(有)村田牧場通信

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ファーストチェアがサートゥルナーリアの牝馬を出産!

2023年02月10日 | 情報

2月9日、当場繫養の繁殖牝馬ファーストチェア号がサートゥルナーリアの牝馬を出産しました。

 

 

母馬が19歳と高齢なので、無事に出産してくれればと願っていましたが、生まれてみれば随分と好馬体の当歳牝馬でした。

程よく脚長で、それでいて決して薄めではない比較的筋肉も付いている、サイズ感も含めてちょうど良い馬体をしています。

繁殖チームのほうで高齢馬なりの気を遣った飼養管理を心掛けていた結果が、この好馬体につながったと思います。

繁殖主任からは賢い面のある当歳馬だと聞いています。

G3勝ち馬フルデプスリーダーの半妹であり、年度代表馬エフフォーリアと同牝系という血統背景も考慮すると、将来の繁殖牝馬として残す方向で調整することになりそうです。

 

 

 


サンセットキスがAmerican Pharoahの牡馬を出産!

2023年02月09日 | 情報

種牡馬展示会ウィークのため更新が遅れていますが、2月6日夜に当場繫養の繁殖牝馬サンセットキスがAmerican Pharoahの牡馬を出産しました。

 

 

生まれて1時間もせずに自分で立つなど、元気があって馬体もしっかりしています。

立ち上がってからも良く動き回るので、うまく写真が撮影できませんでした。

予定日より少し早く生まれていますし、初仔なので少しコンパクトにも映ります。

それでも、American Pharoah産駒は立派な馬体が多いので、この当歳牡馬も成長とともに立派な馬体に成長してくれそうです。

American PharoahはJRAで出走している産駒の50%以上が勝ち上がるなど、日本では抜群の適性を示す種牡馬です。

母のサンセットキスは海外からプライベート購買した繁殖牝馬で、こちらも父が日本適性の高いKingmanです。

この当歳牡馬が芝・ダート含めてどこに適性を示すのか、今から楽しみにしています。

今後も母のサンセットキスには優秀な種牡馬を配合していきたいと考えています。

 

 

 


トキノステラがアジアエクスプレスの牝馬を出産!

2023年02月08日 | 情報

時間が経過していますが、2月5日に当場繫養の繁殖牝馬トキノステラ号がアジアエクスプレスの牝馬を出産しました。

 

 

母のトキノステラは現役時にJRA入着したのち南関東で4勝した馬で、本馬が初仔になります。

トキノステラは当場繫養の繁殖牝馬でディープボンドの母であるゼフィランサスや、初仔からJRA勝ち馬ドンアミティエを出しているクラシックスの全妹にあたります。

ドンアミティエ(牡3歳)はアジアエクスプレス産駒なので、この当歳牝馬は血統的にドンアミティエと同血の関係と言えるでしょう。

牝馬らしい綺麗なシルエットなので、その馬体から芝向きとも感じさせるのですが、アジアエクスプレス産駒なので少なからずダート適性があるでしょう。

初仔からこのレベルの産駒を産んでくれるのであれば、今後もトキノステラには母馬として期待したいと思っています。

 

 

 


当場生産馬のタイセイブリリオ号が合馬特別を快勝!

2023年02月05日 | 情報

2月5日、小倉第9R合馬特別(1勝クラス、芝1200)に当場生産馬のタイセイブリリオ号が出走しました。

 

 

新馬戦を勝った舞台であり、また中間の追い切りも良かったのが影響したのか、2番人気でレースを迎えたタイセイブリリオ。

スタート直後から主張するように先頭に立ったタイセイブリリオは、そのままレースを引っ張っていく形に。

自分のペースに持ち込んで、最終コーナーを回るあたりから鞍上の幸騎手にゴーサインを出されたタイセイブリリオはグングンと加速していきます。

最後の直線でもしっかりと伸びてきたタイセイブリリオは、最後まで先頭を譲らずに2着馬に1馬身3/4差をつけてゴールしました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、オーナーサイドの方に庭先にて見出していただき、縁あって現在の馬主様にご購買いただいた馬です。

現在の小倉の芝は荒れ気味ですが、こういう馬場に対してディープブリランテ産駒は適性がありそうな印象です。

また、本馬は気性的にゲートで出遅れることがありますが、今日はスタートが普通ながらも主張して行き切ることができたことで、結果的にこの馬本来のパフォーマンスを発揮することができたと思います。

自分の形でレースをできたときは強い競馬をしてくれるので、今後も馬主様のために強いタイセイブリリオを見せてくれることを願っています。

 

 

 


ジョワユーズがエスポワールシチーの牡馬を出産!

2023年02月04日 | 情報

2月2日、当場繫養の繁殖牝馬ジョワユーズ号がエスポワールシチーの牡馬を出産しました。

 

 

牡馬らしく、節々がしっかりとしていてトモ幅のある当歳馬です。

当場では今年2頭目のエスポワールシチーの当歳馬誕生になります。

エスポワールシチーの産駒には、NAR年度代表馬イグナイターのようにダート短距離で活躍する馬もいれば、重賞勝ち馬ペイシャエスのようなダートの中距離馬もいます。

エスポワールシチー×エンパイアメーカー牝馬の組み合わせからは南関東重賞勝ち馬インペリシャブルが出るなど、ダートのマイル~中距離で活躍できる配合です。

本馬の馬体のつくりからも同様の馬場・距離適性を感じさせます。