Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

2009-08-30 21:50:29 | うきうき動物らんど
井の頭公園を歩いていたら、「在来動物を守る会」みたいな方達がいて
署名を募っておられました。
公園の池ではコイやカメがお馴染みですが、大陸から移入されて長い
歴史を持つコイはともかく、カメはほとんどアメリカ原産のアカミミガメ
ですし、井の頭の池では様々な外来生物が見つかっており、ワニガメまで
居たって話。心ない誰かが放流というか放逐するんでしょうね。

このナマズ君はもちろん在来動物。ブルー・ギルやブラック・バスなんか
の稚魚を食べてくれるんだそうで。
底の目立たないところに居て、ルックスもいまいちパッとしないナマズ君。
なんとなく憎めない魚・・ってだけではなく頼りになる存在なんですね。

私もナマズに見習って、世のため人のためにささやかでも役立ちたいものです。

愉快な仲間たち

2009-08-29 10:33:10 | ライブ/セッション/音楽仲間

先週のライブのリハーサル風景より。左の十川(そがわ)女史は鍵盤担当。
ウォーミング・アップにクラシック・ナンバーをいろいろと弾いて
下さいます。バッハ、ベートーヴェン、展覧会の絵、サティにドビュッシー。
これを聴くのが密かな楽しみでもあります。「ジャンプ」ではソロも弾いてくれ
ましたが、もっと聴きたかったなあ。この次はいっぱいお願いします。
私の負担も減るし(?)。

右のちょいコワ面のベースの方は、宮井さんと申しまして、芸能事務所関係の仕事
をしてらっしゃいます。以前は、某超有名ミュージシャン/プロデューサー(詐欺で
捕まった・・)のマネージャーをしてました。忙し過ぎて「このままでは死ぬ」と
判断して辞めたそうです。

根っからの業界人なのですが、「まっきーさんのバンドは『発表会』とかやってんの?」
とか言っていきなり皆をズッコケさせてくれることもあります。
「ライブ」って言って下さいよ!先輩。

宮井さんの面白いところは、リハのときはイマイチ不安なのですが本番の演奏では
きっちり帳尻を合わせてくれることです。
前日のリハでも「あれ・・合わないなー? あ、キー違ってたの?・・そうでしたっけ!
あーゴメンゴメン!」てな調子ですが、いつもドンと構えていて、慌てるとかいうことが
ありません。この日の本番もどーんと落ち着いた貫禄で、安定した演奏でした。
現場で培った胆力があります。

ライブ当日
まっきー「この街、最近中国人多いでしょ?日本語通じない店とかありますよ」
みやい「あ?そうなの。中国にはあまりいい思い出が無くてねー。上海で美人局にあった
ときには・・(中略)で、いきなり男が刃物をクルクル振り回し出してさ~。怖かったよ!」

やはり修羅場を潜って来た人は違いますね~~。

8/23池袋マイルスカフェLIVE

2009-08-24 01:09:06 | ライブ/セッション/音楽仲間

ライブに来て下さった皆様、有り難うございました。
クリエーターズ・ライブは4回目。私は夏期限定バンド「メグマッド」
ギタリストとして2回目の出演でした。

当日演奏した曲目は、以下の通り。

Under My Thumb
Honky Tonk Women
個人授業
ルイジアンナ
Cutie Honey
雨上がりの夜空に

Chotto Matte Hachiko(オリジナル)
Oh! Darlin
Fire
Crosstown Traffic
Jump
Heart Breaker
(アンコール)
ファンキー・モンキー・ベイビー
写真は、開演前。三線を持ってくつろいでます。
実はこの対バンの方の三線です。ご協力、多謝!

↓開演まえの様子?

実は、我らがバンド演奏始まってすぐの客席です。
イマイチ静かだなあ~?と思って、ちょっと茶目っ気出して
写真撮りました。一見ピアノの発表会場?
ロックのライブにしては上品過ぎる感じですが、この後はだんだん
あったまって皆さんいっしょに歌ったり大きな拍手を下さり、
そのまま二次会になだれ込んで来てくれた方も多数おられました。

だいたい日本のオーディエンスというのは、静かなときでも
じっと聴いている限りは「興味をもってくれている」のだと
解釈して間違いないと思っております。
でも個人的には、ライブハウスはやっぱりスタンディング(立ち見)
がいいかなあ~。

久々のカバーバンド、いろいろとまた勉強になりました。
「曲目やメンバー変更あったけど、みんな頑張ったよな」とか
「来年は、この曲やりたいな」とか思いを胸に秘めて、私の夏は
過ぎ去って行くのでありました。

ベーシスト大募集!

2009-08-23 23:35:55 | その他
我がバンドAURASIAでは、ベーシストを募集しています。

サポートでベースをやってくれていた佐藤くんが、アニメ関係の会社に就職。
たいへんお目出度いことなのですが、土・日も音楽活動が厳しい業界に入る
ということで、バンド活動継続は難しく、今回の募集となりました。

思えば、ギター生徒の今君から彼を紹介していただいた当初は経験も少なく
始めはどうかな~と思いましたが、驚くほど熱心に早く曲を憶えてくれ、
ライブでも貢献してくれました。

まことに感謝に堪えません。

音楽に携わっていて痛感するのは、この世界も「人間関係」で廻っていると
いうこと。

佐藤君は理論とかはほとんど知りませんでしたが、こちらが「こうだよ」と
いうとなんでも「ハイ!」と受け取って、次会ったときは消化してくるという
打てば響くような性格。

こういう人は、居そうでなかなか居ないもの。こちらも何かしてあげようと
思えるもので、トクな性格です。彼なら、音楽以外の世界でも立派に自分の
居場所を築けるでしょう。

佐藤君の前途の多幸を祈ります。

さて、ベーシストに関してですが、「ベースは楽器として、バンド内で
こうあるべき」というのは、バンドごと・ベーシストごとに少しづつ違った
ポリシーがあることでしょう。

私がベーシストに求めるのは、一般の会社が社員に求めることと、大きな違いは
ないかもしれません。

即戦力になる人なら、コミュ能力が高く、思考が柔軟でこだわりが少ないこと。
キャリアの浅い人なら、素直で熱心で吸収力に富んでいること。

組織全体のためを本当に考えて責任を持った行動ができる人ということです。
技術や音楽指向ももちろんですが、まず何よりそれが先と考えます。

企業の人事部署担当者なら独自のマニュアルとか、ときには社外秘となる
採用基準を持っていることでしょう。

私の場合、誰より親密となるべき「音楽仲間」を選ぶ基準は、そういう単純なものです。

浪漫チックギター

2009-08-22 20:16:25 | 楽器の世界


最近は19世紀のギター音楽が復権しているようです。

このルイス・パノルモのギターは1836年度の作。パノルモは有名な製作家で
彼は近代的なスペイン・ギターの原型を作ったと言われてます。

1836年というと、ショパンやシューマン、リストやワグナー、ベルリオーズなどが
活躍したり、頭角を現し始めたころロマン派の時代。なんだか感慨深いです。

私はとっさにブルース弾いちゃいましたけどね。


凹んだヘッド部分に特徴があり。

驚くべきはこのペグ部分、オリジナルのままだそうです。当時の制作家の手作業の
確かさが偲ばれます。

気になるお値段ですが、500万円くらいだそうで。

パノルモ氏はバイオリンなども遺しており、いま弓だけで1000万円はするんですって!

8/23LIVE間近となりました。

2009-08-18 21:13:37 | ライブ/セッション/音楽仲間

日曜日は、ひっさしぶり~に愉快な仲間達とライブ。
カバー大特集なので、楽しみにしてます。
画像はリハ開始前。メンバーのジム君がマッタリと
くつろいでいます。

対バンの皆さんは個性的なオリジナル曲が多いのですが、我々
は今回ほとんどがカバー曲。

ストーンズ、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、T.REX
始め、洋楽邦楽取り混ぜて、肩の力を抜いた王道ROCK! な日に
したいと思っております。

ちなみにバンドの名前は「メグマッド」。

みなさんをお誘いしたいのですが、残ねンなことに、ぬわ~んと
チケット完売・キャンセル待ちだそうです。嬉しいやら悲しいやら。

ギター/ウクレレ担当のジム君は、現在住処を探し中です。

「井の◯線の××山駅に、月10万円のボロい一軒家を見つけたん
だ。出来ればそこに引っ越したいと思ってるんだよ。
便利がいいし、マッキーサンのうちに近いから、毎日でもジャム・
セッション出来るしね。ハハハ!」

Σ(@▽@; <・・そ・・そうだね?

沖縄民謡でセッション

2009-08-15 16:23:33 | ライブ/セッション/音楽仲間

 休日の井の頭公園。池のほとりのベンチでコーラとホットドッグを食べていたら、ひと癖
ありそうなオジさん達に、「よお、弾いてみいひんか?」てなノリで声をかけられました。
このお二人は、左が天願(てんがん)さん、右が仲間さんというお名前です。
日曜日によくここで沖縄民謡セッションをしているそうです。昼間から一杯引っ掛けて、ご機嫌です。
テーブルの向こうの数人は、もっぱら飲んだり、手拍子したり喋ったりしてました。

これがお二人の楽器、三線(さんしん)です。ニシキヘビの皮が張ってあり、触るとボコボコ
してます。棹(サオ。ネックですな)は琉球黒檀で、非常に堅く、重い。「釘も通らない」
そうです。今となっては貴重な木材なんだそうです。写真だと分かり難いですが、右の仲間さん
の楽器はピックアップが付いており、ワイヤレスでエレキ三線としても使えるのだそう。


どこでも調子に乗ってセッションしたがる私、まっきーです。仲間さんは惜し気も無くいろいろ
教えて下さり、「ハイサイおじさん」等の曲のサワリも習いました。チューニングは低い方から
C、F、Cです。(C、G、Cにしたり四通り。仲間さんは五通りの調弦を駆使するそうです。)
画像では薬指を使ってますが、実際は人差し指、中指、小指のみで押弦するのだ
とか。ギターは薬指を多用しますので、ちょっとビックリですね。

天願さんは横浜生まれですが、ご両親は宮古島出身。沖縄本島にも40年住んでらしたとのこと。
現在は井の頭公園近辺在住です。天願さんが教えて下さったのは「さんば」という琉球黒檀の板
三枚を紐で結わえた、沖縄風カスタネットみたいな打楽器です。右手をトレモロ風に使ってカララッ
と明るい音で調子を取ります。
後ろではノリに乗った仲間さんが、三線を抱えて聴衆?にアピール中。ホント、オモロいおじさん
です。このノリと人懐っこさは、見習いたいものです。ミュージシャンはこうでなくちゃね。
「ビール買ってきましょうか?」と皆さんに聞くと、「そんな神経遣わんでいいよ~」と何処までも
自然体です。
「でも、あったら飲むでしょ?」 
「飲む!(笑)」
てなわけで3本買ってきました。


仲間さんとまっきー。仲間さんは会社員の傍ら、琉球民謡のプロ奏者としても活動なさっています。
彼は400~500曲のレパートリーがあるとかで、民謡から演歌、歌謡曲の手書き楽譜ファイルを見せて
くれましたが、全部縦書きで歌詞の横に独自の記号の付いたスコアです。(例えば「合」というのは
開放弦のドのことになる。)仲間さんは30年前に、三線一本を抱えて沖縄から東京に出て来たそうです。
「涙(なだ)そうそう」や「島唄」など次々と、弾き語ってくださいました。

三線の響きがすると、辺りに独特な癒しの空気が漂います。天願さん曰く「夜に三線の音がすると、それは
凄いよ。沖縄にいたころ、夜中の1時半から4時半までいつも三線を弾くひとが居た。昔ね~。」
とのこと。穏やかだったり、ときに激しくバンジョーのように掻き鳴らしたり、海の波が変化する
ように、三線の音色も表情を変えます。

アイリッシュもそうですが、伝統文化と結びついた貴重なセッションに触れた気がしました。
「ライブ」でも無く「練習」や「レッスン」でも無く、発表会でも無い、生活と結びついた普段着の
音楽文化の在り方。

今後も地道にこうしたフィールド・ワークを重ねつつ、私の音楽家としてのアイデンティティを
形成して行きたいと改めて思うのでありました。

The guitar kids

2009-08-14 00:01:45 | その他
この仕事を通して、いろいろな人と知り合いになれました。
お子さんも多いです。なかなか大人相手と違って苦労も多いのですが、

こんな手紙を貰ったりすると、苦労も報われた気がするというものです。

2年生のR君がレッスン後に描いてくれたポケモンです。

みんな違って、みんないい。(金子みすゞ風)

夏休み

2009-08-04 09:45:13 | 日常雑記
お盆に帰省される方も多いでしょう。
8月に入ると、夏休みも気怠さを増しますね。
この空気感、けっこう好きです。

私のような仕事は、一日まるまる休みがなかなかありません。
レッスンの無い日でも、楽器は練習していますし、今のようにレコーディング
なんか抱えていたりすると、家に居ても休みの気はしないですね~。
専門学校の試験答案の採点もあるしな・・(^~^;

それでも妻が会社を休んで家に居たり、夕方早くライブを聴きに行けたりする日は
休み気分に浸れるというものです。要するに、気分の問題が大きいのかも
しれません。
明後日は気になるバンドの一つ、「オルファン」を聴きに行って来る予定。
楽しみです。


駐輪場の脇にて。名も知らぬコガネムシが、夢中で葉っぱを食べていました

コード・パターン集

2009-08-02 11:08:35 | 奏法研究
むかし音楽学校の授業で、「Cmaj7だけでも10パターンぐらい憶えておきなさい」と言われました。形が変われば、用途も変わる。カッティング向きのフォーム、アルペジオ向きのフォーム。甘い響きのボイシング、尖った響きのボイシング・・。
というわけで、Cmaj7コードフォーム集です。アレンジ・作曲のご参考にでもなれば!
一番簡単なオープンコード2、3弦を押弦最も多用される形 この辺から難度up 響きが綺麗です 実用性は『?』 使い易くて、響き良し 2指を「谷折り」に4指バレー。音域広し 最後だけおフザケ