(有)村田牧場通信

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ターファイト、ローレルの両クラブに提供している2歳馬の馬名が決定!

2019年02月17日 | クラブ募集馬
当場からターファイト、ローレルの両クラブに提供している2歳馬の馬名が決定したので報告させていただきます。


【ターファイトクラブ提供】アルレガーロの2017(父ローレルゲレイロ)
馬名:ハディア Hadiah(インドネシア語)「贈り物」母名より連想


【ローレルクラブ提供】アメージングムーンの2017(父ロードカナロア)
馬名:アメージングサン Amazing Sun(英語)「驚くほど見事な太陽」母名より連想


なお、両馬ともお蔭様で出資会員の皆さまに満口にさせていただきました。

改めて御礼申し上げます。

なお、ローレルクラブ公式HP上では、アメージングサン(アメージングムーンの2017)のスペシャルレポートが公開されています。

興味のある方は以下のリンクをご参照ください。

【ローレルクラブ公式HP】アメージングムーン17スペシャルレポート

また、両馬の血統・配合に関しては以前に記事を投稿しているので、興味のある方は以下のリンクをご参照ください。

【血統・配合】ハディア(アルレガーロの2017 牡 父ローレルゲレイロ)

【血統・配合】アメージングサン(アメージングムーンの2017 牡 父ロードカナロア)




キタサンハルカゼがシルバーステートの牝馬を、ゼフィランサスはヘニーヒューズの牡馬を出産!

2019年02月16日 | 情報
2月6日朝、当場繫養の繁殖牝馬キタサンハルカゼがシルバーステートの牝馬を出産しました。





キタサンハルカゼにとって初仔となる1歳の牡馬(父ブラックタイド)は骨量豊かでしっかりした馬体に成長していますが、この当歳の牝駒は牝馬らしいきれいな線をしたバランスの良い馬体をしています。

毛色は父のそれが出たようで、おそらく青鹿毛でしょう。

その父シルバーステートについては、先月から馬産地で何頭か産駒が生まれているようで、形が良くて柔軟性のある馬体に出ていると聞いています。

この牝駒にも硬さは感じられず、これまでの産駒の評判を参考にすると、シルバーステート産駒の特徴が出ていると言えそうです。

昨年の供用初年度から好評だったシルバーステートは、産駒誕生前ながら今年(供用2年目)すでに種付料がアップするというほどの人気種牡馬ですが、それでも種付権利は満口という状況です。

その人気に違わぬ仔出しのようなので、当場としては今年も種付する予定でいます。


そして、2月14日夜にはゼフィランサスがヘニーヒューズの牡馬を出産しました。





予定日より5日遅れての出産でしたが、非常に立派な骨格をした馬で、2週間ほど遅れて生まれたかのようなサイズ感です。

キタサンハルカゼの2019はヤンチャなところのある牝駒ですが、この牡駒もかなり気の強い面のある当歳馬です。

人間の介助なく自分で立ち上がった後は、乳付きに少し時間がかかっていたので人間が介助したのですが、その際には尻っぱねするような始末(苦笑)で文字通り元気いっぱいの当歳馬です。

全兄のダンケシェーン(現2勝)は、初仔ということもあって生まれた当初はそれほど大きくはありませんでしたが、この当歳馬はそれより一回り以上大きく生まれています。

どちらかと言えば、同父の牡馬ハーランズルビーの2018が生まれたときと印象が重なるかもしれません。


いずれの当歳馬も好馬体で生まれてくれたので、このまま順調に育つようにしっかりサポートしていきたいと思っています。




当場生産馬のモズベッロ号が3歳未勝利戦を快勝!

2019年02月09日 | セール上場馬
本日、京都第5R(芝1800)に当場生産馬のモズベッロ号が出走しました。





前走の新馬戦では最後の直線でコースが開かずに脚を余しての4着でしたが、その素質の片鱗を見せた点と鞍上M・デムーロ騎手の人気もあったのでしょう。

今日は1番人気でレースを迎えました。

スタートで怯んだのか出遅れ気味のレースとなったモズベッロは、最後方の競馬から道中は押し上げて行って、第3コーナーあたりでは先頭の馬と並走するようにして最終コーナーを迎えます。

最後の直線では手応えよく抜け出し、他馬が迫ってきましたがそこからさらに伸びて、最後は2着馬を1/2馬身差抑えて勝ってくれました。

本馬は、2017年に当場からセレクションセールに上場した馬であり、現在の馬主様に落札していただきました。

関係者の皆さま優勝おめでとうございます。


【セレクションセール上場当時のモズベッロ号】



母のハーランズルビーは米国の繁殖馬セールで購買してきた輸入繁殖牝馬ですが、サンデー系種牡馬を付ければ芝馬を出すのではないかと思っていました。

半兄ヒルノアトラーニ(現2勝、父マンハッタンカフェ)はダート馬として頑張ってくれていますが、このモズベッロは生来の柔軟性を活かして芝馬として好走してくれています。

3歳のこの時期に芝の中距離で勝ち上がってくれたので、できればクラシック路線を目指して頑張ってほしいものです。

ちなみに、本馬の半弟であるハーランズルビーの2018は、現在ローレルクラブにて募集中です。

現在は当場の1歳分場で中期育成中ですが、こちらは父ヘニーヒューズのパワフルな馬体を受け継いでいる印象なので、おそらくダート馬になるのではないかと予想しています。


なお、モズベッロ号(ハーランズルビーの2016)についてはセレクションセール上場に向けた紹介記事を以前に投稿しているので、興味のある方は以下のリンクをご参照ください。


【セレクションセール上場馬 № 157】ハーランズルビーの2016(牡)