ロック探偵のMY GENERATION

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ディランの誕生日 ヴィンテージⅣ

2024-05-24 21:36:04 | 日記

今日5月24日は、ボブ・ディランの誕生日です。

本ブログでは、この日付に合わせてこれまで何度か記事を書いてきました。

そして今年も、ということなんですが……今年はヴィンテージシリーズというのをやっていて、そちらの流れに乗っていこうと思います。

日ごろYoutubeを見ていて見つけた動画を蔵出しするというシリーズ。
ディラン関連の動画というところにしぼってみても、結構面白い動画がいろいろありました。そこはさすがのディラン先生というところでしょう。長いキャリアの末に、いまやノーベル賞作家となったボブ・ディラン。彼がいかにリスペクトされているかを感じられる動画集になったと思います。


ジョニー・ウィンターによる「追憶のハイウェイ61」。
弟のエドガー・ウィンターも参加しています。

Highway 61 Revisited



前にボブ・ディラン30周年記念コンサートというのを紹介しましたが、このステージにはエリック・クラプトンも出演していました。「くよくよするなよ」をカバー。

Don't Think Twice, It's All Right (Live at Madison Square Garden, New York, NY - October 1992)

クラプトンがディランをカバーした曲といえば「天国への扉」が有名ですが、30周年記念コンサートではもちろんこの曲もやっています。どうやら、出演者全員で合唱ということのようです。

Knockin' on Heaven's Door (Live at Madison Square Garden, New York, NY - October 1992)



デイヴ・マシューズによる「見張り塔からずっと」。
この曲は、これまでにいくつかカバーバージョンを紹介してきましたが、まだまだあります。

Dave Matthews Band - All Along The Watchtower (from The Central Park Concert)


もう一つ、同じく「見張り塔からずっと」をパール・ジャムのエディ・ヴェダーによるカバーで。
ディランを描いた映画のサントラに使われたもので、バックにはスペシャルバンドが。テレビジョンの故トム・ヴァ―ラインがギターを弾き、ソニック・ユースやウィルコのメンバーも参加しています。

All Along the Watchtower

同じサントラからもう一曲、ロス・ロボスによるBilly 1のカバー。
昨年50周年ということで紹介したアルバム『ビリー・ザ・キッド』の曲。深南部……というか、もう国境を越えてメキシコにまでいってしまってるわけですが、この感じが西部劇世界にもマッチしています。

Billy 1


異色のカバーとして、Ministry によるLay Lady Lay。
世代やジャンルを超えてリスペクトされるディランということでしょう。

Ministry - Lay Lady Lay (Official Music Video)


ディランの曲というわけではありませんが……ディランもとりあげた曲、When the Levee Breaks。
この曲はレッド・ツェッペリンのバージョンが有名でしょう。そのツェッペリンのロバート・プラント、ジミー・ペイジがニール・ヤングと共演している動画がありました。

Led Zeppelin - "When The Levee Breaks" | 1995 Induction

同じくWhen the Levee Breaks をPlaying for Change のバージョンで。
こちらは、上の動画では参加していなかったジョン・ポール・ジョーンズが参加しています。また、著名なアーティストとしては、スーザン・テデスキとデレク・トラックスが参加。

When The Levee Breaks feat. John Paul Jones | Playing For Change | Song Around The World


ここで、ディラン自身の曲を。
これも昨年50周年を迎えたアルバムDylan から、「ミスター・ボジャングル」です。
前にも紹介したようにこのアルバムは、カバー集であり、この曲はニッティ・グリッティ・ダート・バンドのバージョンがよく知られています。

Bob Dylan - Mr. Bojangles (Official Audio)

最後は、トラベリング・ウィルベリーズ。
ディランが、ジョージ・ハリスン、トム・ペティ、ロイ・オービスン、ジェフ・リンという大物たちと組んだスーパーバンドです。代表曲のHandle with Care。
ジョージ・ハリスン追悼コンサートで演奏されたバージョンを前に紹介しましたが、こちらがオリジナルとなります。

The Traveling Wilburys - Handle With Care (Official Video)




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