ケーブルは太さで音が変わるのか？ vol.14

『ケーブルは太さで音が変わるのか？　vol.13』の続きです。

２WAYのスピーカーユニット英タンノイ社の295HPDのインピーダンス特性の

デコボコを少なくし、動特性と静特性が近づくよう補正してみましょう。

本に掲載されていた295HPDのインピーダンス特性です。



まずこれをデーター化しました。



このユニットに並列に２２オームを接続します。



合成抵抗を計算しグラフ化しました。

元の295HPDのインピーダンス特性は赤い線、合成抵抗は青い線です。



元の295HPDのインピーダンス特性では

一番インピーダンスが高いところが40オーム、低いところが8オームでした。

この差は5倍にも及びます。

22オームを追加したところ、

一番インピーダンスが高いところが14オーム、低いところが6オームとなりました。

この差は2.3倍まで縮まりました！！

さらに22オームを１０オームにしてみました。



一番インピーダンスが高いところが8オーム、低いところが4.5オームとなりました。

更に差は1.8倍まで縮まりました！！

この方法は簡単で効果的です。

実際に音質も良くなります。

しかし、気をつけなければならない点があります！

これを無視するとアンプの故障の原因となります。

注意する点は・・・次回に続きます。




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日時：１２月１６日（土）１９：００～

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