今日は、10月2日に開催されるオータムセールに当場から上場予定の№112モガミヒメの2016(牡)を紹介します。
本馬は、当場にてセリ馴致中です。
なお、本馬の9月26日時点での測尺は以下のとおりです。
【体高】153cm 【胸囲】178cm 【管囲】19.7cm 【馬体重】435kg
5月20日生まれということで、当場生産馬の現1歳世代のなかでも一番遅生まれであり、この時期の1歳牡馬の体つきとしては少し幼い面もあり、それが測尺にも表れていると思います。
ただ、キングヘイロー産駒は総じてそれほど大柄でもなく、例えば同じキングヘイロー産駒の近親ローレルゲレイロも、当場で過ごした1歳時は5月生まれということもあって小さな馬でした。
モガミヒメの20116の場合、父がこのキングヘイローという点が最大の長所だと思います。
キングヘイロー×モガミヒメ牝系は多くの勝ち馬が出ている配合で、その筆頭がG1を2勝して最優秀短距離馬に選出されたローレルゲレイロです。
9月25日時点で、キングヘイロー×モガミヒメ牝系の組み合わせを持つ馬は、中央で11頭がデビューして8頭が勝ち上がっていて、合計で27勝を挙げている配合です。
その平均獲得賞金は1頭あたり7,209万円であり、仮にG1馬のローレルゲレイロを除いて計算しても、1頭あたりの平均獲得賞金は3,105万円になります。
当場では、堅実に走る組み合わせとして、好んで用いてきた配合です。
残念ながら母モガミヒメはすでに他界していて、本馬モガミヒメの2016が最後の産駒となってしまいました。
本馬には、この配合の優秀さを証明するような活躍を期待したいところです。
なお、本馬の血統・配合に関しては【血統・配合】キングヘイロー×モガミヒメ牝系 ③キングヘイロー×モガミヒメ牝系の配合~ゼフィランサス編~で詳しく触れています。
ゼフィランサスは、モガミヒメの2016の全姉にあたる血統なので、興味のある方は是非ご参照下さい。
また、本馬に興味のある方は当場HPを通じてご連絡頂くか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入下さるようお願いいたします。(表示はされません)
当場から折り返し連絡させて頂きます。