さてさて、現在大絶賛上映中の宇宙戦艦ヤマト2199第六章で描かれている『七色星団会戦』は、作劇面でもビジュアル面でも期待を上回る出来で、終始痺れまくりながらの鑑賞となりました(劇場先行公開は金曜日までですので、皆さまもこの機会に是非劇場で!!)
それでも、そこは貪欲且つ自らの欲望に正直なマニアの悲しさ(笑)、『もっともっと』ともなる訳です♪ヽ(^◇^*)/ ヾ(^o^;) オイオイw
とは言うものの、劇場限定BDに付属していた第20話の絵コンテにも、恐らくは尺の都合でカットされたと思われるシーンも多数ありました。
その点で言えば、製作サイド(本丸は総監督?w)としても、もっと描きたかった部分もあるんじゃないかと思うんです。
なので、もし宇宙戦艦ヤマト2199がマーケティング的に成功のまま完結して、後日、外伝や続編が作られるような運びになった暁には、是非『“完全版”七色星団会戦』も候補の一つに入れていただきたいなぁ~と思います(^o^)
で、、、せっかくなので、もし“完全版”を作っていただけるとしたら、こんな展開やシーンが追加で観たいなぁ~~~♪というものをマニアとしての欲望(笑)赴くまま、以下にまとめてみました(^_^)

作劇的に見て、第19話・20話の実質的主役がガミラス側であったことは、かなりの方に同意いただけると思います。
与えられた戦力は寄せ集めで数も最小限、兵員は若年兵と老兵ばかり、任務には政治的要求まで付随する・・・・・・そんな状況下でも死力を尽くしてヤマトを追い詰めていくドメルやその幕僚たち。
そして、ガミラス人からの侮蔑にも耐えつつ、それでも母星と同胞の為に任務を完遂しようとするザルツ義勇軍の兵士たち――。
こうした演出は、終始ドメルの攻撃に圧倒され続け、最後の最後にヤマトが大逆転劇を演じたオリジナル版とは真逆の演出とすらいえるかもしれません。
正直、2199の七色星団を観た人の1/3くらいは、ヤマトではなくガミラスを応援しちゃうんじゃないでしょうか?w
その点、作劇的なバランスが悪いと仰る方もいらっしゃるかもしれませんが(何しろ主役は“ヤマト”の作品です)それはそれ、“完全版”でもどっぷりガミラスに肩入れした演出を更に先鋭化していただきたいと思いますw
①絵コンテシーンの完全再現

ま、これはお約束ですね。
コンテからカットされてしまったデバッケとファルコンの空戦シーンや、ファルコンの着艦シーン等、メカフェチには堪らないシーンが色々とありました。
更に空戦シーンといえば、できれば加藤とゲットーの“凄腕っぷり”を示すシーンがもう少し欲しいところですね。
ゲットーは太陽の中からの鮮やかな奇襲で大工原機を撃墜していますが、あれがゲットー機とは一度見ただけでは分らないかもしれません。
また、加藤にしてもゲットーにしても、設定的には『エース』とされていますが、その凄腕っぷりを劇中で具体的に示したことは殆どなかったと思います。
互いにそうした見せ場があってこそ、最後の一対一のドッグファイトも引き立つかなぁ~と思いますw
②バルグレイ突出の事情説明

緑色の多層式宙母『バルグレイ(オリジナル版では第一空母)』は第一次攻撃隊発艦時より前方へ突出し、最終的にはコスモファルコンとデバッケの空戦域にまで侵入し、ファルコン2機による対艦攻撃によって撃沈されてしまいます。
ここで二つ疑問を覚えました。
一つ目はバルグレイはなぜ危険な空戦域にまで突出する必要があったのか、そしてもう一つはあれほどの大型母艦が、ガミラスのドルシーラが搭載したものに比べれば恐ろしく小型のファルコンの対艦ミサイル4発(+艦橋への機銃掃射)で呆気なく沈められてしまったかです。
その辺りの事情も、是非演出面で補強していただきたいと思いますw
一つ目については、デバッケの形式番号“109”から(笑)、足の短い機体と考えてみるのはいかがでしょう?
また、パイロットもゲットーのような一部ヴェテランを除いて大半が訓練生に毛が生えた程度のルーキーだったということでも良いかもしれませんね。
バルグレイの搭載機数はデバッケが57機、これに対してヤマトのファルコンは24機(画面上で確認した機数)~36機(設定上の定数)。
数的にはデバッケが圧倒(1.5~2倍)しているにもかかわらず、ファルコンの損害が12機で済んだのも、練度差に原因があると考えれば納得しやすいかもしれません。
バルグレイ艦長はデバッケの継戦時間を稼ぐ為、そして航法を含めた技量に不安のある若いパイロットたちの帰還率を少しでも向上させる為に(個人的にはこっちの方がいいな)危険なまでに艦を前進させたとか。
この髭の艦長、パイロットを集めた出撃前のブリーフィングで、不安な面持ちの若いパイロットたちを前に『安心しろ、迷子になっても必ず拾ってやる』と豪放磊落に笑い飛ばして、パイロット達の雰囲気をガラリと変えたりしていたかもしれませんね(もちろん100%妄想ですw)。
そんな展開があれば、出撃前のゲットーがバルグレイ艦長に対して威儀を正して『後を頼みます』と述べるシーンにも一層雰囲気(若手パイロットたちをしっかりと掌握した艦長の手腕と人望をゲットーも評価している)が出るかと思います。
他にも、バルグレイが戦域に近づいていた理由として、戦闘域の近傍に身を潜めながら、デバッケを編隊単位のローテーションで飛ばしていたのかとも考えましたが、最初の妄想の方が個人的に好みなので、そちらを推したいと思います(^o^)
③バルグレイのダメコン失敗

ここまでくると、流石にしつこいかもしれませんが・・・・・・バルグレイが小型ミサイル四発と艦橋への機銃掃射によって呆気なく沈んでしまう理由付けとして、パニックを起こした若年兵によりダメコン失敗の描写があっても良いかもしれません(状況的には艦橋も破壊されて、指揮系統も混乱している)。
これに対して、ヤマトがドルシーラの集中雷撃を受けた際には、水際立ったダメコンが行われるヤマト艦内の描写があれば、ガミラス側との比較という点でも申し分ないと思います。
④ドメラーズⅢ世の修理未了

本当は第15話で破壊された艦首側主砲塔の修理が一部未了の方が個人的には好みなのですが、ちゃんと修理もされて思い切り発砲(全門斉射ぁぁぁっ!!)もしているのでw、残念ながら、この手は使えません(笑)
でも、国軍に取って代わることを画策し、ディッツやドメルの排斥を図る親衛隊の策謀により、意図的にドメラーズⅢの修理が遅らせられることは十分にありえる思います。
定番では機関の状態が十全ではない等が考えられますが、物質転送機の運用には機関を過負荷にする必要があるということなので、この手も使えないですねぇ。。。
正直、これっていうドメラーズのハンデは思い浮かびませんでした( ̄  ̄;) うーん
でも、大マゼランと小マゼラン、二つの銀河を支配下においている巨大帝国の大艦巨砲の頂点に立つ艦が、辺境の一惑星が初めて建造した恒星間航行艦に(しかも手負いの状態で)撃ち負けるって、どうしても納得できないので、ドメラーズ側には何かハンデがあったことにして欲しいところです。

ふぅー、欲望を思う存分吐き出しましたので、あースッキリw
皆さまも宜しければ、それぞれの欲望をコメント欄へどうぞ♪( ̄∇ ̄ )
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=myedf-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00C6QIZ4Y&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=myedf-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00C6QNIF0&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
ディレクターカット版として出すのは?
DVD box って手も有ります(((^_^;)
第7章ラストの後に「(゜ロ゜)」なカットが…
と、妄想しちゃいました(((^_^;)
「ガイデロール」級、発売!\(^o^)/
やはり、「ドメラーズⅢ」は、出ない?
指揮艦が、メカコレって…
完全版の七色星団が製作されることを祈りましょう!
それから今日ガミラス艦セット2買って来ました~
がんばって製作したいと思います。
つまり弾薬庫が無い。
まあ、つまり、常時ミッドウェイ赤城状態。
ドメラーズⅢは、全門斉射ぁぁぁっ!!が
かっこいいので文句なし。
なんだけど、アレです。
ドリルミサイルとダロルド爆沈の影響で
艦橋のレーダーに損傷があり
砲塔側照準器で全砲塔各個射撃てな感じとか。
だから命中率がいまいちとかね。
ヤマトが硬過ぎるって話もありますが
ヤマトより遥かに旧式なキリシマが
33cm陽電子ビームの直撃に耐えてるのです。
出力が同じという仮定であれば
33cm砲もドメラーズの49cm砲も
単位面積当たりの威力は変わらないのでは?
と思います。
実際、デストリア級の砲撃を受けた場合と
比べてもさして被害が大きそうな感じ
しないような気がするんですよね。
そういえばガミラス艦艇って基本的に
艦橋にのみ要員がいるんでしょうかね。
ドメラーズの艦橋分離時に船体乗組員の
描写なかったですので。
なんだか船体サイズの割には、少ないような気がします。この形式ではどうしても搭載機が少なくなってしまう物ですが。
短時間で多数の搭載機を発進させる事ができるのが、多層式飛行甲板の最大の特徴ですが、普通の航空攻撃の時にそこまで発進時間の短縮を(利点も幾つかありますが)求める必要もない気がします。
短時間でできるだけ多数を発進させる必要がある状況は、敵の航空攻撃を受けた時です。
こう考えると、もともとガイペロン級は艦隊防空を目的に設計されたものではないのでしょうか?
なんだか、ガミラス宇宙艦隊の航空行政はポルメリア級が最新鋭に見えるくらい迷走している印象ですね。
今章で一番悲しかったのはドメルの最期ですね。ヤマトと刺し違えたのに、彼の自爆でヤマト側の死傷が描かれていないことです。
彼は自分の失敗を少しでも雪ごうとヤマトの何人かを冥土への道連れにしようとしたはずなのに、、、それほど波動防壁は完璧なんでしょうか。あんな0距離爆破で被害がほとんど無いのはどうなんでしょうね。
1974版では戦闘終了後ヤマトが幽霊船のようにボロボロになってますね。
例えばバルグレイですが、最初の被弾が致命傷になった可能性が大なんですよね。
最初の被弾箇所には右舷砲塔が有り、そこに直撃弾を受けた事によって砲塔にエネルギーを供給するエネルギー電動管に異常(エネルギー漏れ?)をきたしたのではないでしょうか?
むろんバルグレイのダメコンチーム(経験の浅い新兵)が処理を誤った可能性もありますが。
バルグレイが爆発した時に機関部が真っ先に爆発したのを見て、バルグレイ轟沈の原因はエネルギー漏れと推測しました。
それともう一つ、二度目の被弾前にバルグレイが回避行動を全く取っていなかったのも気懸かり。
やはり最初の被弾時に構造的欠陥が原因で艦の操舵系が故障し、バルグレイは真っ直ぐに直進しか出来ない状態に陥ったのではと推測しています。
やはり空母は脆い。
まずは、ヤマトサイドから、ヤマトの乗組員は999人、内1/3が女性333人(銀河鉄道999のオマージュ)で旧作の108人の9倍
なぜこんなにたくさんの乗組員なのか?
一つには、ヤマトが元々重武装重装甲の移民艦であること。
2つめにダメコンを考えられた艦ではないかと脳内補正(妄想)しました。
ふとヤマトの公式サイトを見たのですが、ヤマトは戦術科、航海科、機関科、衛生科、主計科、技術科に保安部があり、999人を等分にしても140人以上になり2交代もしくは3交代にして、自動化が進んでいるヤマトでそんなに人員がいるのか?
科によっては人員がいるところがあるにしても。
おっさんの脳内補正(妄想)で人員の大部分はダメコン要員、おおよそ半分の人員が戦闘時にはダメコンをしていると!
ヤマト公式サイトにはダメコン指揮は山崎さんリーダーなんですね。
おっさんは榎本さんがリーダーとばかりと勘違いしてました。
ヤマトそのものによってついての脳内補正(妄想)。
ヤマトはイスカンダルからの波動エンジンの技術で、いままでの地球の艦より大幅なパワーアップされていますが果たして、それだけなのか?
おっさんの脳内補正(妄想)でイスカンダルから技術はヤマトの武装、装甲まで及んでおり、波動砲さえも実はイスカンダルのオリジナル兵器と脳内補正(妄想)しました。
いわば、ヤマトは地球製のイスカンダル戦闘艦と脳内補正(妄想)。
ではガミラスサイド。
ガミラス軍内でガミラス人以外の非ガミラス人の割引はどの位なんでしょうか?
タラン(兄)がガミラス同化政策は順調に進んでいると発言して、ザルツ人のシュルツさんが大佐ということを踏まえておっさんの脳内補正(妄想)で3割だと思います。
ポルメリア級空母はなぜ使われない?
旧作でもそうでしたけどポルメリア級空母は1.2話に出たっきりでに七色星団でも使われいません。
おっさんの脳内補正(妄想)では
一つ、使い勝手が悪い。
2つ、ザルツ製だから
2つ目についてはグレードメカニックスというアニメ誌のヤマト2199特集内で「ポルメリア級空母は他の星の技術が入っているですよ。」
みたいな発言があり、シュルツさんの艦隊に配備されたので脳内補正(妄想)しました。
今回のおっさんの脳内補正(妄想)に対してのコメントをお待ちしてます。
波動エンジン一つを取って見てもそうですが、未知の科学技術の吸収にはそれ相応の時間を掛けなくてはなりません。設計図を持って来たから一年程度で直ぐに実用化出来る程、科学技術の世界は甘くありませんから。
10数年ないしそれ以上の時間を掛けて他星(イスカンダル?)の理論と科学技術を消化し、その重大性として実現をしたのがヤマトではないでしょうか?
ヤマトを建造したのが日本=地球だとしても、その中身はイスカンダルなのかもしれません。
だとすると、ヤマトはイスカンダルの代理人としてガミラス軍と戦っているのかも知れませんねえ。
だからって、ダメコンでしょうか?
999人中、七色星団海戦みたいな大規模な戦闘になり戦闘で、亡くなる乗組員の数も半端ではないはず
ですし言葉は悪いけど…亡くなった乗組員の補てん要員って考え方はどうですか?
少なくとも、ヤマトに乗艦することの意味を考えたらダメコンなんて1人もいませんって( ̄▽ ̄;)
多層式空母→Ⅳ号戦車
ポルメリア級空母→パンター戦車
になりました。
多層式空母は構造的欠陥の問題を抱えながらも、扱い易さと整備のし易さ故障率の低さから旧式空母でありながらもガミラス正規軍に重宝されて来たのでしょう。
それに対しガミラス正規軍とは違い大マゼラン銀河から出る事がないデスラー親衛隊は、対地攻撃力重視でポルメリア級空母を重宝しているのではないでしょうか。
これはWW2のドイツ陸軍将兵から軍馬と言われ終戦まで重宝され続けた号戦車と、稼働率の低さから戦車兵&整備兵泣かせと言われたパンター戦車との関係に似通っています。
以上が考えた理由ですがどうでしょうか?