むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

野田に唯一期待できる消費税引き上げ、増税反対の日本左翼は社会主義でないポピュリズムだ

2011-08-30 18:52:42 | 台湾政治
野田は原発推進派であり、歴史観などでは右よりで、菅政権より明らかに後退する部分は大きい。
ただ現実にそうなってしまった以上は、できるだけ長所を見つけてそこを利用するしかないだろう。

野田の政策の中で唯一期待できる点は、堂々と増税を掲げたところだ。政治家ならこれは言いにくいが、言いにくいことを堂々と主張したことは評価すべきだ。

もっとも財政再建というお役所本位の視点である点は気に食わないのだが、そうでなくても今後日本の高齢化が進む以上は、福祉の財源を確保するために、財源構造を改める必要性は論を俟たない。

野田もいちおう口では福祉のための増税といっている。
そのためには消費税率値上げしかない。
これに関しては正論である。


ところが、問題は福祉サービスの強化充実を主張している社共などの日本の「左翼」陣営が、なぜか一様に「増税反対」とくに「消費税引き上げ反対」を唱えているところである。
消費税引き上げに反対するのは、つまり逆進性があるからという論理だが、これはどうみてもおかしい。また社民党あたりが「財務省」を目の敵にしているのも社会主義者としてはおかしい。

福祉の先進国で、社会民主主義が浸透している北欧諸国では、消費税は25%もの高率だ。これが逆進性につながるという議論は聞いたことがない。
もちろん欧州の高い消費税率の場合、食料品などに非課税の項目が多く、低所得層に配慮していることがあげられるが、そもそも消費は所得に応じて増えていくものなので、低所得層が消費税によって逆進になるという議論は、それこそ低所得層ではないインテリの机上の議論でしかない。

そもそも福祉サービスの増大は増税につながり、それは必然的に大きな政府につながる。NPO論を使って市民参加のキレイゴトをいくら掲げたところで、膨大なサービスを周旋調整する役所が肥大化するのは避けられまい。

まして、目下の「貧富格差拡大」はほかならぬ「小さな政府論」を信奉するネオリベ派が自由経済を極端なまでに推進した結果なのだから、その是正を目指し、福祉の充実を主張する左翼・社会主義者であるならば、そのための財源を求め、したがって増税をして、大きな政府を求めなければ、嘘である。

もちろん、大きな政府といっても、昔のケインジアンや社民主義の典型のような状態に戻るわけではない。しかし行過ぎた小さな政府=ネオリベの罪を批判し、是正を求めるのであれば、大きな政府であることは否定できないし、増税もまた否定すべきではなく、むしろ積極的に主張しなければならない。

しかも消費税が引き上げられなければしわよせはどうせサラリーマンへの増税にはねかえるだけなので、それなら消費税によって富裕層からより多く取れるようにしなければならないだろう。
逆進性なんて嘘である。低所得層は余裕がないから、最低限の消費しかしない。消費税をより多く払うのは高所得層である。

しかし日本のいわゆる左翼・社会主義者は、福祉充実を叫ぶくせに、肝心の財源については増税に反対する。これでは社会主義ではなく、単なるポピュリズムである。
産油国のベネズエラでなければ、そんな都合のよい打出の小槌など存在しない。

また社民党あたりの財務省を目の敵にする議論も間違っている。
日本の官僚は大筋において、国益を守り、制度充実のために働いてきた。官僚バッシングはそれでは市場参入が困難だと思った米国による情報操作に過ぎない。

だから本来の社会主義者なら、財務省をむしろ擁護すべきものなのだ。

もちろん、官僚には自己肥大化の傾向があるので、フリーハンドではいけない。そこを監視していかないといけないのは事実だ。
だが、それならオンブズマンなり情報公開制度なり公務員弾劾組織などを整備充実する別の方策を考えればいいだけの話であって、米国の尻馬にのって財務省や官僚バッシングをしている社民党は、つまりネオリベに手を貸しているだけの軽薄な集団だというしかない。

ネオリベを批判し是正したいなら、本来の意味での社民主義の精神に立ち返る必要がある。官僚の肥大化が不安なら、北欧が進めたように市民参加、情報公開を進めればいいだけだ。

日本の保守の多くが、原発を推進し、国土を荒廃させてきたように本来の保守とは程遠いのと同様に、増税に反対する日本の左翼は本来の社会主義者ではない、単なるポピュリストでしかない。

その点だけは、野田が公言した増税論は、期待できる。
だが、左翼側がこれに反対するだけで、官僚の独走を防止するための市民参加と情報公開を求めたり、食料品などの非課税項目を求めたりするという現実的な対応策を示せないところが問題だ。

日本の福祉は、現時点ではアジアでこそ一番の水準だが、北欧には遠く及ばないのは、左翼が馬鹿だからだ。

韓国メディア、野田を「極右」呼ばわり、だが韓国反共主義体制は野田よりもっと右だろw

2011-08-30 18:52:06 | 韓国・北朝鮮
そういえば、野田佳彦代表選出を報じる韓国の一部のメディアが野田が「A級戦犯は戦犯ではない」と発言したことなどをとらえて、野田を「極右」呼ばわりしているらしい。

確かにこれは時代錯誤の右よりの主張だと言えるが、韓国メディアがそんなことを言う資格があるとは思えない。なぜなら韓国は国家保安法などで共産主義団体を徹底的に抑圧している極度の反共主義体制国家だからである。

歴史認識として軍国主義を正当化することが「極右」というなら、いまだに共産主義団体の存在を徹底して否定している韓国も極右国家というべきである。
ノムヒョンが大統領時代に日本共産党の議員団と会見したときだからに「韓国も共産党を合法化すべし」と発言してバッシングにあったくらい、韓国は極度の反共主義だ。
しかもノムヒョン時代ですら、北朝鮮の中波ラジオは韓国側から強い妨害電波で少なくともソウルでは傍受できない状態にあったし、ハンナラ党の今ならなおさら。

確かに現在は民主労働党や進歩新党などの社会主義政党があり、それぞれの党内にはトロツキストも存在する。しかし、だからといっていまだに共産主義は公言と口にできないし、そうした左翼政治家ですら「尊敬する人物」に金九という戦後右翼民族主義者の名前を挙げることはできても、呂運亨のような社会主義者はおろか、朴憲永のような共産主義者の名前を挙げることはいまだにタブーとなっているのが実態ではないか?

野田は確かに右よりといっても、日本は昔から共産党を合法政党として容認しているし、民主党を自民党よりは評価して、批判的に支持するスタンスの日本共産党を野田が否定したことはない。
だとすれば、韓国のほうが野田よりもはるかに右よりの極端な右翼反共主義国家だということになる。

それこそ冷戦が終わって、西側の共産党は社民主義政党になるか、あるいは日本共産党のようにきわめて穏健なものになっている。それをいまだに恐れて非合法化している時点で、韓国の体制こそ極右というべきではないのか?
まして2MBになってから「先進化」を掲げているわりに、共産主義団体ひとつ合法化できないのでは、とても先進国とはいえない。

やっぱりナチス以上のキチガイ国家・中国 平井堅、倉木麻衣、レディガガまで「禁止」

2011-08-29 18:32:26 | 中国
中国政府文化部は今年からネットにおけるヒットソングへの規制を強めているが、8月19日に禁止曲目リストを新たに追加した。
ほとんどの曲は台湾や香港のアーティストによるものだが、レディー・ガガの「The Edge Of Glory」「Judas」「Bloody Mary」など6曲、日本のアーティストでも平井堅(「いとしき日々よ」「Sing Forever」など4曲)、倉木麻衣(「もう一度」)の曲が含まれている。
禁止された理由は、同国のインターネット文化管理暫定規定に基づく審査を受けていない曲だからだという。この規定では「民族間の憎しみ、差別をあおる」「邪教、迷信を広める」「性的内容を含む」かどうかなどが審査される。

普通の流行歌にすら目くじら立てるほうが、よっぽど「民族間の憎しみ、差別をあおる」もので、それこそ「邪教、迷信」に他ならないことが、中国にはわかっていないらしいw。

こんなことするのは、まともな国家ではなく、単なるキチガイファッショのすること。

日中対話だとか、経済成長がどうしたとかいっているアホどもが左右を超えて多い今日、こんな国と果たしてマトモな「対話」が可能かどうか自問すべきだろう。

だって、平井堅の「いとしき日々よ」や倉木麻衣の「もう一度」すら排撃するんだぜ?w独裁政権時代だった1970年代の韓国や台湾でも、これらの曲は禁止にしなかっただろう。
その意味では、中国の言論統制は西側の独裁体制を超える、相変わらずの共産党独裁閉鎖体制らしいというべきであり、それこそがまさに邪教、迷信、キチガイファシズムだろう。

ただし、禁止リストの中に、ネットが主要流通チャネルとなっているアニメソングがなぜか入っていないのは救いか。もっとも中国文化部の頭の固いキチガイ官僚どもはアニソンを低くを見ているから、はじめから監視対象になっていないのかもなw。その時点でも、すでに時代遅れだがw。


ちなみにこれに対する倉木麻衣ファンの台湾人の反応:
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http://blog.xuite.net/s87144.tw/blog/50268194
倉木麻衣 もう一度被中國列入禁歌
2011-08-25 23:37
もう一度は、『愛する人ともう一度会いたいという思い、淡々とした哀愁の中で、前向きの勇気と希望を探しもとめる』ことを歌ったものだが、こうした歌すら禁止にするとは、まったくもって笑止千万だ!
・・・中国の愛好者はこのような良い歌を聴く機会を奪われたのかも知れない。
しかしドンマイ、麻衣ちゃん! 台湾は絶対にあなたの歌を禁止にしたりしないから。もっと台湾にコンサートにおいでよ!
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中国の独裁覇権的本質に、台湾の若者は鋭敏だ。自由を愛する心。これが台湾人は中国が嫌いで、日本が好きになるもうひとつの理由だ。
なにせヘアがなしくずしで解禁になって以降、世界では日本ほど表現規制がゆるい国はないのだから。

そういう意味では、日本人は児童ポルノ規制だの、何かと表現統制をもくろむ反動勢力の策動を絶対に阻止して、世界で最も自由な日本を守らなければならない。
児童ポルノ規制なんて、まさに中国のインターネット文化管理暫定規定と同じ発想だろw

平野綾、台湾サイン会で珍しくしおらしい発言に終始、なぜかw平穏に終了

2011-08-15 15:08:24 | アニメ・ラノベ
最近ツイッター上の傲慢発言で何かと物議をかもしている声優の平野綾が15日、台北(たいほく)市で開かれている漫画博覧会でサイン会を開いた。
今回はハルヒやこなたでなく、フェアリーテイルのルーシィ役ということで。
メディアは台湾テレビ、三立テレビ、壱テレビ、東森テレビ、アニメサイトのバハムートあたりが来ていたが、壱テレビが一番熱心だったw。

顔はかわいいという人間もいるが、まあ俺に言わせればたいしたことはないし、実物もたいしたことはなかった。てか、こいつ、口裂け女みたいに口大きくね?w
あと目も知性を感じないのと、陰険そうなので嫌いだ。
てか、横にいた司会のおねえさんのほうが綺麗だと思うんだがw。
たださすが子役あがりで、アイドル目指しているだけあって、顔は小さい。まあかくいう(我輩も顔が小さいので、芸能界の第一条件はクリアしているんだがポリポリ (・・*)ゞで、夢はCD出すこと!(〃'∇'〃)ゝエヘヘ)。

まあ要するに、顔はたいしたことない。これなら土曜にサイン会やった伊藤静とか、FFにきていた野中藍のほうがマシ。てか、たぶん顔だけなら声優界では野中が一番かもしれない。
これなら土曜にサイン会やった伊藤静とか、FFにきていた野中藍のほうがマシ。てか、たぶん顔だけなら声優界では野中が一番かもしれない。
これじゃ普通のアイドルとしては無理だろう。歌だってたいしたことないしな。まあ、声優としてはそこそこいいレベルだと思うので、変に色気出さずに声優として健気にやっていればよかったのに、アニメを貶めて声優ファンを敵に回したのは、やはり失敗だろう。
そもそもあまり人間としてあまり利巧じゃないんだろうねw。しょせん玉川とかいうのは別として。てか、玉川大出身でも台湾で活躍している佐藤麻衣はよく身の程もわかっているし、利巧だと思うぞ。

しかし平野さん、今日は珍しく しおらしいこと ばかりいっていたなw。冒頭から台湾で特にこの舞台にきたかったとリップサービスをして、終わった後ショウロンポーを食べる予定にしていると行動をばらしていたw。
最近はミュージカルにも挑戦した。声優と違って顔を出す仕事で興味深かった。(そして)声優の仕事も好きだが(とフォローもw)。さらに映画にも挑戦したいと。
ルーシィほど騒がしい子でも面白い子でもないが(←たしかにつまらんな、お前はw)、ルーシィと同じく本が好き(どんな?w)。漫画なんかだと自分なりに役を想定して声に出して読むことがよくある。
夢は、アニメは国境を越えるのを実感したので、多くの人に力を与えられればと(←それって夢じゃなくて、抱負やんかw)
去年はフェアリーテイルで共演している柿原さんと監督が来て、台湾に行ったことを自慢していたので、ぜひ来たかった。来れてよかった。

・・・・と、まあ普通のまともな発言に終始していた。

アンチが卵を投げつけるなどの騒ぎが起こるのを密かに期待したんだが、台湾人は平野の勘違い発言はあまり気にならないようで、200人くらいのファンがサインに並び、周辺にも同じ数くらいのファンが詰め掛けていた。

しおらしい発言に終始したのは、日本ではバッシングの嵐なのに、台湾で暖かく迎えられて気分が良かったからかもw。
てか、台湾人は日本人ならどんなんでもいいのかもねw。

これならヤマカンも台湾に来るべきかも。

チベット亡命政府首相就任式に代表を派遣しない自民党、代表を派遣した民主党、自民党こそが媚中売国!

2011-08-11 17:04:42 | 世界の民族・言語問題
インドのダラムサラにあるチベット亡命政府の新任首相ロブサン・センゲ(Lobsang Sangay)氏の就任式が8日開かれた。チベット以外からは台湾民進党の主席特使・陳節如や、日本民主党国会議員の牧野聖修のほか、モンゴル、ネパール、イタリアの国会議員、欧州議会議員、米国とドイツの市民団体代表らが出席した。

あれーーー?????自民党の名前がないね???wwww
産経などを読んでいると、自民党こそがこの場にいて、民主党がいないはずなんだが、事実は逆なんだよねw。

尖閣諸島で挑発行為を行った中国人船長をちゃんと逮捕し、勾留延長までしたのが民主党、そして中国人船長を「すぐに釈放すればよかった」などという媚中発言を行ったのが自民党総裁の谷垣である。

自民党こそが最も悪質な媚中(かつ対米従属)売国政党である。

この点をネトウヨや自民党シンパや右派メディアは、意図的に隠蔽し、頬かむりしている。まるで中国人(もしくは居直り強盗)の理屈だw。

第12回「漫画博覧会」開始

2011-08-11 16:16:21 | アニメ・ラノベ
台湾の漫画出版社などが出展する第12回「漫画博覧会」が台北市の世界貿易センター第1展示館で11日午前から始まった。16日まで。


今回は盆休み時も重なったためか、日本から漫画・ラノベ作者や声優などが多数招かれている。しかし15日午前10時半からの平野綾は、ブーイングの嵐じゃないの?ANIMAXで「FAIRY TAIL」やっているからといって、ちょっと今のご時世に平野はないだろう。まあ、日本で総スカン・大ブーイングだから、台湾くんだりまで来る暇ができたんだろうけどなw。

それにしても、こないだのFF18もそうだったが、今年はこの手のイベントの人出が例年に増してすごいことになっている。震災の効果もあって、台湾人の日本への愛着とアイデンティティが深まっているように見える。

変なところでCMが入った台湾ANIMAX「涼宮ハルヒの消失」

2011-08-11 16:15:52 | アニメ・ラノベ
「涼宮春日的消失(涼宮ハルヒの消失)」が台湾ANIMAXで8月6日午後11時、7日午前6時、午後9時からの3回、それぞれCMを入れて3時間12分にわたって放映された。
字幕は劇場公開時と若干違うように思えた。たとえば、改変後の世界でキョンが妹に「三味線と話がある」というシーンで妹が「キョン君の頭がおかしくなったよ」というところでは劇場は「頭殼秀逗了」だったはずだが、「頭殼壞掉了」になっていた。

それにしても、例によってというか、CMの入れ方、つまり場面のきり方が変だった。

7日午後9時からの回に即してみてみると:

・12月16日クリスマスの準備のシーンで(ハルヒ)「みくるちゃんにプレゼントがあるの。じゃじゃーん」でCM←変
・(キョンのモノローグ)「誰がした。ハルヒお前か」でCM←変
・(キョン)「終わりだな、いろんな意味で」でCM←これはまあ正しい
・(朝倉、消失長門の家におでんをもってきて)「あなたがいることのほうが意外だな」でCM←これは微妙
・(朝倉、エレベータ閉まるときに、微笑む)CM←これも微妙
・(古泉)「もっとも最近は飽きられつつあるようですが」でCM←これも微妙
・(みくる)文芸部室で「ここ。どこですか」でハルヒ鍵閉めたところでCM←これはまあまあ
・(キョン)「ハルヒ、覚えていてくれよ、ここに俺がいたことを」でCM←これは良い・(みくる大)「時間酔いに気をつけてくださいね」でCM←これも良い
・(キョン)「あ、やべ、長・・門・・」でCM←これは良い
・(ハルヒ指を立てる)「いいわね!」病院屋上がかすかに出たところでCM←タイミングは悪くないが、屋上にかかる前できるべきだろう。


今回劇場じゃなくて、TVの小さい画面だからこそ気づいたというべきかも知れないが、消失長門の目にキョンの姿が映っているシーンが何度か出てくる。これは長門のキョンへの思いを意味深に描写したものなんだな。
ただし問題はキョンがあまりちゃんと気づいていないようで、3年前長門が「待っている」といったところで、なんとなく気づいたように見えるのだが、その後のモノローグを見るとやっぱりいまいちわかっていない。

それにしてもキョンって持て持てだわなw。
ハルヒとは両思い、長門からは正常と消失の両バージョンから片思いを寄せられ、みくるも子孫筋だからかみくる自身が縛りをかけているとはいえ、それでも一般の好意以上のものはあると思うし、朝倉にしても中の人は「消失ガイドブック」で「キョンのことが嫌いなんだな」といっているが、実際そうは思えない、一種の屈折した愛があるように思う。まあ、鶴屋だけは恋愛感情はキョンに持っていないかもしれないが。

日本のアニメ業界はパブリシティ感覚欠如?ガード堅すぎ

2011-08-02 17:29:13 | アニメ・ラノベ
そういえば台湾のFF18主催団体関係者がいっていたが、野中が所属している青二は老舗プロダクションだから、けっこう条件がうるさいとか。舞台写真やメディアインタビューを一切受けないのも、プロダクションの条件だとか。しかしそうすると台湾におけるパブリシティ効果が薄くなり、コストパフォーマンス的によくない、と嘆いていた。5月に台湾公演やったMay'nもホリプロだからか、うるさかったらしい。
確かに最近ぱっとしないMay'nとか、最近までB級の知名度だった野中クラスでこんなこうるさかったら、あまりおいしくはないな。
一方、茅原実里が属するエイベックスは、あまりうるさくなかったらしいし、茅原自身も性格がよかったので、やりやすかったようだ。(しかし茅原についてはガードが甘すぎたからか、マレーシアでのファン集会では、ファンの一人が、茅原の飲みさしのペットボトルを飲んだ変態がいたがw)
しかし、水樹奈々みたいに紅白にも出場するクラスならともかく、たかだか声優くらいで(しかも野中はまどマギでブレイクしたとはいえ、有名どころとはいえない)、ここまでガードが堅いってのも、何か勘違いしているな。パブリシティはどうでもいいのか?

台湾版コミケ「FF18」ペンギン好きな台湾人はピングドラム、野中藍は実物がよい

2011-08-01 17:48:03 | 台湾その他の話題
台湾版コミケ「FF18」が7月30-31日開かれた。雨に見舞われた一昨年、昨年と違い晴天に恵まれたこともあって、人出はきわめて多く、2日でのべ6万人(主催者発表)を動員した。
二次創作で一番多かったのは、あいかわらずAPH(ヘタリア)で、次がまどマギ。今期アニメでは、ピングドラムだけがあった。「生存戦略」が日本でもヲタの間に話題になったのは事実だが、なぜに?と思ったが、そういえば台湾人はペンギンが好きなんだよな。
今回は10サークルを超える話題作は少なく、作品がけっこうばらけていた。
前期からの継続作では「花咲くいろは」。前期の覇権作だった「あの花」をやったサークルは意外にひとつしかなかった。

招待声優は今回は野中藍。実物のほうがかわいいじゃん。声優のなかでは一番かわいいかも。性格はブラックだとは思うが。
歌は歌わなかった。ま、野中の歌なんか聞きたくないけどなw。

今回は政府新聞局が後押ししたこともあって、独自創作も目立った。台湾の政治を題材にしたものは、わりと緑っぽいものが多かった。

日本語の導入という点では「抱枕」「掛軸」が使われていた。

中国高鉄追突死亡事故に見る中国経済成長神話「終わりの始まり」

2011-08-01 17:47:35 | 中国
中国高速鉄道の追突死亡事故と、その後の処理のひどさ、情報統制は、新自由主義路線をひた走り、背伸びしてきた中国で起こるべくして起こった問題だといえよう。
中国なんてそもそもインドと同じで、中進国にも達していないレベル。ビルが林立しているから発展していると勘違いしている阿呆が多いが、中国みたいに大都市にビルが林立していて、一見すると消費も盛んなのは、きょうびアフリカだってごろごろしているのだから、それだけでその国全体の発展段階と実力が示されているわけではない。
むしろ今回のような事故とそれに対する処理方法こそが、その国の実力を示しているといえる。
その点では、中国は中進国でなく、単なる後進国である。米国の企業やメディアがはやし立てたから舞い上がって、「経済大国」になったつもりになっていたが、実力はお粗末なものでしかなく、高速鉄道など運営できるレベルではなかったというだけだ。問題に蓋をして、情報統制するにいたっては、アフリカ(実はけっこう民主化が進んでいる)の半分以上を占める準民主主義国家よりも劣っているといわざるを得ない。北朝鮮と本質は同じだということだ。

それにしても中国の勘違いと背伸びは、甚だしい。

こういうショッキングな問題が起こったことで、中国の経済成長神話はいよいよ「終わりの始まり」となることが予想される。

こういうショッキングな問題が起こったことで、中国の経済成長神話はいよいよ「終わりの始まり」となることが予想される。
中国はやはり社会主義イデオロギーを前面に出して、独自性を主張していた時期のほうがよかった。米国の猿真似、下請けの現在の「経済成長」とやらは、やはり失敗だというべきだろう。

アニメ「ごくせん」台湾語吹き替え版、7月下旬から国興チャンネルで放映

2011-08-01 17:47:12 | 台湾言語・族群
放映開始をチェックし忘れたが、台湾の日本語専門チャンネル国興で、7月下旬からアニメ「ごくせん」の台湾語吹き替え版が放映されている。
なかなか面白い、味のある台湾語である。
DVDはすでに以前から出ているので、「花田少年史」台湾語版とともに、そのうち日本に戻るときに買って帰ることにしよう。
19時(8月から18時)、再放送が翌日1時、7時、15時。

ついにヲタアニメも中東に進出か?「うたわれるもの」「ヴァンパイアバンド」「銀英伝」

2011-08-01 17:46:30 | アニメ・ラノベ
先日訪れたレバノンで見かけた日本の深夜ヲタ系アニメの海賊版DVDは、「一休さん」「フランダースの犬」「シンドバッドの冒険」、その他カルピス劇場系の70年代アニメに混じって、「うたわれるもの」(2006年4-9月期放映)、「ダンスインザヴァンパイアバンド」(2010年1-3月期放映)のアラビア語字幕版DVD、それから元祖ヲタアニメのひとつ「銀河英雄伝説」1-3話?のアラビア語吹き替え版DVD(シリア製作)を見かけた。

ついに深夜・ヲタアニメも海賊版という形でレバノンに進出したらしい。

前回行った2008年末の時点では、まだまだ「カルピス劇場」どまりだったので、ヲタアニメの流入はせいぜいここ1-2年の話なのだろう。

しかし、「うたわれるもの」と「ヴァンパイアバンド」って、なかなかセレクションがしぶい罠w。
2006年はアニメ豊作の年だったが、ハルヒでも銀魂でもルルーシュでもデスノートでもゼロ魔でもKanonでもひぐらしでもNHKでもfateでもなく、うたわれるものだってところが、センスがよいかも知れない。
「銀英伝」のほうは「ハルブ・アルカワーキブ(惑星戦争)」という題名でアラビア語吹き替えと銘打っていて、フスハによる吹き替えになっているが、「シリアで製作」というところがミソ。シリアは北朝鮮の友好国で、「銀英伝」は北朝鮮に制作下請けを出したらしいから、北朝鮮から入ってきたのかも?w