(有)村田牧場通信

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フルオブスターズがアジアエクスプレスの牡馬を出産!

2022年01月31日 | 情報
1月30日、当場繫養の繁殖牝馬フルオブスターズ号がアジアエクスプレスの牡馬を出産しました。







母馬にとっての初仔ハセノエクスプレスは、この当歳馬の全兄にあたります。

南関東で現在13戦6勝と、生来持っていた気の強さがレースで良い方向に出ているようです。

この当歳牡馬もヤンチャな面がありそうな気配ですし、馬体の出来も良いので、こちらも将来競走馬として楽しみです。



アメージングムーンがドゥラメンテの牝馬を出産!

2022年01月17日 | 情報
連日の雪かきで写真撮影が遅れた分、報告がすっかり遅くなってしまいましたが、当場繫養の繁殖牝馬アメージングムーンが1月13日にドゥラメンテの牝馬を無事出産しました。







昨年のセレクションセールに上場したアメージングムーンの2020の全妹になります。

牝馬ながら骨格がしっかりしていますし、動きが素軽く柔らかいのはこのきょうだいらしい特徴だと言えます。

毎年感じることですが、この母馬は本当に仔出しがいいです。

そして、今年もアメージングムーンの出産が当場における出産第1号になりました。

この当歳牝馬の出来を見ると、1頭目から幸先の良いスタートが切れた気がしています。



ターファイトクラブ提供馬ハーランズルビーの2020(牝 父ドゥラメンテ)が満口に

2022年01月14日 | クラブ募集馬
昨日、ターファイトクラブのスタッフさんから当場生産馬で同クラブに提供しているハーランズルビーの2020(牝、父ドゥラメンテ)につきまして、このたび満口扱いになったとの連絡を受けました。

出資会員の皆さまには御礼申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。

半兄モズベッロは重賞勝ち馬で、昨年はG1大阪杯で2着するなど好走してくれています。

本馬も、半兄のように重賞路線で活躍する姿を出資会員の皆さまにご覧いただけるよう、立派な競走馬になるべく育成場で頑張っています。

その育成場での動きや評価も上々のようですし、先日調教師の先生と連絡を取った際も本馬について話しましたが、彼女に大変期待してくださっています。

ドゥラメンテ×Harlan's Holiday牝馬の配合からも活躍馬が出ていますし、なんとか出資会員の皆さまの期待に応えてほしいと願っています。

改めまして、出資してくださった会員の皆さま誠にありがとうございました。






クラブ募集馬4頭の近況

2022年01月10日 | クラブ募集馬
今年もよろしくお願い申し上げます。

冬場を迎えてクラブ募集馬を含めた現1歳馬たちも冬毛が伸びてきたなかで、あまり見栄えはしませんが、4頭のクラブ募集馬の近況を報告させていただきます。



まずは、ローレルクラブ提供のアメージングムーンの2021から近況を報告いたします。







【12月末日現在の測尺】体高148cm 胸囲167cm 管囲18.6cm 馬体重349kg

前回の近況報告から2カ月ほど経過していますが体高が2cm、馬体重が20kg以上増えるなど、相変わらずクセのない成長を続けています。

以前はもう少し丸みがあって筋肉質の馬体という印象でしたが、いま現在は馬体の成長とともに少し素軽い雰囲気があります。

冬場を迎えてボディコンディションが落ちてきたという考え方もできますが、冬期の昼夜放牧をするなかで飼養管理には気を付けているつもりなので、成長過程の一部だと理解しています。

気性面においても、この牝系らしい気の強さと牝馬らしい繊細さは今も持ち続けていますが、そのなかでも1歳を迎えた牝馬らしい成長を感じさせます。



次に、同じくローレルクラブに提供させていただいているオーシャンフリートの2021の近況です。






【12月末日現在の測尺】体高147cm 胸囲161cm 管囲18.8cm 馬体重339kg

父パイロの産駒らしい丸みを帯びた馬体をしていましたが、その部分を残しつつ1歳になって全体に伸びが出てきた分、以前よりも半姉ベルキューズに似てきた部分があります。

一方で、この1ヶ月ほどは放牧時に気の強さを前面に出すことがあり、もともと秘めていた気の強さが今の時点では表面化している印象を受けます。

ただ、放牧時の人が引いているときに気の強さを出すのは、言い換えれば冬期の昼夜放牧のなかでも十分に体力が回復している証拠でもあります。

実際、馬房で手入れなどする際には特別うるさいわけでもないですし集牧時も大人しい部類に入るので、このまま順調に成長していってほしいと思っています。



ここからは、ターファイトクラブ提供の当歳馬の近況を報告いたします。

まずはハーランズルビーの2021からです。







【12月末日現在の測尺】体高147cm 胸囲163cm 管囲18.7cm 馬体重355kg

今回の測尺では前回よりも管囲が細い数字になっていますが、あまり雪がなく多少運動量が落ちている証拠なのかもしれませんが、しっかりした骨量のある馬なのでそれほど心配はありません。

それよりも、もともとしっかりとしていた馬体に伸びが出てきた分、最近は馬体が少し素軽く映ります。

最近は集牧時に少し逃げることを覚えてきたのですが、比較的すぐに捕まえさせますし、全兄モズベッロは馬房内でそのクセを見せていたので、ある意味この血統らしい仕草だとも言えます。

こちらは相変わらず馬房内ではどっしりとしていますし、ケガや体力面も含めて不安な点はないので、彼女にもこのまま順調に行ってほしいと思っています。



最後に、先日ターファイトクラブの当歳募集で満口にしていただいたメリオールの2021の近況を報告いたします。







【12月末日現在の測尺】体高146cm 胸囲158cm 管囲18.3cm 馬体重310kg

この4頭のなかで、ここ最近の気性面の成長が著しいのが本馬かもしれません。

放牧時に暴れたがるなどの幼い面はまだあるものの、馬房内の雰囲気も含めて確実に気性は成長しています。

馬体に関しても、この4頭のなかでは最も小さい馬体になりますが、現時点の馬体のサイズは決して小さいものではありません。

右前管骨部の腫れも落ち着きましたし、順調に成長するなかで、胴回りに厚みが加わってきました。



今回もちゃんとした立ち姿での撮影ではありませんでしたが、屋根から雪が落ちてくるような状況だったので、素早く短い時間帯で撮影した結果だとご理解願います。

4頭とも順調な成長を見せるなかで、それぞれ幼さが抜けてきて個性が出てきている印象です。

あまり雪がなく、地面が硬いなど運動量に多少の影響が出ている感はあります。

それでもこれからの時期は雪も多く降るので、運動量が増えるなかで、さらなる成長が見られそうです。