むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

台湾人いわく「国民党に人材を殺されたから独立できない」ではバルト三国は?w

2010-08-01 01:38:30 | 台湾社会運動
台湾人は、言い訳や他人への責任転嫁が大好きw。そのくせ、自分の過ちや不足を謙虚に反省しようとしない。だから、同じ失敗を何度も繰り返して進歩しない。

たとえば、台湾人がいまだに国民党を駆逐して「建国」できない原因として、
カダフィやオルテガに信頼された陳水扁は立派だっかかも、その陳を唾棄した台湾人は馬鹿かもw 2010-07-29 19:15:3 コメント欄 
に最近台湾人と見られるブロークン(台湾式)中国語によるコメントがあったように、

>是台灣人鬥不過?介石建立的國民黨政權
>?們沒有去重視過台灣在228 及戒嚴時代
>台灣的人2才都被國民黨暗殺 逃到海外
>國民黨政權只會讓台灣不會進?
>甚至往國外發展 都沒有人願意留在這裡
>我們是平凡的沒有能力的 只能留在台灣

「日本統治時代に育った優秀な人材が2・28事件で殺され、さらにその後も優秀な人ほど海外に亡命したりしたから、台湾人は戦えなかった」という”言い訳”が述べられることがよくある。

これは、もともと日本語世代の一部が「優秀な人ほど殺された。残ったわれわれは二流の人材です」といっていたことから始まったのだが、本来は謙遜を込めた表現だったのだが、北京語で文章を書くことに何の疑問も感じない戦後世代の手にかかると、これが見事な自己弁護の言い訳に変身してしまうw。

しかし、「国民党に優秀な人材を殺されたから、その後の台湾には人材が育たない」、これって本当か?

■間違った優生学
この前提はおそらく優生学思想があるんだろうね。「優秀な遺伝子からは優秀な子どもが産まれ、駄目なやつからは駄目なやつしか生まれない」という近代ゲルマン世界に広まった神話だが、戦前ドイツ崇拝だった日本を通じて、台湾にもこの思想が持ち込まれた。だから、独立派はこういう論理を良く使いたがる。
確かに米国の調査でも優秀な両親からは優秀な子どもが生まれる確率がきわめて高いという結果が出ているが、しかしこれは遺伝子だけではなく、その後の環境や出会った人たちや自己努力などの要因が関わってくる。
本当に優秀な人間の子どもが優秀なら、麻生太郎や安部晋三のようなアホは出てこないはずだw。

■アホだけで集団を作れば、そこから必ず優秀なものが出てくる
しかも、サル山の原理を考えれば、「優秀なのを殺されたから、残りは駄目だ」というのは、眉唾だ。
「サルの群れのうち20%の勤勉なものだけを集めて群れを構成しても、必ずその中で勤勉と普通と怠惰なサルに分かれて、生産性は向上しない。怠惰なサルばかり集めてもその中から勤勉なサルが現れる」
これを考えれば、たとえ国民党の2・28事件の虐殺で当時台湾で最も優秀だった人材がことごとく殺されたとしても、残った人間の間から、優秀な人材が出現できない、と決め付ける独立派の言い訳は変だ。

■本当に2・28で殺されたのは優秀だったのか?
もちろん台湾人がもともと種族的に、優秀な人間を生み出しにくい集団である可能性は高い。私は実際そう思うんだが、国民党に人材を殺された程度で、その後も人材を生み出せないというのであれば、もともと戦後国民党に殺された人材もたいした人材ではないという可能性も高い。
国民党および蒋介石が冷酷非道な殺人鬼であることは論をまたないが、しかし蒋介石は殺人鬼としての冷酷さにおいては、ヒトラー並ではあるが、決して能力が高いわけではなく、ヒトラー、毛沢東、スターリンなど同時代の殺人鬼と比べると、殺戮できた人数は、かなり少ない。戦後殺した台湾人の数も、当時の低レベルな原爆による広島・長崎の犠牲者を少し上回る程度でしかなく、世紀の殺人狂だったヒトラー、毛沢東、スターリンという世界最大の殺人魔が殺した数千万人単位と比べると、見劣りする。
そういう意味では、蒋介石の虐殺はたいしたことはない。
そんな能力が低い蒋介石の魔の手にかかって簡単に台湾人の「最も優秀な人材」が殺されたとするならば、そんな人材は本当に世間知的に優秀でも賢かったわけでもなくて、単に「勉強ができた」だけの青白いインテリだったに過ぎない。
本当に世間知もあって賢い人間なら、蒋介石ごときの目を欺いて、その後もうまく逃げ延びて、反撃の機会をうかがうことくらいできなければ駄目だろう。

■「勉強ができる」=「優秀」ではない!
台湾人が「優秀な人材」という場合、ほとんどは学歴に幻惑されて、本当の中身を見ていない場合が多い。今の台湾で大学教授の資格は、博士号を持つものに限定されているが、連戦なんかを見ればわかるように、博士号を持っている人間が賢いことにはならない。逆に高卒でも世間知があって、賢い人間はいる。
ところが、台湾人は日本時代以来「学歴」崇拝で、学歴があれば無条件に優秀だと決め付ける傾向が強い。しかし、それは台湾人の思慮が浅い証拠である。

■人材が虐殺されたバルト三国は独立できたのに台湾ができないのは?
それから、2・28やその後のブラックリストで人材が台湾から失われたから、駄目だというのも、単なる責任回避の言でしかない。
そんなこといえば、バルト三国はじめ旧ソ連・東欧圏はなぜ、1989年前後に相次いで独立と自由を獲得できたのか?
先にも、殺人鬼の能力としては、蒋介石が低くて、ヒトラーとスターリンのほうがはるかに高く、はるかに多くの人間を抹殺してきたことを述べた。
バルト三国やチェコやハンガリーなどの場合、ナチスおよびソ連のいずれからも侵略を受けて、大量の人材が殺されたり、追放されたりして、失われた。
特にバルト三国にいたっては、殺害されたりシベリア送りになったりして失われた人間は、全体の3分の1にものぼり、中程度の人間を含めて、いわば根こそぎやられている。
それなのに、台湾人がいまだに「中国人」意識の迷妄から目覚めなかった1989年の時点で、バルト三国は立ち上がり、「人間の鎖」に3国全人口の3分の1にあたる200万人が参加し、独立と自由を勝ち取ったのである
台湾人の言い訳が本当であれば、バルト三国はそんなことが不可能だったはずである!

■台湾人の醜い言い訳が、台湾人の駄目な原因
要するに、「国民党によって優秀な人材が失われたから、台湾は独立できない」などとする独立派台湾人の主張は、単なる言い訳に過ぎない。

>我們是平凡的沒有能力的 只能留在台灣

「能力もない庶民しか残っていないから何もできない」というなら、バルト三国はもっと状況が悪かったが、それでもできた。
「能力があるほど殺されたり、外に出たから、残りはカスばかりだ」というのは、サル山の論理からいえば、ぜんぜん間違いだ。
本当に殺されたものが優秀だったのなら、残ったものの中からだって人材は再び出現する。
もしそうでなければ殺されたり、外に出た人間も、本当に優秀だったわけではないということになる。
いずれにしても、こんな理屈にもなっていない理屈を展開して、自己弁護をしたがる台湾人の腐った頭と根性こそが、台湾を駄目にしている原因である。馬英九みたいな腐った野郎が総統になったのは、ほかでもない独立派台湾人が腐っていて、腐った土壌になっているからである。馬英九は台湾の堕落の結果に過ぎない。

■私の台湾に対する貢献と犠牲を無視して、罵倒する無礼な台湾人は死んだほうがよい

しかも、

>?們沒有去重視過台灣在228 及戒嚴時代

といって私を攻撃する無礼と尊大さには恐れ入るw。

それなら聞くが、お前は
1.1987年2月から起こった2・28事件名誉回復運動に参加したことがあるのか?2.2・28事件の発端になったのは2月27日午後5時ごろ「天馬茶房」前で起こった事件だが、毎年2月27日に犠牲者を追悼しているか?
3.1987年以来、私は民進党をはじめ台湾の独立派民主派の運動を支援してきているが、それと同等あるいは上回る貢献と経歴があるのか?

1987年2月、まだ戒厳令下だった台湾に最初に訪れた際にも、「2.28和平日制定要求」のデモや集会にも顔を出した。当時は戒厳令下で、そのような活動に参加することは勇気のいることだった。
しかも、台湾に住んでからも、毎年2月27日夕刻になると、2・28の震源となった台北市の延平北路・南京東路交差点にあった旧「天馬茶房」跡で黙祷をささげてきた。ほかにそんなことをしている台湾人はいない。台湾人は2月27日の旧「天馬茶房」前の出来事をまったく忘れている。
さらに民進党はじめ台湾の民主・本土派の活動を20年以上も支えてきて、台湾の民主化と本土化に対して犠牲と貢献をしてきた。
そんな私をつかまえて、「228や戒厳令時代を重視していない」とは、一体、お前何様よw

そもそも、私が1987年にまだまだタブーだった2・28和平日制定デモに参加してシュプレヒコールをあげていたとき、お前はどこにいたのか?w

最新の画像もっと見る