(有)村田牧場通信

(有)村田牧場から情報を発信するブログ

ハーランズワンダーがマジェスティックウォリアーの牝馬を出産!

2021年01月30日 | 情報
1月29日、当場繫養の繁殖牝馬ハーランズワンダー号がマジェスティックウォリアーの牝馬を出産しました。







生まれた瞬間は牡馬かと思ったほど、骨格がしっかりとした牝馬です。

予定日から10日以上遅れていたので心配していたのですが、母仔ともに体調は良好です。

マジェスティックウォリアーは非サンデー系種牡馬のなかでも人気のある種牡馬で、昨年も多くの繁殖牝馬と配合しています。

この当歳牝馬の馬格、そしてマジェスティックウォリアー産駒の傾向と母ハーランズワンダーの競走成績を参考にすると、この牝駒はダートに適性があるのでないかと思っています。




タイセイアヴァンセがロジユニヴァースの牡馬を出産!

2021年01月28日 | 情報
1月27日、当場繫養の繁殖牝馬タイセイアヴァンセ号がロジユニヴァースの牡馬を出産しました。







タイセイアヴァンセはG2勝ち馬ディープボンドの半姉にあたる血統の持ち主で、彼女にとってはこの当歳牡馬が初仔になります。

ロジユニヴァース産駒はそれほど多くはないものの、JRAにおける勝ち馬率が3割を超えているように、好馬体が多く安定した成績を残している印象です。

この当歳牡馬も初仔ながらサイズは小さくありませんし、順調に成長してくれれば見栄えのする馬体になってくれそうです。



当場生産のローレルクラブ提供馬フロムディスタンス号が3歳未勝利戦を快勝!

2021年01月23日 | クラブ募集馬
1月23日の中山第3R3歳未勝利戦(ダ1200)に、当場生産のローレルクラブ提供馬フロムディスタンス号が出走しました。





新馬戦を好内容の3着で終えたフロムディスタンスは、その前走が評価されてか、このレースを1番人気で迎えました。

ただ、550kgを超える大型馬であり、レースを迎えるにあたって両前球節に腫れがある状態での出走となりました。

それが影響してか、スタート直後の芝コースでは行き脚がつかず、集団やや後方からのレースになります。

その後、ダートコースに入ってからは少しずつポジションを上げて行って、最終コーナーを回るあたりでは先頭集団を伺う位置まで上がっていきます。

直線を迎えてからは前が空くのを待ち、スペースができたところで鞍上のサインに応えてどんどん加速し、最後は先頭集団を捉えて2着馬にクビ差競り勝って勝ち上がることができました。





出資会員の皆さま優勝おめでとうございます。

半兄にG2日経新春杯勝ち馬のモズベッロがいる血統ですが、フロムディスタンスのほうは父ヘニーヒューズの筋肉質を受け継いでいて、適性は明らかにダートにあるのでしょう。

この馬にとっては中山ダ1200は決して得意な条件ではなかったと思いますが、それでも馬群を割って鋭く伸びてきた点は評価していいと思います。

能力は見せてくれたので、今後は脚元の具合などを見ながら予定を組んでいくことになるでしょう。



ゼフィランサスがドゥラメンテの牡馬を出産!

2021年01月18日 | 情報
1月16日夜、当場繫養の繁殖牝馬ゼフィランサス号がドゥラメンテの牡馬を出産しました。







生まれてからも元気いっぱいに動き回っていて、うまく写真を撮れていませんが、ドゥラメンテ産駒らしいやや脚長の立派な馬格をした当歳馬です。

生まれたときの雰囲気は、半兄ディープボンド(父キズナ)や全兄ドゥラモンディーのサイズ感に似ているので、この当歳牡馬も立派な馬体に成長しそうです。

その全兄ドゥラモンディーは出走予定だった先週の新馬戦は除外となってしまい、芝中距離の新馬戦を視野に予定を組み直されることになりそうですが、厩舎の評価も上々でデビューが楽しみな馬です。

半姉のゼフィランサスの2020(父キタサンブラック)も当場1歳分場で非常に順調に成長していますし、ゼフィランサスには今年も評価の高い種牡馬を配合したいと考えています。



当場生産馬のソリストサンダー号が門司Sを快勝!

2021年01月17日 | セール上場馬
当場生産馬で、2016年のオータムセールでご購買いただいたソリストサンダー号(牡、父トビーズコーナー)が本日の小倉第11R門司S(ダ1700)に出走しました。





このレースを3番人気で迎えたソリストサンダーは、スタートから好位追走しながら向こう正面に差し掛かります。

そこからこの馬らしい捲りで先頭集団に取りつくと、その手応えのまま最終コーナーあたりで先頭に躍り出ます。

最後の直線では2着馬に一度は並ばれるも、最後は振り切って1馬身1/4差をつけて快勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

このレース内容を見る限り、本格化したと言って間違いないでしょう。

そして、これが当場生産馬による今年のJRA初勝利になりました。

今週だけでもハディアが3着、メルテッドハニーが2着と来ていたので、なんとか今週中にという思いでいましたが、ソリストサンダーがその願いを叶えてくれました。

本馬にとっても前走の重賞2着に続く本賞金加算となりましたし、レース内容も良かったので、今後の重賞路線へ向けて弾みがついたと思います。

ソリストサンダーの次走以降の走りにも是非ご注目ください。