといえる。ファンはすべてをお見通しだということが分からないオーナー達に明日はない。


■ノンフィクション作家の長田渚左さんの話 最初に結論ありきという印象だ。企業の経営体力や安定性という選定理由を聞いても、後から付けた理屈のように思える。この問題に関して仙台市で開かれたシンポジウムの司会を務めたが、地元は圧倒的にライブドア支持であることを肌で感じた。地元は一連の流れの中でライブドアが果たした役割がどれほど大きいかよく分かっている。楽天は小器用に参入したというイメージを持たれるだろう。どこまで東北人に受け入れられるか疑問だ。「ライブドア同情層」を含めて引き受ける覚悟が必要だ。


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慶大優勝(6季ぶり31回目)

2004-11-02 | アマチュア野球
早稲田は勝ち点、慶応が2連勝で決まる優勝。
慶応が見事2連勝して、6季ぶり31回目の優勝を決めた。

勝敗の分かれ目は1回戦にあった。早稲田優位に進んでいた試合を、慶応に引き寄せた一打があった。2点を先制された慶大は4回、岡崎の適時二塁打で1点差とし6回には無死満塁から岡崎がセンター前にはじき返し2走者を迎え入れ逆転、なおも金森宏犠飛で1点を加えた。

慶応岡崎が6回無死満塁で2-3から放ったピッチャー足元を破るセンター前ヒットが、慶応に優勝を呼び込んだといっても過言ではない。甘かったとはいえ、左投手特有のインコースの速球をセンター返しした打撃は見事であった。

残念ながらわが後輩の塩谷選手は3回裏、2死2塁の場面で2-3から見逃しの三振。反撃の足がかりを作れなかった。(写真:NHK教育テレビ)

明治神宮野球大会では、東京六大学の代表として、優勝してもらいたい。塩谷の活躍に期待して!!


■東京六大学野球連盟

■日本学生野球協会