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ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.10

2017-12-08 | オーディオ部品のうんちく
『ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.9』の続きです。

動特性を測定することはとても難しいことですが、

スピーカーに音楽信号が入力されている状態を

測定用の単音の正弦波が入力されている状態に近づけることはできるかもしれません。

静特性や動特性といった問題が発生するのは

スピーカーが純抵抗負荷ではなく、インダクタンスやキャパシタンスを含む負荷だからです。

つまり、スピーカーをケーブル側から見るとコンデンサーやコイルが接続されているのと同等で、

しかも、音によってコイルやコンデンサーの容量が変化するという厄介なものです。

パワーアンプからみた場合にはかなりいやな負荷です。

この中でも特にコイルのインダクタンス分が大きく

音への影響も大きいのです。

コイルは低い周波数ほどインピーダンスが低く、

高い周波数になっていくとインピーダンスが高くなるという特性をもっています。

これはコンデンサーとは正反対の特性です。

そこでコンデンサーを並列に接続してコイルのインダクタンスをキャンセルすることができれば

純抵抗負荷に近づくかもしれません。

現実にはスピーカーユニットによってインダクタンスは異なりますし

2WAY以上のスピーカーではネットワークもありますので簡単にはいきません。

それでも簡易的に純抵抗負荷に近づける方法は・・・あります!・・・次回に続きます。




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