Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

海外見聞のススメ

2013-08-30 23:50:45 | その他
最近は留学する学生、若者が昔より減っているとか。
話に聞くと、外国経験や年齢の問題が就職に不利になる
とのことだ。

そのように昨今では

「昔より若者が内向きだ。日本の将来が危ぶまれる」

と嘆かれているが、
自分らが若かりし時代は逆に留学ブームで、

「昔はエリートだけが留学していたもの。
 今の若者はネコも杓子も留学で、しょせん『遊学』。( ´,_ゝ`)プッ 」

とマスコミに馬鹿にされ、叩かれていたのですよ。
いつの時代も若者は叩かれる運命にあるようで。
(皮肉)
まあ実際「遊学」や学歴ロンダリングに過ぎなかった者や、
留学を口実に海外に彼氏を探しに来たとしか思えない人も
多かったのは事実ですが。

時代が過ぎると、みんな結構昔のことは水に流して
忘れるか憶えててももう言わないことが多いようです。

僕は巳年のせいか執念深くて気になったことは憶えていて
若い人に積極的に世の矛盾を啓蒙しています。(笑)

エイズが世界的に流行り、日本でもパニックに
なり始めてたころ旧厚生省が全国紙にデカい広告を出して

「性行為以外では絶対移りません(きっぱり)」

と沈静化に勤めていたのもハッキリと憶えてます。

(そのあと直ぐに輸入血液製剤によるHIV大感染が判明した。)

最近だと、子宮頸癌ワクチン。
去年あたりの新聞には旧厚生省によるワクチン奨励広告が
(女性イラストレーターの手による可愛らしいイラストまでご丁寧について)
大きく掲載されてましたが、

「厚生省の言うこと聞いてたら、殺されちゃうよ?」

と仲間内で話題にしていたもんです。もうすでに接種した
女子学生から重篤な副作用が出て被害者から接種中止要望まで
出ていましたね。
小学生の姪が2人いるので、とにかく止めて欲しいです。

閑話休題。
1994年にアメリカから帰国してから、来年で二十周年と
なります。
それから一度も国外に出てないので、そろそろ海外禁断症状気味です。

海外に居て思うのは、人間がいるところはどこもそう変わらんと
いうことです。
日本同様、アメリカでもヨーロッパ(ひと月旅行しただけですが)でも
自然に気が合う人も合わない人もいました。
たぶん中国に行こうが、アフリカに行こうが慣れてしまえばけっこう
住めるのではないかと思います。
(慣れる以前に住めるもんか!という人もいるでしょうけど)

なんにせよ言いたいことは、若いうちに一度海外にいくといいよ、
ってことです。
20代で留学した僕らと30代の留学組日本人では順応の早さが
全然違いましたから。
(馴染み過ぎて帰ってこれない人もいる…こんな人はなんとかして
そっちに永住するしかなさそうですね)





中世の音楽でリラックス

2013-08-29 23:17:30 | その他
ボストンの音大時代、友達の影響ですっかりヨーロッパ中世文化に
ハマってしまったことがあります。

アメリカ人の友達だったが、いっしょにヨーロッパに行き、
いろいろな建築物や各地の音楽大学を見てまわったのです。

そのころは「世界遺産」なんて言葉もありませんでした。
1990年代の話。



中世の音楽は譜面も未発達ですから、貴重な楽譜を手にしても
細かいところは想像で補って演奏するほかありません。

そのぶん同じ曲でも演奏家によってカラーが全く違うのが
魅力でもあります。

自分たちAurasian Whizardも中世の曲をレコーディング/ライブ演奏
していますが、ロックバンド、ことに日本のバンドでは珍しいでしょうね。
本当にいちど嵌ったら抜けられない魔力がありますよ、中世の音楽には!

曲募集@大ロックンロール大会

2013-08-26 17:32:23 | ライブ/セッション/音楽仲間
9月28日(土)17:00~20:00に予定の
ロックンロールセッション大会。

希望があったので曲目にTrain Kept A Rollin'を追加いたします!


さらなるリクエストあったらお知らせください。
今月末まで受付けということにいたします。

あ~楽しみ!
当日必要なのは、参加費(ワリカンで1000円弱になる見通し)だけ。
あとは楽器とあなたのMusiker Geistだけ持ってきて下さいね。

ジブリ映画っぽい散歩道

2013-08-26 12:44:37 | 日常雑記
住まいのアパートの南側に玉川上水がある。

遊歩道は散歩やジョギングに好適だ。
最寄りの橋からのたもとから別の橋のたもとまで
歩いて3~4分。

わざわざ遠回りして、ここを通って買い物に
行ったりしています。
気分転換や散策、昆虫観察にもグッド。
(スズメバチ注意!の看板もあったりする。)

レストランの看板も出ています。
そのうち入ってみたい。

道沿いにピアノの音が聴こえて来たり。
なんかジブリのアニメに出て来そうなところが
気に入ってます。

散歩といいつつ、自転車に乗りつつ写真撮ってみた。

いけませんね~。(´д`)

アリもキリギリスも、蝉もがんばっている

2013-08-25 23:09:51 | 日常雑記
夏休みも終わりに近いが、今日も近所ではミンミンゼミが
朝からやかましい。

セミが何故鳴くのか。このことは意外と知らない人もいるのでは
ないだろうか。
多くの秋の虫同様、セミのあの鳴き声も♂が♀を求めるための
自己顕示の行動らしい。

虫に一番興味を示す子供の時代に、その辺の事情を大人が
しっかり教えないせいもあるのではないかと思う。

話が飛ぶが、筆者が今のパートナーに出会ったのは自分が30歳のとき。
付き合い始めたのは33歳、籍を入れたのは35歳とけっこう
晩婚である。

若い頃は誰しも思うように、はやく恋人や妻が欲しかったが
なかなか思うようにいかなかった。

晩秋にヨレヨレになったコオロギが、今にも死にそうに
息も絶え絶えに一晩中途切れ途切れに鳴いているのを聞いて、
嗚呼、虫でさえも…!とそこまで命を燃やす小さな生き物に
「諦めない」ということを教えられた気がしたものだ。

未だ見ぬ 
 妻 見ん見んと 
      セミの鳴く


壁にとまってじっと動かないアキアカネ。
そばで見てみたらすでにこと切れていた。

与えられた生を全うしただろうか。

自己満足礼賛

2013-08-24 23:54:45 | 作曲
「自己満足」というと、だいたい「独りよがり」と同じで
悪い意味に使われる。

だが、本当の意味で自分を満足させられたら、それは
凄いことだと思うのだ。

何かやったとき、無理矢理じぶんを納得させるのでなく

「これは自分を出し切った」

「今までの自分の最高を出せた」

「今までに無い自分を出せた」

という納得があれば、たとえそんな自分を批判する人が
いても、もうそれはしょうがないと思えるのではないだろうか。

ひとの好みや価値基準はそれぞれ違うものだから、
自分の周りの人の判断基準に合わせていてもキリがない。

「人に合わせていたら、自分自身が無くなった」

というようなJポップの歌詞もあったな。

とくに芸事の判断基準というのは、絶対というのが
無いものだ。
作曲にしても、教科書的には×でも結果的に名曲と
なっている例も多い。

先輩や仲間の意見を聞くことも大事だ。
しかしたとえ反対されても、譲れないところでは最後に判断を下す
のは自分しか無い、というのが私の考えだ。
(バンドメンバーだったら拝み倒して納得してもらう^^)

こと作曲では『ここ、自分的には美味しい。是非聴いて!』という
 ところが何故かかえって他人の反対に遭うことが多い。

とくに経験豊かな人には、その知識に照らし合わせて、
「ここがおかしいよ?」
と指摘されることが多いだろうが、そんな「権威」に白旗を
上げてはいけないと年齢を重ね始めた今、若い人を見ていて
言いたい。

経験を積んでくると

「欲して法を超えず」

で自分のやりたいことがだいたい自然に法則に則ってくるものだが
そんなとき昔の作曲を振り返ってみると、若い頃の破綻の多い未熟な
作品の勢いや感性が如何に貴重なものだったか、身にしみるのだ。

ただ初心者が気をつけるべきは、自分の作ったものは数割増で輝いて
見えるという、落ち入りがちな罠だろう。
しかしそれすらも、「自分が本当に満足できるなら良し」というのが
今の自分の考えだ。

数年後改めて見返して、

「メチャクチャだな(笑)。何にも分かってなかったな。」

と失笑するかもしれない。
しかし自分の正直な原点の中には、自分を貫く個性へのヒントが、
原石のように光っているはずなのだ。


マイ・ギターのメンテナンスを見学

2013-08-23 16:32:38 | ギター・ライフ
都内各所のスタジオペンタさんで金曜日不定期に行われて
いるGuitarCraft&Repair~hip~さんの出張メンテナンスに
行ってまいりました。

前回の出張リペアはけっこう順番待ちをするギタリスト/
ベーシスト達で混んでいたので、今日は早めに行ったら
今回は空いており幸先良く一番乗りキタ━(゜∀゜)━!!

前回同様、お世話になったのはhipの井上さんです。

目の前でいろいろ好みの弾き易さを相談しながら、
ネック調整/フローティング調整/オクターブ調整/元寇、
もとい弦高調整をプロの視点でやって下さいます。

そのテンポの良い手さばきを見ているだけで、ギター弾き
には勉強になるって感じです。

自分ではそれなりに弾き馴染んでいたギターだったんですが、
多少の逆ぞりその他の問題が生じていたようです。

とにかく手際が良い。
その場でフレットの打ち直しまでやってくれそうな
(これは冗談ですが)手さばきでしたよ。

左利き用ギターで、チューニングはA=442、弦高は相当
低いというややこしい注文でも全然その場でOKでした。

井上さんにもスタジオペンタ吉祥寺サウスサイドさんにも
大感謝!ありがとうございました。

忙しかったり暇だったりして、思うこと

2013-08-22 23:51:26 | その他
若い頃読んだ、ゲーテの格言にいわく。

「人生は2つのことで出来ている。
 『やりたいのに、出来ない。』
  そして、
 『やれるけど、やりたくない。』」

何かやれる時間があると、つい無駄に過ごしてしまうもの。
忙しくて時間がないと、「もっと時間があればあれもこれも
出来るのになあ!」と思うのに。

また、自分が簡単に出来ることは意外に却ってその価値に気付かず、
人生に役立てようとは考えられません。
むしろ自分が出来ないことばかり追いかけてしまう。

そういう意味ではないかと思いました。
昔も今も、人というのは変わらないものなのでしょうね。

誕生日に災厄!て最悪じゃね?

2013-08-21 23:51:32 | 日常雑記
今日は死ぬほど足がかゆくなってきたんで、も~堪らず、皮膚科にかけこんだら
なんと水虫にくわえて足を掻いたことにより、ばい菌が感染して
化膿しかかっているとのこと!(あ~恥ずかし!)

2種類の薬を処方されて、薬局に行ったら

「この処方箋、おかしいですよ。同じ効果の薬が2種類、処方されてます」

と薬剤師さんが。

その場で医院に電話してくれるのを待つこと数分、
やはりお医者さんが間違っていたことが判明。
(早く薬をくれっちゅーに。ヽ(*`Д´)ノ←痒くていらだつ)

その後はスクールに行ったら夜に新入の予定の生徒さんが、とつぜん
「田舎に帰る」
とのことでドタキャン。(ちょっと行き当たりばったりじゃ~ありません?)

夜は夜で、(僕の誕生日でしたもので)外で食事するはずが
妻が時ならぬ腹痛で突然ダウン。
帰るなりぐったり寝ておしまいになられました。
(*´・Д・)

今日の僕の悪運に巻き込まれなかった人たち、おめでとうございます!