坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

東京藝大教員有志による被災地復興支援・文化財救援作品展

2011年06月22日 | 展覧会
東日本大震災による文化財の救援事業(文化財レスキュー事業)が、現在文化庁文化財部により実施されていますが、東京藝術大学内の藝大アートプラザにて、標題の展覧会が開催されています。
平成17年にオープンしたこの施設は、東京藝術大学大学美術館に隣接し、ミュージアムグッズとは少し趣が異なり、教員の作品やデザイン的なオリジナル作品を販売し、気軽に立ち寄れる空間になっています。(写真は内部の様子です)
本展の出品作品は絵画、彫刻、工芸、書籍などで、出品作家はO JUN(敬称略、以下同)、河北秀也、小津文哉、斎藤典彦、手塚雄二、日比野克彦、宮迫正明、宮田亮平(学長)など藝大の教員有志45人の構成となります。
なお、開催期間中の作品の売上金は公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団に寄付されます。

◆東京藝大教員有志による被災地復興支援・文化財救援作品展/開催中~7月10日/藝大アートプラザ(上野公園)