オーディオ機器に一番多く使われているパーツは抵抗ですが、
2番目に多く使われているパーツはコンデンサーです。
オーディオメーカーでは日夜、高音質の『当たり!コンデンサー』を探しているのですが、
なかなかお目にかかれないというのが実情です。
ところで、先日あるコンデンサーを入手しました。
このコンデンサーは50年程前にドイツのメーカーが開発し
40年程前日本のメーカーがライセンス契約をして生産していた
コンデンサーにそっくりの外観です。
大きさは30mmほどでフイルムコンデンサーとしては大型の部類に属します。
容量は10マイクロファラッドですので電源にも使用できますし、
信号経路でのカップリングコンデンサーとしてもちょうど良い容量です。
新製品のプリアンプ カンタビレにカップリングコンデンサーとして使用してみると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8a/b46076300ea26359a34d8eb369e6684c.jpg)
重心が低くなり、低音に芯がある音になりました!
久しぶりの『当たり!コンデンサー』です!!
このコンデンサーは青いケースにはいっているのですが、
これは湿気に弱いコンデンサーを日本で長期使うために考え出された方法で
コンデンサーを樹脂と一緒にケースの中に封入することによって
コンデンサー本体が空気に触れないようになっています。
余談ですが、
アメリカのコンデンサーをありがたがる方が多いのですが、
湿度が低いアメリカから日本に持ってくると
10年程で特性が悪化していきます。
新しいコンデンサーに交換すると「音が変わった!」という方がいますが
それがオリジナルの音・・・ということも多々あります。
余談でした・・・。
話を戻します。
さらに樹脂でコンデンサーが固められているので
外部からの振動や、音楽信号が通過時に発生する微小な振動がなくなり
高音質につながります。
当社ではこのようなパーツを入手した場合は念のため分解しています。
ということで、早速分解してみましょう!
コンデンサーは青いケースに入った乳白色の樹脂の中にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/dc/ddc5439ed5fb8c65b7d54f25eb86ca42.jpg)
青いケースを取り外していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/7c/33a32caeb28c07e21a79128a8cefcf1d.jpg)
青いケースが完全にはずれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0e/a66987ee996d51ccb816c6891f43110a.jpg)
次に乳白色の樹脂を壊してみま・・・次回に続きます。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/83/3ca792f6c2818c2e7f0811898037690b.jpg)
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