クライオブザソウルがホッコータルマエの牡馬を、アルレガーロはローレルゲレイロの牝馬を出産！

3月24日の0時を過ぎてすぐにスルターナがヘニーヒューズの牡馬を出産しましたが、今度は3月24日の夜遅くのほぼ同時刻にクライオブザソウルとアルレガーロが出産しました。

クライオブザソウルは初仔になりますが、ホッコータルマエの牡馬を出産しました。

初仔ということで、最初のうちは自身の仔馬に戸惑いを見せていましたが、その後は愛情たっぷりに仔馬を可愛がっています。







クライオブザソウルは繁殖本場で出産しましたが、ほぼ同時刻に繁殖分場ではアルレガーロがローレルゲレイロの牝馬を出産しました。

初めての出産ということもあって、私は念のためクライオブザソウルのほうに付いていましたが、アルレガーロのほうも無事に出産を終えることができました。







ここ数日仕事が重なってブログの更新が遅れましたが、この2頭の出産が終わったことで、あとは4月予定と5月予定の2頭を残すのみとなりました。

母馬たちが無事に出産できるように、スタッフ一同最後まで気を引き締めていきます。

スルターナがヘニーヒューズの牡馬を出産！

3月24日、当場繫養の繁殖牝馬スルターナ号がヘニーヒューズの牡馬を出産しました。







この当歳牡馬は2番仔になりますが、初仔のスルターナの2019（牡、父キタサンブラック）同様に立派な馬格で生まれました。

その半兄の1歳馬のほうは、初仔ながら体高がすでに150cmを超えていて、父譲りの立派な馬体に成長しています。

この当歳牡馬は毛色こそ明るい鹿毛ですが、父ヘニーヒューズの持つ四肢の筋肉を受け継いだ馬体をしています。

半兄の成長を見ていると、この当歳牡馬にも大きな期待ができそうです。

クロワラモーがダンカークの牝馬を出産！

遅くなりましたが、３月２１日に当場繫養の繁殖牝馬クロワラモー号がダンカークの牝馬を出産しました。







母は元ターファイトクラブ所属馬のクロワラモー（JRA３勝)で、全姉に現ターファイトクラブ所属馬のオーパキャマラード(JRA現２勝)がいる血統です。

比較的素直な仔で、乳付きなどもすぐに覚えてくれました。

当場ではこれまでダンカーク産駒を本馬を含めて３頭生産していますが、すべて牝馬であり、いずれも父の芦毛は受け継いでいません。

少し脚長に見せる馬体なので、その点は生まれた当時に全姉に似ています。

クロワラモーは賢いお母さんなので、上手に育ててくれるでしょう。

当場生産馬のブラヴール号がSⅡ京浜盃を快勝！

3月18日、大井第11RのSⅡ京浜盃に当場生産馬のブラヴール号が出走しました。





前走の大井・クラシックトライアルで優勝したブラヴールでしたが、今日は重賞勝ち馬などが出走するなかで8番人気での出走となりました。

前走同様、中団やや後方からの競馬となりましたが、第3コーナーを回ったあたりから徐々に進出して、最終コーナーでは内から外に進路を取りながら直線を迎えます。

最後の直線では外から力強く伸びてきて先頭集団を一気に捉えて、最後は2着馬に3/4馬身差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

このブログでも何度か取り上げているように、ブラヴールは母チャームアスリープ最後の産駒です。

その母に加えて、父セレンも当場生産馬であり、私個人としてもブラヴールが重賞勝ち馬になってくれて本当に嬉しいです。

当場にいた頃からかなりの素質を秘めた馬だと感じていましたし、馬主様が来場された際にもそのように伝えていましたが、正直なところ古馬になってから大成すると予想していました。

それがクラシックを迎える前に重賞勝ち馬になってくれたのですから、育成場や厩舎関係者の皆さんの努力が大きいと感じています。

クラシックトライアルと京浜盃を制したことで、SⅠ羽田盃やSⅠ東京ダービーでは有力馬の一頭として出走することになるかと思います。

その大きな舞台でも父母譲りの豪快な末脚を見せてくれるはずなので、今後ともブラヴールの走りに是非ご注目ください。


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キタサンメジャーがヘニーヒューズの牡馬を出産！

3月9日、当場繫養の繁殖牝馬キタサンメジャー号がヘニーヒューズの牡馬を出産しました。







初めて立ち上がった後はそれほどフラフラもせず、なかなかに根性のあるところを見せていました。

父ヘニーヒューズの産駒は筋肉量に恵まれた馬が多いですが、この当歳牡馬も程よく筋肉が付いていきそうですし、馬体のサイズも十分なので立派な馬体に成長してくれそうです。