(有)村田牧場通信

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当場生産馬のメディーヴァル号が3歳以上2勝クラスを快勝!

2021年12月27日 | クラブ募集馬
12月25日阪神第12R(ダ1400、3歳以上2勝クラス)に当場生産馬でターファイトクラブ提供馬のメディーヴァル号が出走しました。





昇級初戦となる前走で3着と好走したメディーヴァルは、このレースを1番人気で迎えました。

レースではいつものようにスタートをうまく決めて、ハナは主張せずに先頭集団を見ながら前方でレースを進めます。

内枠だったの活かして道中はインでしっかりと脚をためながら、3~4コーナーあたりで徐々にスピードアップしていきます。

直線では少しコースを見つける時間が必要でしたが、コースを見つけて抜け出してからは一気に加速し、最後は2着馬に1馬身3/4差をつけて優勝しました。





出資会員の皆さま優勝おめでとうございます。

募集当時の本馬の紹介文は、以下のリンクからご参照ください。


【血統・配合】メジェルダの2018(ターファイトクラブ提供馬 牡 父アジアエクスプレス)


ここにきて馬体が成長した分もあるでしょうし、1勝クラスを勝って自信がついたのかもしれませんが、今回の勝利は強い内容でした。

実のところ、私は翌日の有馬記念の現地応援のために移動中の時間であったため、調教師の先生から連絡をもらったときに初めて勝ったことを知った次第です。

その翌日の有馬記念では、当場生産馬のディープボンドとモズベッロの2頭が出走しました。







3番枠のモズベッロは夏負けの影響がしばらく続いていましたが、パドックではある程度復調気配のように映りました。

5番枠のディープボンドは終始パドックの外目を適度な気合が入りながらの歩様で、個人的には非常に良く映りました。

レースではディープボンドがいつも通りの好スタート、モズベッロはやや出遅れてのスタートでしたが、皆さんのご存じのとおり結果はディープボンドが2着でモズベッロは8着でした。

特にディープボンドは一瞬勝つかと思うほどの伸びでしたが、やはり1番人気のエフフォーリアは強かったです。

モズベッロも絶好調というレベルにはないなかでは、直線でも頑張っていたと思います。

寒い時期のほうが良いタイプなので、ここから調子をさらに上げていってほしいところです。



pacalla 重賞制覇レポート『ソリストサンダー』村田牧場編(武蔵野S)

2021年12月17日 | 情報
先ほど、当場も参加しているファンと牧場をつなぐサイトpacallaの編集長から、当場生産馬で先日のGⅢ武蔵野Sに優勝したソリストサンダー号の「重賞制覇レポート」を掲載したとの連絡を受けました。


pacalla 重賞制覇レポート『ソリストサンダー』村田牧場編(武蔵野S)


今回は再び知り合いの望田潤さんに取材していただき、ご質問に回答させていただきました。

ソリストサンダーはこのあと休養を挟んで、順調ならばステップレースを挟んで来年のG1フェブラリーSを目標に調整されるようです。

ステップレースとして出走する可能性があるG3根岸Sには、同じ当場生産馬のフルデプスリーダーも出走を視野に入れているとの情報もあるようです。

今回の記事も競馬ファンの皆さんに当場のことを知っていただく契機になれば幸いです。

是非ご一読ください。




当場生産馬のロジハービン号が2歳未勝利戦を快勝!

2021年12月12日 | 情報
12月12日、中山第6R(2歳未勝利、芝2000)に当場生産馬のロジハービン号が出走しました。





前走の新馬戦でクビ差の2着と惜敗していたロジハービンは、17頭立てのこのレースを1番人気で迎えます。

レースで好スタートを決めたロジハービンは、道中は中団やや前方のポジションでレースを進めながら、第4コーナーを回って直線を迎えます。

直線では前に壁があって、なかなか進出するコースがなかったのですが、残り200Mで外にコースを見つけるとそこから伸びて前方の馬たちをまとめて交わして見事に優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

誕生時より立派な馬体をしていて、とても雰囲気のある馬でした。

育成場に移動する頃にはすでに500kgを超える馬体で、骨格もしっかりしていたことから、順調に行けば馬主様のために立派な成績を収めてくれそうだと期待して送り出したのを思い出します。


【1歳時のロジハービン】



次走がどこになるかはまだ聞いていませんが、オーナーサイドは将来的に重賞路線を目指したいイメージを持っているようです。

芝中距離で勝ち上がってくれたので、来年の3歳クラシック路線に向けてこのあとも頑張ってほしいと願っています。