Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

アイリッシュのセッションを耳コピする!

2013-10-31 21:17:12 | アイリッシュ/ケルト音楽
先日録音した渋谷ダブリナーズでのアイリッシュ・セッション
を聴きながら、書きおこす作業をしています。

20個ぐらいあるセットを私が最初から採譜していたら
Mariも後ろのセットから書き取りはじめました。
彼女の方は耳が良いので、さくさく進んでいる様子。
だんだん追いつめられております。
2人で挟み撃ちして、いずれ全て耳コピしようという目論見。

周りの話し声や、自分の声も聴こえてうるさい…。
でも楽しい。

Mariは知らない曲だけ書き取っているようですが、私は
知ってる曲もいちおう聴いて書いてみるようにしています。

一種のフィールドワークというやつですね。
現地から持ち帰った資料は大切に活用したいもの。

それもこれも、いつの日かセッションに参加するため。
この日のセッションは曲目の珍しさ、多様さから言っても
相当なレベルのものだと思いました。
テンポもBPM=200以上で(八分音符中心とはいえ)
延々と弾き続けて3時間。

ジム先生によると、アイリッシュの曲はだいたい当用漢字と
同じくらい数を知っておかなければならないそうで、
そうすると2000曲弱ということになります。

いったい、いつになったらセッションに参加できるんでしょうか?^^;

千里の道も一歩から。
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ミュージシャンとハンディキャップ

2013-10-30 21:09:20 | 役立ちギターレッスン(無料)
楽器を弾くには、身体が健康であるに越したことはない。

しかしながら、体にどこか故障を抱えながらも楽器奏者を
続けている人も世の中には大勢いることだろう。

わたしも11歳のときナイフで左手の人差し指を半ば切り落とし、
若かったのでほぼ元通りに再生したものの、その指の感覚はやはり
右手の人差し指とは少し違ってやや鈍い。

みんな口にはださないが、何か不具合・不都合を抱えたまま音楽に
身を捧げているひとは沢山いるに違いない。

 電車に乗っていると、自分の前に座っているこの人も
口を開けて寝ているあの人も、きっと

「自分はこれだけは絶対にひとに負けない」

という何かの特技とか自負と、また

「これさえ無ければ…」

という人に言えない苦しみを持っているのだろうなと思ったりする。

欠点は無理に補おうとしないで、それに慣れてしまえば
良いのではないだろうか。
怪我や病気をしたらしたで、そのときだからこそ何か出来ることがあるのだ。

ジャンゴ・ラインハルトが大火傷のハンデを乗り越えて
人差し指・中指だけでフィンガリングしたように。
武道家でも、体格の小ささや隻眼(片目)といったハンデを
乗り越えて名人となった人は数多い。

何かの縁でここを読んで下さっている方は、たぶんギターや楽器に
興味がおありの方だと思う。
そんな人がもし何かのハンデや欠点を自覚していても、本当に
真摯に取り組めばきっとあなたの楽器は相応しい道を教えてくれるだろう。

現代最高の武術家の一人といわれる佐川幸義先生は

「どんなに追いつめられても、ずっと考え続ける。
 そうすれば必ず何か抜け道があるものだ。」

とおっしゃった。
あの佐川先生が実感の無い嘘やでたらめを言う筈があるまい。

私を勇気づけてくれる名言の一つなのだ。
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「コンサーティーナ」に初挑戦

2013-10-27 15:32:22 | アイリッシュ/ケルト音楽
相棒が弾いている楽器をちょっとは知っておかないとと
思ったので、今日頼み込んで手ほどきを受けました。

アイリッシュ音楽で使う楽器のひとつ、
「コンサーティーナ」
です。


六角形のボタン式アコーディオンと考えれば、大体
想像がつくと思います。

左右の面にボタンが列になっており、ジャバラを開け閉て
しながらこのボタンを押して演奏するのですが。

左: E B
 C G

右:D A 
   F C

みたいな並びになっており、結構難しいです。

今日のところは

「キラキラ星」
「聖者の行進」
「アマリリス」

に挑戦して、お開きにしました。

相方は、軽やかにアイリッシュ音楽を毎日弾いています。
(´Å`)<裏山~。
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ジャイアント馬場の教え その他

2013-10-26 00:03:39 | その他
音楽大学を出て帰国し、就職先を探していたとき色んな音楽学校の
面接を受けた。

けんもほろろの対応で断られたこともあるのだが、
中には親切な経営者も居たものだ。

「一つの足で歩くより、二つ。二つの足で歩くより三つで歩きなさい」

と、ある音楽学校の経営者に言われたのは今でも憶えている。
その方は音楽学校長のかたわら、タクシーの運転手もしているという
ことで、その面接の後でもタクシー会社に出勤されるのだという。
この業界で生きて行くことの厳しさを思わせられた。

こういう経験者の大事な一言というのは千金の価値があるもの。

クラシックギター界で数多くの人材を育てていらっしゃる先生が、
人名録において一言書いていらっしゃったことだが

「この業界でギターの先生で食べて行けるものでしょうかと
 よく相談を受けるのですが、その答えは
 
『食べて行けると思えば行ける。行けないと思えば行けない。」

 そういうことです。」

というのが(細部は違っているかもだが)非常に異色で
印象深く、記憶に残っている。

教室経営のノウハウを細かく教わるのも良いだろうが、
そういう一刀両断で大雑把だがツボを突いた名言は、何か困ったとき
「やっていけると思えば、行けるんだよな!」と思い返しては役に立つもので
アイデアややる気も実際湧いて来たりするのである。

ジャンルは違うのだが、全日本プロレスの社長であった故ジャイアント馬場
さんは選手や社員の指導に優れた人でもあったようで、

「たとえ後輩の選手でも、自分より三つ年上だったら名前の後に『さん』
を付けなさい。」

とか、

「夏の日でもプライベートでも、(だらしなく見られないように)
 必ず襟のついたシャツを着なさい。」

等々、分かりやすい言葉を使って個性の強いプロレスラーの面々を
まとめていたようだ。

説得力のある金言は様々だが、その裏には人徳あり!というのは確かな
ことだと思う。 





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芸術の秋、ターナーの秋

2013-10-17 11:31:12 | その他
上野の美術館にターナー展を見に行ってまいりました。

ターナーと言えば、イギリスロマン派絵画最大の巨匠。
劇的な色彩と大胆な筆致の風景描写という
イメージがあります。

しかしこの人は当初若い頃は建築素描を学び、後にロイヤル・
アカデミーの遠近法の教授を長年に渡って勤めた。
ということを初めてこの展覧会で知りました。

まるで華麗なオーケストレーションと革新的な作風で知られる
作曲家が、芸大のクラシック・ピアノの教授を勤めていた、
みたいな骨太のバックボーン。
ますますターナーを尊敬してしまったのでした。

「ダート河畔のダートマス」1822年水彩、紙 15,7×22.6

この小品を初めて見て、お気に入り。

山沿いの谷にある集落、という風景が私の7歳まで育った
紀州和歌山の某所に似ているからでしょう。
見たとたん懐かしく感じました。
この絵みたいにロバの隊商や巨大ガレー船団はありませんでしたがね。

展覧会場を周りながら、

「宮崎駿みたい…。」

と漏らしている女性達も居ましたね。
分かるわかる!

しかしやはり一番良かったのは、展覧会の順路の最後、トリを
飾る湖に沈む夕陽

もはや抽象画に近い境地のこの絵を見ていると、物を見るでなく
自分の心を見つめている気にさせられます。

解説によると、この絵は未発表作品であって、また実際に出品された
とすれば戦艦等他の絵に見られる何かのフォルムが描き添えられた
筈だとか。

しかしこの絵が好きな人にとっては、これはこういう完成品であり
ターナーの代表作としての位置を占めるものに違いありません。
芸術作品とは、作者が何かを意図し、それを受け取った鑑賞者の
感性の中で完成するものだと思いますから。

その他には夏目漱石の「坊っちゃん」に出て来る赤シャツ&野だいこ
コンビが、島に「ターナー島」と名付けるきっかけとなった松の木
の由来となったと考えられる樹が描かれた絵(分かり難い?)も
出展されており、ちょっとニヤリとさせられました。

「どんな木だろう?」とずっと思ってましたからねえ。
「チャイルド・ハロルドの巡礼」という絵です。
ネットで探してみませんか。

同作品のモチーフとなったオリジナルであるバイロンの詩集や
やはりその詩集から着想を得た同名のベルリオーズのオーケストラ曲も有名です。
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ICレコーダーあれこれ

2013-10-17 09:52:31 | アイリッシュ/ケルト音楽
先週は渋谷ダブリナーズのバルコニーの片隅に陣取って、
ビールを飲みながらアイリッシュ・セッションを堪能させてもらった。
(一日中オーダー出来る『ブレックファスト・プレート』が
 ソーセージ、ポテト、サラダ等が山盛りでいいおつまみになりました。)
3時間にわたるセッションの思い出の保存に役立つのは、
バンド練習の確認にも愛用しているICレコーダーだ。

少し前まではこんなときにはカセットテープ使用のウォークマンだった
のだが、データの記録保存にはやはり今の方が使い勝手が良い。

ビールとつまみを片手に、まめに保存した録音の断片を後から聴き直すと
パブの喧噪の中に音楽が溶け込んで(ダンス会場と並んで、これが
アイリッシュ音楽の発展してきた本来の場所の一つだ)臨場感が懐かしくも
楽しい。

私がこれをするのは勿論曲を憶えるためであって、知らない曲を
耳コピーして自作の楽譜集を作り、いつか弾くことになるであろう
そのときのために練習しておくのだ。

最近読んだアイリッシュ本によると、セッションにこういった
レコーダーをこっそり持ち込む輩は最近とみに増えているらしく
その著者はそれがお気に召さないご様子。
著者によると、セッションというのはその場かぎりの生きたもの
であって、レコーディングされたものは最早生命が失われた
別物、というような趣旨だったと思う。

かなり同意できる意見ではあるし、それを読むと名指しで
批判されたようで耳が痛いことこのうえない。
いつか本物のセッションに参加したいという純粋な気持ち(?)
でこっそり自分のためだけに録っている人間も居るわけで
どうかご容赦願いたいと言うしかない。

最近はギターレッスンの際にもこのタイプのレコーダーを持参される
方も多い。うるさ型の先生なら録音をいやがる人もいるかも
知れないが、自分はこれに関しても容認主義というか、放任主義。
どんどん録って、聴いて下さいという考えだ。
やっぱり録る前に一応断ってくれたら嬉しいけどね。(*´∀人)
対面でレッスンしてるわけだからね…人情として。

前述のセッションでは、ハワイのホノルルから日本に遊びに
来がてらセッションに参加しているフィドル弾きの方も居た。
ジム先生によるとハワイでアイリッシュを弾いている知り合いが
3人は居るのだそうだ。きっと探せばもっと居るのだろう。
セッションでは意外な結びつきが生まれる機会となることもある。

録音データには自分やお店の人、周りの人の会話等が
ときには音楽より大きな音量で生々しく入っており、聴き取りに
苦労することも多い。
これを雑音と思わず、「音楽のBGM」と思って楽しんで聴かせて
もらうことにいたしましょう。(゜ε゜)キニシナイ!!

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生きて行くって、一歩一歩だ

2013-10-09 18:40:03 | その他
今日は朝方時間があったので、アイリッシュ音楽の選集
Irish Traditional Tunes(ビル・サリヴァン著)を一巻全曲
弾いてみました。

こんなに時間が取れる日もそうありません。
ありがたいことです。

なかなかフィドルも思うように上達しませんが、諦めないことが
大事と思います。

ことしももう10月。
来年はまた、バンドのアルバム一枚作ろうと計画しています。
2014年といえば、前作からもう3年ぶり。
ご期待下さい。

今日はこれから渋谷ダブリナーズでアイリッシュセッションを
聴いてきますね。

足下を見つめながら、将来を見据えながら、
みなさんとともに音楽ライフを前進していきたいです。

*私の近所の井の頭で悼ましい事件がありました。
被害者の若い女性のご冥福を慎んでお祈り申し上げます。
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バンド名って「名刺」みたいなもの

2013-10-08 12:59:56 | その他
バンド名というのは面白いもので、それだけでそのグループの
影響や音楽性、さらには人間性すらも想像出来るものだ。

今週の金曜日に新宿Red Clothで丹野創輔くんのプロジェクト・
バンドがライブをやるのだが、そのバンドの名前が

「丹野創輔&毒虫小僧」


この名前を聞いただけで、

「面白そう!」

と感じる私みたいな人間もいるだろうし、出来れば
避けたいと思うひとも、当然いるだろう。(´∀`)

毒虫小僧というのは、日野日出志先生の有名な怪奇マンガ。
↑見てねー。(注:ややグロ画面あり)

丹野君は極めて人当たりの良い、好青年なのですが、
ホラーやハードコア・パンク等過激なものが好きな
ひとほど、大人しい常識人だったりするもの。

日本のバンドでは、おフザケ系のバンド名も多く
聞いただけで笑っちゃうような名前もよくあります。

大学生時代「スクワット」というバンドがあったのですが
その由来は、そこのドラマーが初心者だったため
ハイハットのつもりで

「このスクワット、よく鳴りますね?」

と発言したため、仲間内で大ウケして、以後バンド名が
「スクワット」となったそう。

自分のユニット、Aurasian Whizard(オーラシア国の魔法使い)
などは造語2つで出来ていますから、現実離れした感じと
「コイツ、大きく出たな…。」感もあるのではないかと
思います。

架空の国に加えて、Whiz(疾走する、素早く飛ぶ)+wizard(魔法使い)
ですから。
失踪しないように頑張りたいと思います。
魔女の宅急便のキキのように、
まだ駆け出しの半人前ですけど。
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秋の夜長、アイリッシュを聴いて過ごしませんか

2013-10-04 00:04:39 | アイリッシュ/ケルト音楽
来週の水曜日、道玄坂にある渋谷ダブリナーズに師匠エディガー先生主催のアイリッシュ・セッションを聴きに行くことになりました。

セッションは夜8時から11時までやってます。
わたしは早めに行って聴きながらビール等を飲んでいる予定。
いっしょに聴きたい/飲みたいひとが居たら、連絡ください。

10時半ごろ、相方のMariも来て、遅い夕食をを取る予定。
飲んで、食べながら語り合いましょう。
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生活とともに在る音楽

2013-10-02 23:45:13 | 日常雑記
引っ越して3ヶ月あまり。
こんどのアパートの大家さんの奥さんは世話焼きと
いうのでしょうか、ドアをピンポンしては
いろんな食べ物を持ってきてくれたり、近所の銭湯に
誘ってくださいます。

昔気質っていうか、店子との付き合いを重視するタイプ
なんですね。
私はこんな近所付き合いは割と好きです。

昨日は生徒のR君のお母様から立派な栗をいただいたので早速
栗ごはんを作り、大家さんのところまでお届けした
ところたいへん喜んでくださり、恐縮しました、

こんな平凡な日常生活が送れる。
一番ありがたいことです。

先週のセッションは、皆さんのお陰でたいへん楽しいものに
なりました。
アイリッシュやジャズみたいな「セッション」を今後ロックでも
当たり前にやれたらいいな。

ライブでも発表会でもない、普段着のセッション。
音楽ってもともとそういう生活に密着したものだった筈です。

「日常生活の場の中に音楽がある。」

もっとそんな場に足を運んだり、自分でも提供していこうと
思ってます。
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