我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

『宇宙戦艦ヤマト2202』世界の地球防衛艦隊/建艦計画 後編

2019-02-07 22:18:28 | 宇宙戦艦ヤマト2202


ではでは、前回(前編)に続きまして、宇宙戦艦ヤマト2202世界における地球防衛艦隊の建艦計画について妄想話を展開していきたいと思います(^o^)
念のため、前編での妄想内容を振り返っておきますと、11番惑星へのカラクルム級大量襲来により、地球は実質的な戦時モードに突入、防衛艦隊の建艦計画を少数で圧倒的多数を倒すための効率を最優先とすべく、次世代AIへの丸投げが実行されます。
結果、撃破効率の高い拡散波動砲を搭載した最小艦型であるD級(ドレッドノート級)が他級の建造を抑えてまで大量建造された――というものでした。

ええ、ええ。もちろん全部、状況証拠から私が勝手にでっち上げた妄想ですよw
ですが一度始めた妄想です。その線に沿って最後まで続けてみたいと思います
後編では、D級の集中・大量建造により割を食ったであろう中小艦艇について取り上げていきます。



まずはパトロール艦から行ってみましょう。
当時の地球の戦略環境――圧倒的と評する他ない膨大な戦力を有するガトランティス軍本隊の本土侵攻が確実視されている――に対して、地球防衛艦隊が選択した戦策は以下のようなものだと思われます。

 〇戦略:守勢防御(自らは打っては出ない。ひたすら守りに徹する)
 〇戦術:機動防御(敵侵攻勢力を前線の張り付け部隊で支えつつ、その間に後方から機動させた主力部隊を叩きつける)

守勢防御については、字義通りの意味でイメージは容易と思います。
対する機動防御は、第5章17~18話での尾崎艦隊が張り付け部隊、山南艦隊が主力部隊とイメージしていただくと分りやすいでしょうか。
劇中での描写はありませんが、尾崎艦隊と同じような戦力を有する張り付け部隊が、太陽系内の各惑星や小惑星帯にもそれぞれ駐留していると考えられます。
彼らの役割は、ガトランティス軍の侵攻があった場合、一分一秒でも早くそれを察知し、司令部へ通報すると共に、主力部隊到着まで敵を釘付けにすることです。
と、口で言うのは簡単ですが、敵侵攻戦力に対して張り付け部隊は戦力で圧倒的に劣りますから、非常に困難な任務であることは言うまでもありません。
彼らが絶対に避けなければならないのは

 ①味方の主力艦隊到着前に殲滅されてしまう(or突破されてしまう)
 ②侵攻に気がつかない

以上の二つです。
特に、非常に難易度が高い①を達成する為には、敵の奇襲を許すことは絶対に避けなければならず(劣勢な側が奇襲を受ければ時間稼ぎもできずに瞬殺されてしまう)、可能であるなら、出現した敵に対して有利なポジションを占め、稼ぐ時間を少しでも増やしたいところです。
その為には、できるだけ遠距離から、できるだけ詳細な敵情(艦種・数など)を察知可能なセンサーが不可欠であることも自明でしょう。
またそれは②のような事態を避けることにも繋がります。
その点、実質的に前衛を務めている張り付け部隊の優秀なセンサー(目と耳)として、パトロール艦が一定数(少数)建造されるのは十分に理解できます。
せっかくD級を主力とする破壊力の大きな主力艦隊(機動戦略予備)を時間断層で造り上げても、それを正しいタイミングで正しい場所に投入できなければ、せっかくの破壊力も半減しちゃいますからね。



続いて護衛艦。
波動砲艦隊構想下においては、最小規模――つまりは最小コストで実現可能な波動砲艦の実現が模索されるのは当然な気がします。
その存在を最も危うくするのもやはり、D級の大量集中建造による建造リソースの圧迫ですが、本級については、もう一つ存在を危うくするファクターがあると思います。
それは、金剛改Ⅱ型のように波動砲が搭載可能となった『村雨改Ⅱ型』なる艦が存在・成立する場合で、既存の村雨改が改Ⅱ型に改装(アップデート)できるのなら、護衛艦の新規建造よりもコストと工業力の両面で優位に立つ可能性があるからです。
とはいえ、2202劇中で護衛艦は目立たないながらそれなりの数が登場し、村雨改Ⅱ型なる艦は未登場という現実からすると、少なくとも現時点では波動砲の小型化や搭載波動エンジンの出力強化に限界がある等、何らかの理由で村雨改Ⅱ型は成立し得ないんだろうと私は妄想しました。
条件を現時点と限定したのは、もしも将来、更に波動砲の小型化技術が進歩したり、高効率な波動エンジンの出力増幅装置が開発されるようなブレークスルーがあれば、村雨改Ⅱ型が実現(登場)する可能性があるからです。
特に、時間断層みたいなチート手段が今後使えなくなり、今までのような勢いで新規艦艇の増強が不可能になってしまう状況が発生すれば、通常の工業力でも比較的短期間且つ安価に実現可能な既存艦の強化・高性能化は避けて通れないでしょう。



また、D級の大量集中建造の陰でとはいえ、少なくないリソースを消費してまで護衛艦が一定数建造された背景として、D級主力の決戦艦隊は唯一無二の虎の子戦力であるが故に、ガトランティスの小規模な威力偵察程度には軽々に投入できないという面があると思います。
結果、第17話冒頭で芹沢さんが説明したようなガトランの威力偵察艦隊を迎撃するのは、前衛艦隊単独でという事になりますが、ガトランの威力偵察艦隊が頑丈極まりないカラクルム級を含んでいた場合を考えると、迎撃側も波動砲装備艦を中心としたいと考えるのもまた自然な気がします。
昨今はすっかりモブ化・ザコ敵化してしまいましたが、登場当初のカラクルム級はたった一隻で数百隻規模の地・ガ連合艦隊を食い止め、逆襲したばかりか、アンドロメダ級の新型ショックカノンでも一撃では仕留められなかったのですから、その撃破は波動砲に頼らざるを得ないと防衛軍上層部が考えてしまうのは致し方がないでしょう。
その点、D級の大量建造は機動戦略予備たる決戦艦隊用、護衛艦の限定建造は前衛艦隊用に行われたと考えれば、多少は納得しやすいと思います。



村雨改の名前が出たので、金剛改Ⅱ型についても触れておきましょうか。
本型についての一番の謎は、なぜ第一話時点では波動砲はもちろん波動防壁も展開できなかったかという点に尽きます(それは村雨改も同様)。
まぁ、それらが可能になると、地球艦が無敵になり過ぎるからと、ガミラス艦との能力差が大きくなり過ぎるから、アンドロメダが劇的に登場できない等の演出上の理由が大半と思いますが、ここではそうしたメタ視点の考察は脇に置いておきます(笑)

純技術的な想像をすると、ガミラス戦争終結後すぐに建造された金剛改型は、とにかく早期に多数を揃えることが求められた為、小型波動砲の開発が間に合わなかった可能性があります。
しかしその後、パト艦や護衛艦用に新型の小型波動砲(資料によっては波動噴霧砲とも書かれている)が開発されたことで、艦の規模に余裕のある金剛改型にそれがフィードバックされたと考えるのが妥当かと。
また、こうしたレトロフィットが実行に移された理由として、本来必要な中型汎用艦の新規建造分のリソースをD級に回す為に、既存の金剛改に白羽の矢が立ったと考えるのは如何でしょうか?
もちろん、ここで言う新規建造の中型汎用艦とは、さらば/2には登場しながら2202には未登場の巡洋艦の事です。



このポジションに収まるのはパトロール艦でも良いのですが、パト艦は性能バランスの多くを索敵・哨戒性能の強化に振り向けている事もあって、建造コストが通常の汎用艦よりも高くつくであろう点がネックになると思います(現在の軍艦ですら、直接的な兵装よりも電子装備の方が高くつくようになっています)

ではここで、D級を決戦戦力に位置付ける地球防衛艦隊に、なぜ中型汎用艦が必要とされるのかという点を整理しておきましょう。
中型艦が配備されるのは、主力艦隊ではなく前衛艦隊の方になります。
前衛艦隊は特定宙域の張り付け部隊故に、先に述べたような『哨戒』『通報』『遅滞戦闘』以外にも多彩な任務をこなさなければなりません。
既に地球圏に不法操業する密輸船や宙族みたいな存在が出現していれば、保安任務も必要でしょうし、空間航路の使用が活発化すれば宙難事故に対応する救難任務も行わなければならないでしょう。
そうした多様な任務に対応する際、艦隊は必要に応じて幾つもに分割されて運用されることになります。
2202の17話では、数日前からガト軍の蠢動が活発化したという事情があった為、土星圏の前衛艦隊は一まとめになっていましたが、そうした状況がなければ艦隊の一部は交代で受け持ち宙域のパトロールや訓練、休暇配置に就いたりしていた筈です(あるいは、そんな事情であの宙域に不在の艦もあったかもしれません)。
すっかり説明が長くなってしまいましたが、前衛艦隊は多様多彩な任務をこなすために、普段はむしろ戦隊や任務群といった単位で細かく分割して運用されるのが常であり、それ故にある程度バランスの取れた編成が必要になってくる訳です。
つまり、旗艦たる極少数のD級とワークホースたる多数の護衛艦の間で、群旗艦や戦隊旗艦を務められる中型艦が一定数必要です。
たぶん、カラクルム級の大量襲来前まで、こうした中型汎用艦として“さらば/2”の巡洋艦の建造計画がちゃんと存在していたんだと思います。
しかしカラクルム級襲来後、次世代AIによってD級の大量集中建造が決定すると、新規建造ではとても必要な中型艦の数を満たせない・・・・・・あ、そういえば、既にたくさん就役している金剛改にパト艦用の小型波動砲を追加装備すれば、巡洋艦クラスの中型艦を楽に多数揃えられるじゃないか――みたいな思考経過を辿ったんじゃないでしょうか。



ある意味、波動砲を装備可能な村雨改Ⅱ型が存在し得なかったが故に、護衛艦が建造されたという先程の妄想とは真逆の展開ですね。
D級の大量集中建造決定によって巡洋艦の新規建造は凍結され、その代わりに規模・性能的に近い金剛改型がⅡ型にアップデートの上、再配備されたと。
なので金剛改Ⅱ型は新規建造されたのではなく、あくまで既存のⅠ型を改装した艦であるというのが私の妄想です。
まぁ、この妄想でも第一話の金剛改や村雨改が波動防壁を展開できなかった理由の説明にはならないのですが、それはアップグレード時に波動エンジンが高効率化され、ようやく満足に波動防壁が展開可能な機関出力を手に入れたとか、ガミラスの手前、性能にリミッターがかけられていたとか・・・・・・そんな感じにでもしておきましょうかw



すっかり長くなってきましたが、残るは2202未登場枠の宇宙空母と駆逐艦ですね。
駆逐艦もなぁ・・・・・・きっと元々は(カラクルム級大量襲来前は)建造計画があったと思うんですよ。
波動エンジンが搭載されたとはいえ、磯風改型では艦規模に起因する居住性や兵装搭載量の点で駆逐艦戦力の主力とするにはまだまだ問題が残っていると思います。
長期間の航宙は乗員への負担が大きいでしょうし、搭載できる兵装量が小さいので連続した戦闘を行うこともできませんので、補給が限られる外宇宙への戦力展開を考えると、非常に運用が厳しい艦だと思います(実際、八番浮遊大陸基地奪還作戦時にも、磯風改型は極少数しか参加していませんでした)。
また、常識的に考えて波動砲搭載艦は非搭載艦よりも建造コストは高くなるでしょうから、艦隊構成艦全てを波動砲艦にするのは、それこそ戦時特有の無茶な国家予算をでっち上げでもしない限り、かなり無理があると思います。
それらの点から、磯風改型の後継艦として、より大型の駆逐艦の建造要求が出され、建造が計画されるのは自然なことに感じます。

でも、ここでもやはりカラクルム級の大量襲来と、白色彗星(本隊)襲来の恐怖が、そうした経済性や健全性を粉々に粉砕してしまったのでしょうね。
結果、整備されたのは波動砲搭載艦ばかり・・・・・・。
また、対白色彗星戦の基本戦略が守勢防御に決定されれば、想定戦場は必然的に太陽系内となりますから、それなら現有の磯風改型の居住性の悪さや継戦能力の低さも問題にならないという判断があったのかもしれませんね。



そして最後は宇宙空母。
2202世界の表現で言えば、空母型D級とでも呼称すべきでしょうか。
この宇宙空母が建造されるとすれば、その目的は艦隊航空戦力(艦載機戦力)を底上げする為と考えられ、同じ役割の艦に空母型A級(アンドロメダ級)があります。
しかし、空母型A級は航空兵備を追加した分、戦艦型に輪をかけて高価でしょうから、大量に建造・配備する訳にはいかないでしょう。
その点、空母型D級は、艦の規模的に搭載機数は空母型A級に劣るでしょうが、ベースになった艦の違いから、A級ベースよりもかなり安価に調達できると思います。

しかし・・・・・・それはあくまでハード面とコスト面からから見た解釈であって、“必要性”という点ではどうなんでしょう?
それを考える為に、まずはオリジナル版での宇宙空母の立ち位置はについて振り返っておきましょう。
オリジナル版ではコスモタイガーⅡ等の艦載機をまとまった数で搭載可能だったのは、最大限まで解釈の幅を広げたとしても、アンドロメダ、ヤマト、主力戦艦くらいで、この点はオリジナル版も2202も違いはありません。
ただ、『さらば』の地球艦隊の構成はアンドロメダ級1隻、主力戦艦35隻でしたから、仮に各艦の搭載機数を2202と同じとして、更にヤマトを加えても、艦載機総数は600機くらいにしかなりません。
600という数字はそれなりの数ですが、艦載機を搭載可能な艦が幾つかの艦隊に分けて運用されることを考えると、相手が相手だけに全く心もとない数字です。
その数字を底上げする為に、主力戦艦の砲撃能力を削減する代償として艦載能力を強化したのが宇宙空母という存在なのだと思っています。



と、そこまで言っただけで既にお気づきの方も多いと思いますが、2202世界では艦載機を搭載している艦は決して不足していないんですよ。
各15機のコスモタイガーⅡを搭載可能なD級が主力艦隊には500隻以上所属していますので、その艦載機総数は単純計算で7500機にもなります。
逆に、それだけの機体とパイロットが用意できるのか心配になるくらいの数です。
その点からすると、オリジナル版のように不足する艦載機数を底上げする為の艦など、全く不要に思えますよね。

むしろ、宇宙空母に居場所があるとすれば、尾崎艦隊のような前衛艦隊の方かもしれません。
尾崎艦隊に属していたD級はたったの二隻、艦載機数は僅か30機です。
その艦載機隊は奇襲攻撃により、出現したばかりのナスカ級複数を見事仕留めますが、あるいは更に機数があれば、何故か攻撃目標からは外されたバルゼー座上の超大型空母にも攻撃を加えられていたかもしれません。
とは言え、それですら宇宙空母の必要性はマストではなく、精々『それでもいいかな』程度に過ぎません。
実際、尾崎艦隊のD級二隻は通常型でしたが、主力艦隊到着までの時間稼ぎの任務を立派に果たしました。
また、対ガトランティス戦が完全な防衛戦である以上、太陽系内の惑星や衛星に設置された基地航空隊を活用できる可能性もあるので、その点でも宇宙空母の存在意義はますます低下してしまいます。
その点、D級の就役数を一隻でも増やすため、余計なバリエーション建造を認めなかった次世代AIの判断は理解できなくはないですね。



さてさて、そんなこんなで2202世界の地球防衛艦隊の構成と建艦計画について妄想全開でお送りしましたが、如何だったでしょうか?
わたし的には、11番惑星にカラクルム級が押し寄せてくるまでの地球防衛艦隊は、“さらば”や“2”を彷彿とさせる豊富なバリエーションとバランスの取れた艦隊構成を目指していたんじゃないかと思っています。
それが、カラクルムの大襲来を境に、完全に様変わりしてしまった。
優先されるべきは一にも二にも拡散波動砲を装備可能な最小艦型『D級』、だいぶ距離が空いて次点が最小の波動砲艦である『護衛艦』。
そこには、大型艦―中型艦―小型艦がピラミッド構造を形成する艦隊としての“バランス”など欠片もなく、とにもかくにも少数で大軍を撃破する為の“効率”だけが次世代AIによって徹底的に重視されました。
その点、軍事に詳しいと自認する人ほど、2202世界で具現化したD級が大半を占める主力艦隊は魅力に乏しいかもしれません。
しかし同時に、元計画が目指したであろうバランスの取れた見栄えの良い艦隊構成で白色彗星本隊の襲来を迎え撃った場合、2202本編のような粘り強い交戦(悪戦とも言う)は到底不可能だったでしょう。
砲撃・雷撃・航空といった艦隊の総合力を活かす戦術や緻密な作戦が考案され、勇壮で華々しい戦闘こそ発生するでしょうが、圧倒的過ぎるガトランティス軍の戦力に悪戦すら許されず、短時間で押し潰されてしまうのは確実です。
結局、バランスは取れていても絶対数が不足する千隻程度の艦隊では、数十万・数百万の数で押し寄せてくるガトランティスに対して、瞬間的なパンチ力、継戦能力共に不足してしまうのです。
その点、とにかく拡散波動砲搭載艦の数を揃えて、ひたすら敵を薙ぎ払い続けるという地球防衛艦隊の選択は、2202のガトランティス帝国の設定ありきで考える場合、リアル且つ限りなくベストの手段だと思います――面白いかどうかは別にして。
もちろん、刹那的でもいいので、各種艦艇や航空隊が乱舞する派手な海戦(宙戦)を観たかったという気持ちも人情としてはあります。
でも、もうしそうなっていたら、今度は『オリジナル版から40年経っても、相変わらずヤマトの戦闘シーンにはリアルさがない』とか言っていたかもしれませんねw

まぁ、そんな愚痴なのか感傷(笑)なのか分からない想いはともかく、我々は2202での現実を現実として受け止めなければなりません。
でも、今回の妄想のような背景があると肯定的に考えられるなら、未登場の巡洋艦も駆逐艦も宇宙空母だって、“この先の世界”では存在し得るんじゃないかと前向きに考えられる気がします。
あるいは、画面には映らなかっただけで、それらの艦の最初期建造艦は既に少数ながら就役に漕ぎ着けていた――なんて考えてもバチは当たらないでしょう。
そんな風に考えることができれば、2202世界も、更にその先の世界も、この先もまだまだ楽しみ続けられるんじゃないですかね?

――了

さて、久しぶりの妄想系ブログ記事でしたがちゃんと完結できまして、少しですがホッとしました(^^;)
次はまた、艦というハードよりも、もう少し戦略・戦術面に寄った文章を書いてみたいところです。
それと、今回の記事ではSOY-YA!!さんに御協力いただきまして、1/700護衛艦と1/700宇宙空母の画像をお借りしました(^o^)
特にこの護衛艦につきましては、2月10日(日)のワンフェス2019冬でもSOY-YA!!さんブースで販売予定ですので、ご興味ある方は是非お立ち寄り下さいませ♪
蛇足ですが私も売り子さんをしていますのでw


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9 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-02-08 11:32:09
波動砲が切り札ではなく主武装になっているのが面白かったです。
Unknown (Unknown)
2019-02-08 18:25:06
収束波動砲での敵艦撃破が効率的では無いのは、エンケラドゥス守備隊の戦いでも証明されてしまったので、建造をD級に特化させたのは納得ですね。でも収束波動砲も無力では無いので、少しでも足しにするために金剛型や村雨型への波動砲搭載くらいはやっているかもしれません。(それこそ地上の造船所を官民問わず徴用して…間に合わないかも。)
あと、尺的にあり得ないですが更に追い詰められた結果、次世代AIが「最悪、拡散波動砲がぶっぱなせればいい」という「戦時簡易形D級戦艦」の建造に踏み切る…なんかあるかも?と妄想。長々と失礼致しました…。
主力戦艦改装空母 (大隅)
2019-02-08 21:08:00
えらい久しぶりの書き込みですが……。
一つ大事な点が抜けている気がします。
「さらば」ベースの場合そもそも地球艦隊に主力戦艦改装型宇宙空母が存在しません。
なので「2」ベースではない以上、そもそも艦隊航空戦力の為の宇宙空母の存在そのものが作劇上も作中設定上も考慮されていないと見るべきではないでしょうか?(代替が「あの」空母型アンドロメダなんでしょうが……)

一応全章見てはいますが、正直なトコ「考証派」の方とは相性が悪すぎる気がします、2202は。
金剛改型 (babymagnum)
2019-02-09 16:14:37
いつも私の想像には無い考察で楽しませてもらってます。

金剛改型に波動砲が搭載されていないのは私は真田さん協力が無かったからだと考えています。
ヤマトへの波動砲再装備が決定するまでは真田さんも沖田艦長の遺志を尊重し、新型(小型)波動砲開発への協力をしなかったのではないかなと思います。
そのため、ヤマトへの再装備決定後の建造艦からの搭載となったのではないかと。

つたない妄想で失礼しました。
出なかった艦の今後に期待 (mars)
2019-02-09 16:25:32
おっしゃる通り「波動砲艦隊」だとA,D級に護衛艦。哨戒用パト艦と陸上機を優先するのが「合理的」です。ムラサメ改二型が無かったのは旧艦艇で一番古く部品が無いのと、こんごう型は「外」のドックで改装、磯風型は露天での作業するもムラサメに割り当てる場所は無いとか、その余裕があれば新駆逐艦を生産開始すると思います。
艦隊構成 (権兵衛)
2019-02-10 13:16:58
成程、確かにアンドロメダの収束圧縮型ショックカノンにも耐え得るような艦が万単位で出る以上、それ以外に対抗手段が無いですね。

現状では波動カートリッジ弾のような波動砲の代替装備は無く、仮にあったとしてもカラクルム級の装甲を貫徹できる保証も無いですし。

地球人やガミラス人と全くメンタリティが異なる相手である以上、戦術思想も変わってくる。それに合わせた戦い方をせねば勝つことなど覚束ない。それ故に アンバランスな艦隊構成もやむを得ないのでしょうね。
月野しずく「なんで、『2202』での戦闘シーンにリアルは無いの?」 (N-WGⅨ/V@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)
2019-02-21 19:19:07
こんばんは、どーも、N-WGⅨ/V@2199です。

うーん、そうかな。『2202』での制作方針は『2199』と違い、旧作回帰だったらしい。話や動きの方が優先かな…。(しかも、見た目のディテールが手抜きになってる。)第1章 嚆矢篇の艦隊戦もリアルさも無さそう。

クラスDことドレットノート級の大量建造を優先させたのは、第11番惑星の上空に出現したメーザー艦隊(第ハ遊動機動艦隊)に所属した大量のカラクルム級(総数:250万隻!)とか白色彗星内部にあったカラクルム級(総数:1000万隻から10億隻位かな)の事である。ドレットノート級の乗組員の確保も困難になそう。(地球の人口もガミラス戦争で3分の1に減少したよ。)あのドレットノート級が500隻を超えたら、無人艦型仕様で良かった。後は砲雷撃と航空攻撃もちゃんと十分になったいいな。拡散波動砲に依存するのは、やめよう。(つまり、波動砲絶対主義は大艦巨砲主義みたいになってる。)

おまけには、「真実のラストPV」がupしたら、主要キャラが死亡するシーンがあるのは、黒富野だったらしい。

宝生永夢「『2202』が黒富野で『2199』が白富野の事か。『2202』がダメだった、ザブングルを見て学んだならいい。」
ムラサメ改の再利用 (shiniri)
2019-02-21 22:46:36
無人化してワープ爆雷にするとか。
敵艦隊中にワープアウト後、即波動エンジン暴走爆散。
最低でも波動共鳴は得られそう。上手くいけば、ちょっとした拡散波動砲並みになるかも。
戦時急造簡易型拡散波動砲台<もはや艦艇ではない

特型駆逐艦と重武装軽装甲巡洋艦は戦後のオーソドックス艦隊整備まで待つとしましょう。

ガトランティスの潜宙艦の代わりに、ガミラスの潜宙艦を持ってくるとは。

今気づいたんですが、波動コアのバラマキって瞬間物質移送器使えば済んだ話では?
ブラックバード (mars)
2019-02-28 01:32:12
ワープ爆雷や瞬間物質移相器の使用がエネルギーチャージの加減で無理だとしても面白いアイデアです。旧ドイツ兵器に「ミステル」という爆弾化した爆撃機を戦闘機で運ぶ反特攻機が有りましたが、加藤機でムラサメ改火船を引っ張るという手は有ります、危険度は跳ね上がりますが。

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