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電源の極性をあわせると音質は向上するのか? vol.4

2017-12-21 | オーディオ部品のうんちく
『電源の極性をあわせると音質は向上するのか? vol.3』の続きです。

前回はiPhoneやラジカセのように1台で完結してしまうオーディオ機器の場合

電源の極性を変えても音質に変化はなかったというお話でした。

一般的なオーディオ機器はAC100vで動作します。

しかし、内部の各回路はAC100vで動作しているわけではありません。

デジタル回路では+3.3vや+5v、

オペアンプが使われているアナログ回路では+15vや-15v

パワーアンプの出力段は数十ボルトの直流で動作しています。

このように回路によって必要な電圧や電流値は異なりますので

これを適正な値にするのが電源回路です。

電源回路はボディとの間にストレーキャパシティを持っており

AC100vがボディに漏れています。



これが一定の値以上になると漏電と言われるのですが、

どんなオーディオ機器でも僅かには漏れています。

漏れた電気によってオーディオ機器のボディは電位が発生します。

通常は数ボルト程度です。

このボディに発生する電位はコンセントも向き(極性)によって変化します。

この電位が低くなる向きにコンセントを差したときに

『極性が合っている』という表現をします。

iPhoneやラジカセのように1台で完結してしまうオーディオ機器の場合は

ボディに電位が発生したとしてもその電気はどこにも流れません。

そのためiPhoneやラジカセでは極性による音質の変化はありません。

ところが、プリアンプとパワーアンプのようにオーディオ機器が2台以上になると

状況は変わってきます・・・次回に続きます。



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音源はBluetoothによるiPadからとアナログディスクです。

プリメインアンプrosage-intはムジカ初のデジタルアンプ





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12月22日(金)17:00~19:30

12月23日(土)10:00~19:00

12月24日(日)10:00~17:00

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