少し時間が経過していますが、2月24日に当場繫養の繁殖牝馬ハーランズワンダー号がサトノダイヤモンドの牝馬を出産しました。
2週間遅れての出産だったので、比較的大きめのサイズで生まれてくれました。
ハーランズワンダー自身はそれほど体高がない繁殖牝馬で、それを補完する意味でも馬格のあるサトノダイヤモンドを配合したので、こちらの期待通りの馬体に生まれてくれたと思います。
この牝系にディープ系種牡馬の配合からはG2勝ち馬モズベッロが出ているので、馬体的にしっかりしているこの当歳牝馬も期待したいところです。
また、2月25日にはクラシックスがマジェスティックウォリアーの牡馬を出産しました。
脚長に見せる馬体は、父マジェスティックウォリアー譲りとも言えますし、エーピーインディ系らしいとも言えるでしょう。
母のクラシックスはディープボンドの母であるゼフィランサスの全妹という血統で、現役時にJRAでは勝つことができなかったものの、当場としては繁殖牝馬として大きな期待を寄せています。
彼女の初仔ドンアミティエはダート1400の2歳未勝利戦を5馬身差で勝ち上がっていて、3歳1勝クラスでも3着するなど、上のクラスでも通用しそうな素質馬です。
そのサイズ感からある程度馬格のある競走馬になりそうな雰囲気なので、この当歳牡馬にも母の名を上げる活躍をしてほしいと願っています。