今朝、10時頃から開催したケルト音楽道場に行ってまいりました、
吉祥寺コミュニティ東センターは、吉祥寺の閑静な住宅街にある
邸宅を改造したような建物で。
場所の雰囲気は良く、音楽室は広くて好印象。
参加者は10人弱でほとんど初顔合わせのメンバー。
フィドルが多数、20代の若い人も多かったです。
全体にクラシック経験者などでレベルが高く、みな初見演奏は
バッチリでした。
しかし、民族音楽は譜面通りとはいかず、装飾音符やその場での変更が
あるので、クラシックと違った反応力とか順応性が求められます。
そのへんがアイリッシュ音楽の面白さ、また一筋縄でいかぬ点です。
左ページは、20世紀のアイリッシュ・フィドルの超絶的名手
マイケル・コールマンの演奏をCDから師匠が書き起こしたもの。
(これはけっきょく今日は演奏しませんでした。)
右上の For Ireland I Will Not Tell Her Name は素直なワルツorエアーの
リズムですが、1拍目と2拍目を8分のシンコペーションで繋ぐ
ことにより、独特のノリが生まれます。
このノリは師匠によると、スコットランドっぽいのだとか。
右下の2曲は、似た曲2曲のスライド(12/8拍子のジグ)のセット。
上の曲はダウン&アップのオルタネイト・ボウイング、下の曲はスラー
でのボウイングを使う事により、違ったノリを出すのだという。
今日は7曲ほど、たっぷり手ほどきを受けて2時間半で2500円。
グループレッスンとはいえ、濃い内容で大満足でした。^^
(満足はいいけど、ちゃんと憶えたのか?…っちゅー話ですわ)