『SN比とダイナミックレンジは同じ? vol.2』の続きです。
メーカーにうまく乗せられてしまった事例をもうひとつ。
ダンピングファクターという指標があります。
これはパワーアンプがどれほど大きなドライブ能力があるかということで
数値が大きいほどドライブ能力が高いということを表わします。
これはパワーアンプの動的な出力インピーダンスによって決まるもので
出力インピーダンスが低いほどダンピングファクターは大きくなります。
ダンピングファクターは真空管アンプで小さく、トランジスターアンプで大きくなります。
NON-NFBアンプで小さく、NFBのかかったアンプで大きくなります。
真空管の中でも5極管やビーム管は小さく、3極管で大きくなります。
例えば、6L6をビーム管接続で使用したシングルアンプでは0.7くらいになることもあります。
これが300Bになると4~8になり、このあたりが300Bが音が良いと言われる根拠のひとつになっています。
ところが一般的なトランジスターアンプでは100以上は当たり前で
中には10000というアンプも。
ダンピングファクターはバットとボールに例えられます。
ボールに対して重いバットであれば打ったときにボールを遠くに飛ばすことができます。
そう考えるとバットは重い程良いことになります。(人間が持つことができればですが・・・)
理論的には重さ5キロのバットに比べて重さ10キロのバットは倍の距離を飛ばすことになりますが
実際には打つ人の力や気象条件があり重いからといって良いわけではありません。
私はパワーアンプのダンピングファクターは10以上あれば問題ないと考えています。
ボールの重さの10倍の重さのバットで十分という考え方です。
現在ではダンピングファクターを誇ることの無意味さが定着し
カタログに誇らしげに『DP 10000以上』と書かれたアンプはほとんどありません。
今朝はログハウスに大きなツララができていました。
イベントに関してのお問い合わせをいただいておりますが、
毎年1月、2月は積雪が予想されますのでイベントの開催を控えています。
3月にはイベントができるとおもいます。
もうしばらくすると発表できるとおもいますので、お楽しみに!
4月7日は山寺レコードコンサートが開催されます。
詳細は決まり次第ブログでお知らせします。
メーカーにうまく乗せられてしまった事例をもうひとつ。
ダンピングファクターという指標があります。
これはパワーアンプがどれほど大きなドライブ能力があるかということで
数値が大きいほどドライブ能力が高いということを表わします。
これはパワーアンプの動的な出力インピーダンスによって決まるもので
出力インピーダンスが低いほどダンピングファクターは大きくなります。
ダンピングファクターは真空管アンプで小さく、トランジスターアンプで大きくなります。
NON-NFBアンプで小さく、NFBのかかったアンプで大きくなります。
真空管の中でも5極管やビーム管は小さく、3極管で大きくなります。
例えば、6L6をビーム管接続で使用したシングルアンプでは0.7くらいになることもあります。
これが300Bになると4~8になり、このあたりが300Bが音が良いと言われる根拠のひとつになっています。
ところが一般的なトランジスターアンプでは100以上は当たり前で
中には10000というアンプも。
ダンピングファクターはバットとボールに例えられます。
ボールに対して重いバットであれば打ったときにボールを遠くに飛ばすことができます。
そう考えるとバットは重い程良いことになります。(人間が持つことができればですが・・・)
理論的には重さ5キロのバットに比べて重さ10キロのバットは倍の距離を飛ばすことになりますが
実際には打つ人の力や気象条件があり重いからといって良いわけではありません。
私はパワーアンプのダンピングファクターは10以上あれば問題ないと考えています。
ボールの重さの10倍の重さのバットで十分という考え方です。
現在ではダンピングファクターを誇ることの無意味さが定着し
カタログに誇らしげに『DP 10000以上』と書かれたアンプはほとんどありません。
今朝はログハウスに大きなツララができていました。
イベントに関してのお問い合わせをいただいておりますが、
毎年1月、2月は積雪が予想されますのでイベントの開催を控えています。
3月にはイベントができるとおもいます。
もうしばらくすると発表できるとおもいますので、お楽しみに!
4月7日は山寺レコードコンサートが開催されます。
詳細は決まり次第ブログでお知らせします。