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Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

「あがり症」対策しよう

2012-12-28 09:28:17 | ギター・ライフ
発表会を見ていると、小さいお子さんは緊張しなくて羨ましいなあと思う。

自分も10代のころ迄はライブはただただ楽しいのみで、緊張感を感じた事は
なかった。

大人になって責任感が出て来てから徐々にあがるようになっていった
と思う。

あがり症(英語ではstage fright。舞台恐怖症というそうで)も
いろんな出方をするもので、直前までガクブルしていても、
本番になったらスーッと治まったとか、逆に始まるまで平気の平左
でも、弾き始めてお客さんの達(失礼)の怖い顔を見たらだんだん緊張
してきたとか。

それこそ様々な出方をするものだ。

超ベテランの一流ギタリストの渡辺香津美さんですら、いまだに本番に
臨むときは緊張するというし、年間100回以上ステージをこなす
クラシック・ミュージシャンも

「ステージというのは常に全く日常生活と違うもの」

で、緊張しないということは無いんだそうだ。

思うにこのような一流パフォーマー達は、緊張してもそれに乱されない
コントロール術を身につけているのだろう。

(手のひらに「人」という字を書いて、飲むとか?)

適度な緊張が良い集中力を生み、それが「あがり症」にまで
陥らないすべを身につけているのだと想像するのだ。


私がよく聴きに行く有名ミュージシャンのA氏もMCで、

「ゆうべは緊張して眠れなかったよお~!」

とよく言って笑いを取っているので、この緊張というのは宿命的に
つきまとうものとも言えそうだ。

さてさてあがり症対策、これはというのがあったら教えてください
ませんか。

私も私なりのを、書いていきたいと思っています。

Heavy Metalに回帰(?!)

2012-12-18 11:00:39 | ギター・ライフ
物事というのは思いがけず連続するということがある。
最近、Judas Priestの曲を練習したいという人が立て続けに現れた。

Judas Priestは70年代から活動している、イギリスのベテランヘヴィ・メタル
バンドである。
楽譜と音源でチェックしてみると、いくつかの曲は何処かで聴き憶えがあり
「他の何物でも無い純粋なヘヴィ・メタルサウンド」という美しさがあって
改めて自分が言うのもおこがましいが、たいへん良い。

同じイギリスのメタル・バンドでもIron Maidenは十代のころ良くコピー
していて、バンドでも演奏したことがあったがJudas Priestは何となく
あまり縁がないままで来た。
若かった頃は、「純粋なヘヴィ・メタル音楽」がなんとなくダサく感じられ、
Judasはその代表みたいに思えたものだが、いま聴くとその直球ど真ん中勝負
が潔くカッコ良く感じられ、「もっと聴いてみようかな」と思えるのだ。

Judas Priestを生では観たことは無いが、ボーカルのロブ・ハルフォードが
一時結成していたFightというバンドをボストンで聴きに行ったことがある。

狭いクラブ(向こうでいうライブハウス)はギュウギュウ詰めで、
演奏が始まるとその音量のでかさには圧倒された。
アメリカのクラブで聴くロックは総じて音がでかいが、観客の阿鼻叫喚も
掻き消されるそのときのボリュームは想像以上。
運悪くベース側の巨大モニターのほうに押しやられた私は、演奏を楽しむ
というより2時間の責め苦にあったようなもの。

ベースがぶるるん!と鳴るとそのたびにジーンズが皮膚の上でビリビリと
振動する、という体験はそのときは最初で最後・・と思いたい。

自分の本性というか地と言いましょうか

2012-11-22 12:26:28 | ギター・ライフ
自分の場合、幸いにして学校で作曲とジャズを学べたわけで
それが今の仕事の下地となっているのは間違いない。

当時はジャズがあまり好きになれず、ある意味強制されて
やっていた面が多分にある。

しかし時を経てみるとあれほど嫌だった(?)ジャズが無性に
懐かしく、毎日当時を思い出しながらスタンダード曲を練習して
いるのは皮肉なものだ。

これをさらに一皮剥いてみると、11歳のときKissとAerosmithを
聴き始め、13歳のときギターを弾き始めRitchie Blackmoreを師とし
T.Rexに嵌りまくった自分がいる。
この洋楽ロックとの出会いが自分の音楽の基本であって、JAZZを
やろうがアイリッシュを習おうが抗いようの無い自分の本性と
なっている(笑)。

これが自分のパートナーとなると、彼女は3歳から地元で有名な
教師からピアノを習い、レコードやラジオから無数のクラシック曲を
聴いて育った口で、のちにBeatlesの洗礼を受けEric Claptonや Bon Jovi
に嵌ったといっても、これはもう下地はクラシック!と判断されて
しようがないわけだ。

つまり自分らのバンドはそういう凸凹なバックグラウンドの上に
成り立っているわけで、否定したり無理に糊塗するよりこれは
思い切り肯定したほうが面白いのではないかと思う。

おおげさにいえば、相方がクラシックピアノを流麗に弾く横で白塗り
メイクを施した筆者がアンプにギターを突き刺し、破壊して火を点ける?
というような絵が思い浮かぶ。

いかがだろうか・・

答えようが無い? まあそうでしょうな。^^;


スティーヴン・タイラーからの贈り物

2012-01-03 10:04:55 | ギター・ライフ
ロック少年のY君。
受験に忙しい彼ですが、それでもレッスンには通ってくれています。
バンドと勉学の両立、たいへんなのに頑張ってエラい。

さいたまアリーナにエアロスミスのライブに行ったのだそうです。

観客の中でも幼い?顔立ちのY君を見て、スティーヴンが
ブレスレットを投げてくれたのだとか。
イエ~イ
こりゃ、これだけで元が取れましたな~。

エアロスミスのライブは一回しか観てませんが、独特の
暖かさと一体感がありました。

(ギターリフ物が多く、70年代の尖ってたころがわたしゃ一番
 好きでしたけどね。Night In The Ratsくらいまでかな)

しかしカッコ良くて人徳にあふれたロッカー、スティーヴンには
脱帽です。

貴方はどっちのタイプ?

2011-11-16 23:51:11 | ギター・ライフ
昔から友人や自分を見ていて感じることですが、
ステージに上がるとアクションやMC等「豹変する」タイプの
ミュージシャンと、普段通り変わらないタイプがいると思います。

自分はけっこう、若い頃から「変わる」タイプなんですが。
入り込んじゃうというか。

中学生のとき文化祭でライブをやって、
「お前の性格が分からなくなった…。」
とクラスメートに言われたこともあります。色白メガネくんでしたからね、
普段は。
そういう弾ける人のほうが、見ていて面白いんではないかなとは思います。

自分もそれでも年を重ねて、あまり豹変しなくなってきたような気がします。

そろそろ次のライブも迫ってきました。

またそのうち弾じけようかなっ~♪

セッションで狂い咲き

2011-11-09 20:31:01 | ギター・ライフ
花の狂い咲きのことを季語で「帰り花」ともいうそうですね。
味わい深い言葉だと思います。

恵比寿でのセッションは、持ち寄ったビールを手にして
「では、お疲れさまでした~!」
と乾杯することから始まります。
こんな形式の集いを月2回、ホテルの地下でやってます。

昨日はひさびさにウクレレを持っていき、
「アロハ・オエ」

「オーラ・リー」を弾いて楽しみました。

するとAさんが「最近この曲がツボなんですよね~」
と言って、吉田拓郎の「夏休み」を弾き始める・・。

なんだか、季節が逆戻りしたような楽しいひとときでした。

音楽教室も「開国」?!

2011-11-04 09:54:42 | ギター・ライフ
筆者は幸運にも、若いころ留学をさせてもらった経験がある。

そのため英語が出来ると周りの人達は信じているフシがあるのだが
じっさいはそれほど得意なわけではない。

しかし音楽教室で、英語しか喋れない体験レッスン希望者が来ると
たらいまわしのように筆者のほうに回ってくることがある。

先日も、ハーフだという女の子が体験レッスンに見えた。
12歳というのに背が高く目線は自分と同じくらい。見た目は
どちらかというと西洋人だ。
日本人だと、中学生くらいまでは保護者が付き添ってくることが
多いがこの人は一人で来たらしい。
ハキハキしているし、人見知りしない。

英語は流暢にはほど遠いながら、なんとかアコースティック・ギター
の体験レッスンをこなしレッスン室で待っていると、お母様
~日本人でした~がいらっしゃって、

「娘が来週から習いたいと言いますので・・」
とここからは日本風の挨拶をすることにになった。^^

ここ数年、外国人の生徒さんに接する機会が確実に増えていると思う。
先生方もそれ相応の準備をする必要があるだろう。

スカイプ等のテクノロジーが発達して浸透すると、外国の生徒も
オンラインレッスンすることが期待できる反面、日本人の生徒さん達も
外国の優秀な先生に持っていかれる可能性も同時にある。

否応なく自由競争に巻き込まれてしまうわけだ。

自分もNHKのラジオ中国語のテキストを毎月買っているものの
多忙のせいにして一向に上達しない。中国語も今後必要にせまられて、
必死に学ぶことがあるのかも知れない。

先の彼女との会話を反芻しつつ、彼女にギターを教えながらネイティブな
英語を盗ませてもらおう・・と考えている次第だ。

周りに外国人も増えたし、動画でもオンラインラジオでも簡単に
試聴出来る時代。学ばなきゃ、ソン! ですよね。

今どき貴重な中学生パンク少年

2011-10-21 23:43:36 | ギター・ライフ
前にもたびたび紹介したDookeyのギターボーカル、Y君ですが、
受験を控えているにも関わらずますますパンク道に嵌っています。

軟弱な音楽が幅を利かせる昨今、感心としかいいようが
ありません。^^

写真では映ってませんが、トゲトゲ付きの革ジャンや
ボロボロのジーンズ(きょうはタータンチェックのパンツでしたが)
で固めたファッションも見上げたものです。


(通販で名古屋のショップから取り寄せているとか)
この頭で学校にも塾にも通ってるっていうのが偉い。

パンクといっても洋楽を初めガッツなスタイルが好きで、いわゆる
「青春パンク」は天敵とみなしているようです。

安くブッキングできる、ガッツなライブハウスを探しているとのこと
だったのでとりあえず吉祥寺のプラネットKを推薦しときました。

そのイデタチと裏腹に、とても礼儀正しいY君。

そんなキャラが自然に同居しているのが、彼の不思議なところです。






金メダル!

2011-10-20 22:08:22 | ギター・ライフ
先日ご紹介したバンド大会の優勝者、Aくんが表彰状とメダルを持って
戦果の報告に参りました。

なかなか、立派なものですなあ。

3バンド中の1番とはいえ、金はやっぱりいいもんだ。
審査員(プロミュージシャン含む)のコメントも
用紙に書いて貰って、しっかり記念に取ってありました。

有望株のA君。月末の発表会の曲(クラシック)も、そろそろ
暗譜しておくれよ~~んん??

柳ジョージ氏とレイニーウッド

2011-10-16 08:55:42 | ギター・ライフ
柳ジョージ氏が亡くなられました。63歳とのこと。
お酒をたいへん愛された方だったようで、持病の糖尿病の悪化だった
そう。残念です。ご冥福をお祈りします。

若い頃、柳ジョージ&レイニーウッドの
「Weeping In the Rain~雨に泣いてる~」
をFMで聴いたときのインパクトは忘れられません。

あんな渋い声と野太いディストーション・ギターを奏でる歌手は日本では
そうそう居ませんでしたからね。

レイニーウッドのベーシスト、ミッキーさんとはライブで対バン
(レイニーウッドではない)になったことが一度あり。

また別のミッキーさんが参加しているハイレベルな骨太系ロック・バンド
MSG(白黒フライングVのあの人のバンドとは同名異バンド)を
聴きにいったことが一度あります。

一見してハーフとわかる見た目とベラベラの関西弁のギャップが
面白い方で、バンドのMCもミッキーさんが担当。

終演後に「まえに一度対バンしましたよね?」と話しかけると、
気さくにいろいろ話してくださり(対バンのことは忘れていたようですが)
バンドのメンバーの方からは
「こんど一緒にジャムセッションしよう」
と過分なお誘いも頂きました。

吉祥寺ブラック&ブルーで月いちぐらいの頻度で、よく出ていらっしゃる
のでまた聴きに出かけようと思います。
日本のロックの伝統を引き継ぐ、名人たちの演奏を体験するために。