米大統領選、投票始まる 投票者数、大幅増の予想 (朝日新聞) - goo ニュース
共和党ブッシュ、民主党ケリー、事前の世論調査ではほぼ互角。まれに見る接戦が予想されている。
最近読んだ「孫子・勝つために何をすべきか」(PHP文庫)の中で渡部昇一氏が面白いことを書いている。なるほどと思う。
『アメリカに「人民」はいない』というのである。『思うに、日本がアメリカを分かり損ねた理由のひとつは、英語学者の端くれして言うと、「ピープル(people)を「人民」と訳したことにあると思います。アメリカには、人民などどこにもいません。王様がおり、貴族がいて、はじめて「人民」がいるのです。アメリカには王侯貴族がいないところのピープルですから、私はこれを「皆の衆」と訳すべきだと思う。
「人民の、人民による、人民のための政府」というのは「皆の衆の、皆の衆による、皆の衆の政府」ということになる。「皆の衆」しかいないのです。だから、日本の外交官も、アメリカの「皆の衆」に働きかける外交官でなければならないというのが、私の意見です。』
なるほど、議会が承認しなければなにも出来ない国なのです。本質的に言えばそれが民主主義といわれるものなのでしょうが。
「皆の衆」が頭目を選ぶ選挙が始まったということなのです。「皆の衆」にとってどちらの候補者がより頭目としてよいか?それを決めようとしているのです。
彼を知り己を知れば、勝乃殆うからず!!
共和党ブッシュ、民主党ケリー、事前の世論調査ではほぼ互角。まれに見る接戦が予想されている。
最近読んだ「孫子・勝つために何をすべきか」(PHP文庫)の中で渡部昇一氏が面白いことを書いている。なるほどと思う。
『アメリカに「人民」はいない』というのである。『思うに、日本がアメリカを分かり損ねた理由のひとつは、英語学者の端くれして言うと、「ピープル(people)を「人民」と訳したことにあると思います。アメリカには、人民などどこにもいません。王様がおり、貴族がいて、はじめて「人民」がいるのです。アメリカには王侯貴族がいないところのピープルですから、私はこれを「皆の衆」と訳すべきだと思う。
「人民の、人民による、人民のための政府」というのは「皆の衆の、皆の衆による、皆の衆の政府」ということになる。「皆の衆」しかいないのです。だから、日本の外交官も、アメリカの「皆の衆」に働きかける外交官でなければならないというのが、私の意見です。』
なるほど、議会が承認しなければなにも出来ない国なのです。本質的に言えばそれが民主主義といわれるものなのでしょうが。
「皆の衆」が頭目を選ぶ選挙が始まったということなのです。「皆の衆」にとってどちらの候補者がより頭目としてよいか?それを決めようとしているのです。