その自由時報、29日付け一面トップがいきなり「豪邸で大麻植え、水耕式栽培」という記事がトップ。鄭逢時という国民党本土派政治家の親族が密かに自宅で栽培してぼろもうけしていて、それを調査局が摘発した、というものだが、まあ取り締まる法律があるからしょうがないとはいえ、そもそも大麻なんて別に健康にも精神にも害はないソフトドラッグなんだから、そんなものに目くじらを立てるほうがおかしい。しかも調査局なんて国民党統一派の手先なんだから、ここで本土派政治家の一族を摘発したのは、良いことでもなんでもない。自由時報、何やってんの?
自由時報の記事:豪宅種大麻 水耕式栽培
http://www.libertytimes.com.tw/2006/new/nov/29/today-t1.htm
大麻だが、私は合法化もしくは非犯罪化論者だ。
そもそも日本だって戦前は大麻は神道の儀式で必要だったこともあって合法だったのが、戦後大麻を禁止してきた米国に占領されて禁止されてしまった。その米国だってもともとは合法だったのだが、1937年にメキシコ系市民が好んでいたことを見咎めた人種差別主義者が、これを禁止する法律を作ってしまった。
それを米国が戦後世界を支配したから、条約まで制定して、西側諸国=米国の衛星国に押し付けた。
もっとも日本の大麻取締法で禁止されているのはカンナビス・サティバ・エルだけなので、ルディラスやインディカなら合法なはずなのだが、なぜか一視同仁で取り締まられているのが現状だ。
ところが、実はサティバ・エルが犯罪の原因になった事例は世界では一つもなく、医学的にもサティバ・エルの毒性は、アルコールやニコチンよりも弱いことが証明され、酒やタバコを禁止していない以上、大麻を禁止するのは比例原則に違反するという指摘が法医学界から多数出てきている。
モルヒネやヘロインのようなハードドラッグや覚醒剤系とは明らかに異なる。
ところが、日本や台湾などは、いまだに大麻を規制し、懸命に取り締まっている。しかも、単に「危険だ。麻薬の一種だ」などと言うばかりで、具体的に危険な根拠は一切示されていない。
「錯乱して習慣性があるから」と日本の警察はいうが、大麻で錯乱するやつなどいないし、大麻には習慣性などない。タバコなんかよりよっぽど無害だ。
そうした事実を直視せずに、ただひたすら米国に押し付けられた論理を盾にとって思考停止して「危険だ」と繰り返す日本や台湾の取締当局。もうアホかと。
その米国にしてからが、最近の市民からの指摘と自由化への動きの高まりとともに、州によっては規制緩和の動きが進んでおり、いわば日本や台湾などははしごを外されている格好だ。
オランダやカナダは大麻の非犯罪化の先進国として有名で、少量の使用なら犯罪として摘発の対象とならなくなっている。
ちなみに、私はカナダのトロントとオランダのアムスで大麻ショップをのぞいたことがあるが、値段はカナダのほうが圧倒的に安い。
オランダは医療用については合法化すらしている。もっとも、そのオランダにしても、非医療の嗜好用については合法化できず、単に摘発しない非犯罪化という、煮え切らない方向をとっているのは、国際条約との関係からだ。
(参照)ウィキペディアの「オランダの薬物政策」「大麻」「大麻取締法」など。
はっきりいって、大麻を規制するのはおかしい。比例原則違反である。
日本の神道にも不可欠のものであり、しかも人類文明には必要なものであった。
戦前の日本のように、あるいは中東の一部のようにとっとと合法化すべきだ。
大麻を栽培したのはいかんなどといっている自由時報はおかしい。
詳しくは次のサイトなどをどうぞ:
カンナビスト 大麻非犯罪化人権運動
http://www.cannabist.org/index.html
自由時報の記事:豪宅種大麻 水耕式栽培
http://www.libertytimes.com.tw/2006/new/nov/29/today-t1.htm
大麻だが、私は合法化もしくは非犯罪化論者だ。
そもそも日本だって戦前は大麻は神道の儀式で必要だったこともあって合法だったのが、戦後大麻を禁止してきた米国に占領されて禁止されてしまった。その米国だってもともとは合法だったのだが、1937年にメキシコ系市民が好んでいたことを見咎めた人種差別主義者が、これを禁止する法律を作ってしまった。
それを米国が戦後世界を支配したから、条約まで制定して、西側諸国=米国の衛星国に押し付けた。
もっとも日本の大麻取締法で禁止されているのはカンナビス・サティバ・エルだけなので、ルディラスやインディカなら合法なはずなのだが、なぜか一視同仁で取り締まられているのが現状だ。
ところが、実はサティバ・エルが犯罪の原因になった事例は世界では一つもなく、医学的にもサティバ・エルの毒性は、アルコールやニコチンよりも弱いことが証明され、酒やタバコを禁止していない以上、大麻を禁止するのは比例原則に違反するという指摘が法医学界から多数出てきている。
モルヒネやヘロインのようなハードドラッグや覚醒剤系とは明らかに異なる。
ところが、日本や台湾などは、いまだに大麻を規制し、懸命に取り締まっている。しかも、単に「危険だ。麻薬の一種だ」などと言うばかりで、具体的に危険な根拠は一切示されていない。
「錯乱して習慣性があるから」と日本の警察はいうが、大麻で錯乱するやつなどいないし、大麻には習慣性などない。タバコなんかよりよっぽど無害だ。
そうした事実を直視せずに、ただひたすら米国に押し付けられた論理を盾にとって思考停止して「危険だ」と繰り返す日本や台湾の取締当局。もうアホかと。
その米国にしてからが、最近の市民からの指摘と自由化への動きの高まりとともに、州によっては規制緩和の動きが進んでおり、いわば日本や台湾などははしごを外されている格好だ。
オランダやカナダは大麻の非犯罪化の先進国として有名で、少量の使用なら犯罪として摘発の対象とならなくなっている。
ちなみに、私はカナダのトロントとオランダのアムスで大麻ショップをのぞいたことがあるが、値段はカナダのほうが圧倒的に安い。
オランダは医療用については合法化すらしている。もっとも、そのオランダにしても、非医療の嗜好用については合法化できず、単に摘発しない非犯罪化という、煮え切らない方向をとっているのは、国際条約との関係からだ。
(参照)ウィキペディアの「オランダの薬物政策」「大麻」「大麻取締法」など。
はっきりいって、大麻を規制するのはおかしい。比例原則違反である。
日本の神道にも不可欠のものであり、しかも人類文明には必要なものであった。
戦前の日本のように、あるいは中東の一部のようにとっとと合法化すべきだ。
大麻を栽培したのはいかんなどといっている自由時報はおかしい。
詳しくは次のサイトなどをどうぞ:
カンナビスト 大麻非犯罪化人権運動
http://www.cannabist.org/index.html