ロック探偵のMY GENERATION

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ロバート・ジョンソンの名曲を振り返る+α

2022-01-28 16:26:48 | 過去記事

ロバート・ジョンソン「四辻ブルース」(Robert Johnson - Cross Road Blues)

The Complete Recordingsロバート・ジョンソン 今回は、音楽記事です。 このカテゴリーでは、以前マディ・ウォーターズの記事を書きました。 ジミヘンからマディ・ウ......




過去記事です。
ロバート・ジョンソンについて書いています。


例によって、プラスアルファということでロバート・ジョンソンの歌を二曲ほど。


まず、エリック・クラプトンもカバーした Me And The Devil Blues。

Me And The Devil Blues


ブルース・スタンダード、Sweet Home Chicago。
歌詞中に California という単語が出てきますが、これはカリフォルニア州のことではありません。
かつて california という単語は、「理想の地」のような意味合いで使われていたことがあるのです。

Sweet Home Chicago



ついでに、「四辻ブルース」をカバーした Crossroads の動画をいくつか。

まずは、その出発点であるクリーム。
クリームといえば、最近エリック・クラプトンがなかなか難儀なことになってきてますが……そのへんの話は、いずれクラプトンの記事で書こうと思います。

Crossroads


日本代表Char さんによるカバー。
先日テレビの「関ジャム∞」に出演し、そこでもイントロを披露してくれました。ただしこの動画は、邦楽YouTubeの悲しい宿命か、肝心なところでフェードアウトしてしまいますが……

Crossroads



最後に、2013年ロックンロール栄誉の殿堂における、豪華すぎる面子が集結したセッションを。
このブログではちょくちょく出てくるロックの殿堂。最後のセッションが豪華な顔ぶれになるのはいつものことですが、これはすごい。
Audioslaveや、Foo Fighters、RUSH、Public Enemy ...これだけでもすさまじいですが、そこにハートのウィルソン姉妹やジョン・フォガティが。さらには、前回のマディ・ウォーターズ振り返り記事で出てきたゲイリー・クラークJr.も登場します。


Finale performance of "Cross Road Blues" at the 2013 Rock & Roll Hall of Fame Induction Ceremony


あまりにもラインナップが豪華すぎるので、その豪華さを伝えるべく動画の内容を以下に詳述。


演奏は、まずラップパートから始まります。
このラップも、パブリック・エネミー+Run - DMCという強力な組み合わせです。
バックでドラムとベースを演奏するのは、RUSHのニール・パートとゲディ・リー。(もう一人ドラムを叩いているのは、フーファイターズのテイラー・ホーキンス)
歌い出しは、ゲイリー・クラークJr.から。そして、アン・ウィルソン(Heart)、クリス・コーネル(Soundgarden ~ Audioslave)とつないでいきます。
そこから、ギターソロ。ゲイリー・クラークJrからトム・モレロ(Rage Against the Machine ~ Audioslave)へ。
また歌に入り、ジョン・フォガティからデイヴ・グロール(Nirvana ~ Foo Fighters)。
再びギターソロとなり、RUSHのアレックス・ライフソンがプレイ。そこから、トム・モレロが再びソロ。ここでは、十八番のスイッチプレイも聴かせてくれます。また、スライドバーも使用。使用後はそのスライドバーをフロアに投げ捨てますが、それを見たクリス・コーネルが「こいつ今なんか落とした?」みたいな感じで床に目をやる様子も見られます。そんなクリスを横目にトム・モレロがソロを終えると、今度はゲイリー・クラークJrが二回目のソロ。そしてラップパートがはさまり、最後はゲディ・リー(RUSH)が歌います。
ちなみに、ここに登場するミュージシャンのなかでニール・パートとクリス・コーネルはすでに故人。ここに映っているのは、「最晩年」の雄姿といえます。




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