日本では、プロスポーツチームの経営成功のカギは地域に密着することで、その理想の姿が大リーグと信じられている。しかし、ことはそう単純ではない。エンゼルスが本拠地のアナハイム市と大もめなのである。球団がチームに冠していた「アナハイム」を「ロサンゼルス」に変えると言い出したためだ。（産経スポーツ）⇒moreとは言っても基本的にメジャーは都市対抗野球の色合いが濃い。日本もＪリーグの成功例を見ればまず、企業名をはずして、地域密着志向をすべきである。現状では大半の球団が赤字といっているのであるから。
それと改革、改革とは掛け声ばかり、働くかどうか分からない選手に多額の契約金を払い、高額年俸を払うという神経が理解できない。実績を上げた選手が高額年俸になるのは当たり前であるが、「海のものとも、山のものとも分からないものに」全球団競って多額の金銭を払い、それで赤字ですとは恐れ入る。
高額年俸の選手をやり玉に挙げるより、プロなのだから、「最低年俸保証的」な新人への報酬は考え直すべきである。ドラフトは「戦力の均衡」と「年俸の高騰抑制」が目的ではなかったのか？