このブログに、Musiker Geist というタイトルを付けてみた。
HPの管理人が何か名前を付けろというので、とっさに考えた。
このとっさに、というのが本人の「地」が出るものだ。
長島監督の「メーク・ドラマ」みたいなもので、和製英語ならぬ
和製ドイツ語かもしれないが。
Geist~ガイストというのは、精神とか幽霊(英語で言うゴーストね)
のことで、私の好きなプロ・レスラー、故カール・ゴッチ先生が
よく使っていた言葉だった。
プロレスの神様と言われたカール・ゴッチ先生は新日本プロレス、UWF
のコーチを通して日本のファンに広く親しまれた超実力派レスラーであり、
名伯楽であった。
なんといってもあのプロレス技の芸術、
「ジャーマン・スープレックス・ホールド」
の生みの親といえば、泣く子も黙るんである。
日本初公開のこの技で敗れた吉村道明は、「世界には凄いレスラーが居る
もんだ・・」と帰りの花道で首を擦りながら繰り返し呟いていたと言う。
伝統的キャッチレスリングをベースにして、世界中の格闘技を取り入れ、
独自のスタイル・練習法を確立。一生ストイックなトレーニングを続けた
ことでも知られる。
プロレスという虚々実々、それも「虚」が幅を効かせる世界で、
その求道精神は注目に値する。
宮本武蔵の五輪の書を愛読したゴッチ先生は、自分のレスリング技術の
探求と、それの次世代への継承に生涯を捧げたのだ。
プロ・レスリングにも負けず劣らず、「虚」の部分が多い音楽の世界に
人生の大部分を浸して過ごす自分。
流されず、怠らず。
今一度、ゴッチ先生のひそみに習いたいのである。
HPの管理人が何か名前を付けろというので、とっさに考えた。
このとっさに、というのが本人の「地」が出るものだ。
長島監督の「メーク・ドラマ」みたいなもので、和製英語ならぬ
和製ドイツ語かもしれないが。
Geist~ガイストというのは、精神とか幽霊(英語で言うゴーストね)
のことで、私の好きなプロ・レスラー、故カール・ゴッチ先生が
よく使っていた言葉だった。
プロレスの神様と言われたカール・ゴッチ先生は新日本プロレス、UWF
のコーチを通して日本のファンに広く親しまれた超実力派レスラーであり、
名伯楽であった。
なんといってもあのプロレス技の芸術、
「ジャーマン・スープレックス・ホールド」
の生みの親といえば、泣く子も黙るんである。
日本初公開のこの技で敗れた吉村道明は、「世界には凄いレスラーが居る
もんだ・・」と帰りの花道で首を擦りながら繰り返し呟いていたと言う。
伝統的キャッチレスリングをベースにして、世界中の格闘技を取り入れ、
独自のスタイル・練習法を確立。一生ストイックなトレーニングを続けた
ことでも知られる。
プロレスという虚々実々、それも「虚」が幅を効かせる世界で、
その求道精神は注目に値する。
宮本武蔵の五輪の書を愛読したゴッチ先生は、自分のレスリング技術の
探求と、それの次世代への継承に生涯を捧げたのだ。
プロ・レスリングにも負けず劣らず、「虚」の部分が多い音楽の世界に
人生の大部分を浸して過ごす自分。
流されず、怠らず。
今一度、ゴッチ先生のひそみに習いたいのである。