Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

T指の活用

2009-12-28 20:39:24 | 奏法研究
ギターの世界では、弦を押さえる側の人差し指~小指は
1~4の数字で表される。
親指(thumb)はTという指で表され、特別扱いだ。

T指はあまりフィンガリングには用いられないが、縁の下の
力持ちで他の指が交替で休んでいる間もほとんど休み無く
働いている。

フィンガリングというと1~4指の使い方が対象になるわけで
親指の位置はさほどは顧みられない傾向があるように思う。

だが注意を向けてみると、親指の使い方というのもなかなか
奏法上面白いことがあるものだ。


Eパワーコード@7thポジション


Dパワーコード@5thポジション。親指はその場所に居て
手首を移動させる。


Aパワーコード@12thポジション。親指は7thに留まった
まま。親指を支点に一気にポジションをチェンジ。

パワーコードや、オクターブを保ったまま速いスライド等
でポジション移動するときに有効な方法。
フィンガーボード側からは気付かれにくいフィンガリング、
いやサミング(これじゃ格闘技の「目潰し」だ)の一つ。
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今年を振り返って

2009-12-27 23:37:40 | その他
今年を振り返ると、ささやかなウェブサイトとブログを開設しましたが
やってみて本当に良かったです。
まだヒットは少ないですが、だいたい本ブログは100人前後の方々が毎日
見てくれているようで、ありがたい限りです。

音楽レッスンで生計を立てている身、しかも各所を飛び回っている人間
としては、ある意味本拠地になるのがサイトと本ブログだと思いました。

また今年は沢山の人達との出会いがありました。
今後の私の財産となる出会いだと思います。この出会いを大事にしていき
たいと考えています。

IT時代とはいえ、本当に役に立つのは脚を運んで得た出会いである、という
ことを実感した年でもありました。

音楽面でも型にはまらず、過去にとらわれずで挑戦していくことによって
年齢・キャリアに関係なく開眼していくものがある。ということも再認識
しました。

レフティ・ギター、バイオリン(それとアイリッシュ音楽)に本格的に
手を染めた年でもありました。
そういう意味で、音楽と楽器にいつにも増して嵌った年でもあった、
といえます。

何事も一足飛びには行きませんが、今やっていること/今迄やって来たこと
が実を結ぶと同時に、また未来により多くの種を蒔くことが出来る、
そんな新年であれと願っています。

皆様にとって、新しい年が良いお年でありますように。
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「小手返し」奏法

2009-12-27 10:30:00 | 奏法研究
楽器やジャンルが変わると、奏法も変わる。

ギターを固定するための補助器具、Mbraceを使用すると、
楽器を構えるための労力からかなり開放される。

その結果、指使いの自由度が増すことがあるようだ。

そこで、ここでは「小手返し奏法」を紹介したい。
合気道とギターの融合だ(?)。

フォーク/ロックのグリップ奏法とは手が反対向き

タッピング(叩き)奏法の際、この形・向きだとスケールが
弾き易い。

またギターの調弦の関係上、C、Am等、低音弦ルートのコードを
基本形で押さえ(叩き)易くなる。その場合、

小指→各和音のルート
中or薬指→同じく3度
人差し指→同じく5度

と、なる。

この手の形はしかし、チョーキングには不向きであって、
咄嗟に弦を上に持ち上げるのは困難。
弦を引き下げるベンドなら、多少ましのようだ。

何事も、「これやっときゃ、万事OK!」てのは無いのが、
芸の世界のようで。
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お役立ち器具

2009-12-26 21:17:44 | 楽器の世界
今年買って、はまった物の一つがコレです。

Mbrace(エンブレイス)という、ギターホルダーで
三角の板の裏から短いストラップを通し、ギターを
固定して演奏出来るようになっています。

角度の調節も可。

市販のマイクスタンドを使って、高さの調節も出来るって
わけです。肩も凝らないし、お勧めです。
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音楽の捧げもの

2009-12-26 18:17:08 | その他
クリスマスから年末年始は、厳粛な気分や改まった気分になることが多い。
無宗教を自認する御仁でも、お正月を迎えて神社で手を合わせれば、新鮮な
やる気が新たに甦ってくる、ということもあると思う。

ヤイリのギター。

ギターの音は「(ピアノ等に較べて)小さいのではない。それは、遠くから
聴こえてくるのだ。」と表現した音楽家がいた。

マーチンのDモデルなど、ボディの大きなギターを鳴らすと、大きな外見からは
意外に慎ましい、しかし小さな伽藍のような響きがボディを満たしているのが
聴こえる。

琵琶奏者の間では、小さな音量ながらもよく遠くに響く音色を、「遠音がさす」
というそうだ。

小さな音が遠くに響くのが琵琶なら、同じく小音量だが、近くても遠鳴り
がするのがギターということになるのかもしれない。

サウンド・ホールからギターの中を見ると、そこにはメーカーや製作者、製造年
と型番が書かれた紙が貼ってあるにすぎないのだが、どこか「祠(ほこら)」の中を
覗いているような不思議に神妙な気持ちになるのは筆者だけだろうか。

弦で仕切られたそのホールの向こうには、製作者の思いや、演奏者の気持ちが詰まって
いるような気がする。

神社では祭壇の真ん中に鏡がおいてあることが多い。
「神はあなた自身の中にある」ということを表しているという。

音楽と言う捧げものを、澄んだ鏡のような自分に映し出すための
祭壇がサウンド・ホール・・と言えば、大袈裟に過ぎるだろうか。


生徒さんが持って来たギター。お父さんが70年代に使っていた
ものだそう。
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ギターは戦友

2009-12-25 22:32:49 | 楽器の世界
これはYJM(イングヴェイ・J・マルムスティーン)モデルの
ネックに、他のストラトのボディをくっつけた、
コンポーネント・ギター。
師匠のJoe Stumpから紹介されて安く 買ったもの。


ボディがやたら丈夫というか運が良いと言うか、十数年
前に買ったものなのに無傷です。

アメリカから飛行機で帰って来た際、振動でネックが
ボルトのところからもぎ取れてしまって、修理した
苦い経験もあるのですが、その際もボディに傷は付き
ませんでした。

スキャロップ加工のためか、ネックが少し弱く順反り
気味で、治りません。
音楽学校時代は、これで相当練習しました。

現在は主に、音楽教室でレッスンに使用しております。
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スキャロップ活用

2009-12-25 22:07:59 | 奏法研究
スキャロップド・フィンガーボードというのは、
指板に彫り込みを入れて、見た目が貝の縁みたく
丸みを帯びたギザギザになっているネックの指板
のことです。

指は弦のみに触れて、指板には触らないため、
軽いタッチで高速のフィンガリングが可能と
言われます。

筆者の感想は、上の写真のように、チョーキングの際
指が潜り込んで弦を捕らえ易い点に最大の利があると
思います。
これは10年ほど前に、スキャロップの元祖・リッチー・
ブラックモアも言及しておりました。

使い込んだせいでフレットが摩耗。一度打ち直し済み。

このように、普通では不可能な、垂直方向への弦の
ベンディング、ヴィブラートも可能です。

単弦を指でしっかり捕らえて、持ち上げたり揺すったり
・・には向いているのですが、和音となると話が違います。
フレット間に吊り橋のように浮いている弦は、複数に
なると意外に押さえにくく、複雑なコードは返って難しく
感じます。

しかし、慣れとは恐ろしいもので、使っているうちに
ほとんど気にならなくなり、「スキャロップを弾いている」
意識すらなくなるものです。
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ヨーロピアンvsアメリカン

2009-12-25 21:44:01 | 奏法研究
伝統的なクラシック・スタイルのフィンガリング


アメリカン・スタイルのグリップ


・・と載せてみましたが、勿論これらは、相反するものではなく、
お互い補い合うものだと思います。

指をリラックスさせた状態(に近い状態)で弦をフィンガリング
するか。
太古の昔からの、先祖が木の枝をグリップしていた状態でネックを
握るか。
それぞれ必要に応じて、使い分ければ良いのだ、と思います。
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人類の祖先

2009-12-25 15:21:07 | その他
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2604068/4167822
ヒトと類人猿の共通の祖先かもしれないという4700万年前の動物の化石。

見ると前脚が、すでに我々の手とあまり変わらない形をしており、
まるでパソコンか鍵盤楽器に向かっているような手付き。

手というのは、このころから原型が完成されていると思うと、深く
考えさせられるものがある。

この動物は太古の昔、ジャングルに棲んでいたそうだ。

木の楽器を握っていると、なんだか落ち着いていつまでも
弾いていたくなるのは、樹上生活をしていた先祖の記憶が
あるからかもしれない。
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☆★メリクリ~☆★

2009-12-24 20:53:57 | ライブ/セッション/音楽仲間
今宵、取りい出したるは、・・

筆者所有の12弦ギター。

ずっと弾いてなかったのだが、セッションに使おうか
持ち出してみた。

2人だけの最小ユニットでセッション。自分はギターとフィドル。

12弦ギター、ケルト音楽にも合うだろうと試してみた。
伴奏はもちろん、メロディもときどき弾いてみた。
ジャリンと、重層的なハーモニーが広がる。
悪くない感じだ。

Mariは鍵盤ハモニカを弾く。
ハモンド・SUZUKIのH44というモデル。
アコーディオンとオーボエが混ざったような艶のある音色
を持つ。
「チャルメラ」の音にもちょっと似てる。


弾ける曲だけフィドルにスイッチ。
急速調のテンポはまだ無理っぽい・・でも焦りは禁物。

フィドルとH44との合奏には、不思議な音の調和がある。


バンドでやる曲もそうだが、自宅での1人練習と、人と合奏するジャム
セッションは両輪として必要ですね。

さらに個人レッスンを受けられればベストだが、自分は
2週に一度の道場でのレッスンがそれを兼ねているようなものだ。
身に付けるべきは、
曲の旋律、ハーモニー、形式、装飾、ノリ。
ギター、フィドルその他の使い方。

そして軽快なお喋りと、音楽仲間作りも!

それらに馴染んで、何年か続いて多少ものになったら、
自分の音楽スタイルを築く大きな一部となるでしょう。
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