先月は多忙のため2頭の近況を休んでしまったので、今回は2ヶ月ぶりとなる近況報告をさせていただきます。
なお、晴れないなかでの写真撮影でしたが、その時間帯しか割くことができなかったのでご了承願います。
まずはターファイトクラブ募集馬であるメジェルダの2022からです。
2月末日時点での本馬の測尺は、以下のとおりです。
【体高】153cm 【胸囲】171cm 【管囲】19.3cm 【馬体重】383kg
母メジェルダにとって、この時点でこれだけの馬格というのは彼女の産駒のなかでは初めてです。
当場繫養の1歳牝馬のなかではもっとも体高のある1歳馬ですし、馬体の成長とともに身の入りも以前より良くなっています。
全体に伸びが出てきている時期でもありますが、その分厚みも出てきているので、素軽くは見せても細身には見せません。
飼い食いもしっかりしているので、現時点ではこのままの成長を続けてほしいと思えるほどに順調です。
次にローレルクラブ募集馬であるアメージングムーンの2022について。
2月末日時点での本馬の測尺は、以下のとおりです。
【体高】151cm 【胸囲】172cm 【管囲】19.5cm 【馬体重】414kg
数字もそうですが、文字通り全体的に成長しているという印象です。
この中間、半兄ノースブリッジのG2AJCC勝ちや全兄タッチウッドのG3共同通信杯2着の成績もあって、一気に満口扱いに至りました。
出資会員の皆さまには改めて御礼申し上げます。
胸囲もしっかりしていて、写真通り厚みのある馬体ですが、歩様などからはもっと伸びのある馬体に見せるタイプです。
G3共同通信杯の際にはタッチウッドの応援に私のほうで行かせてもらいましたが、パドックなどを見ていると、改めてこの全妹はタッチウッドに似ているなと感じました。
馬体の成長とともに気性面もさらにどっしりしてきていて、現時点では心身ともに非常に順調な成長を続けています。
血統こそ違いますが、2頭ともここ最近の成長具合が似ているように感じます。
最も寒い時期が過ぎて、これからは放牧地の地面が柔らかくなって運動量も徐々に増えてくるでしょう。
もう1~2ヶ月で冬毛も抜けるでしょうし、気温なども含めて変化のある時期なので、改めて飼養管理には気を付けたいと思っています。
さて、この中間はアメージングムーンの2022のきょうだいが活躍してくれましたが、今月は3月18日にメジェルダの2022の半兄バグラダスがG3ファルコンSに出走予定です。
このレースを目標に2月下旬頃に帰厩して、本番までに何本か追い切りながら仕上げていく予定です。
アメージングムーンの2022より先に満口にしていただいたメジェルダの2022ですが、出資会員の皆さまに今以上に期待していただくためにもバグラダスには好走を期待したいと思います。