中央アジアのクリミア地方で野外作業中の旧ソ連軍兵士の間で、1944 ~45年にかけて重篤な出血を伴う急性熱性疾患が発生。この折に患者血液やダニからウイルスが分離され(クリミア出血熱ウイルス)、そのウイルスが1956年アフリカのコンゴで分離されたウイルス(コンゴウイルス)と同一であることがCasals 博士により、CCHF ウイルスの名前がつけられた。
アフリカ、中央アジア、中国西部、東ヨーロッパ . . . 本文を読む
SRLの寄生虫症スクリーニング検査は年間4000件程度あり
その後の寄生虫の精査、相談先(2012年現在)
クリプトコッカス・ランブル鞭毛虫・アメーバ・ジアルジア症→、金沢大学
赤痢アメーバ→慶応大学、感染研
リーシュマニア→千葉大学、金沢大学
イヌ回虫→琉球大学、金沢大学
条虫症・エキノコックス→旭川医科大学
広東住血線虫→医科歯科大学
トキソプラズマ→防衛医大
マラリア→国立国際医療研究セン . . . 本文を読む
好酸球増多する寄生虫疾患 原因として多いものは糞線虫(Strongyloidiasis)、回虫(Ascariasis)、鉤虫(Hookworm infection) その他、多くの寄生虫感染で好酸球増加 ・住血線虫(Angiostrongyliasis) ・線毛虫(Trichinosis) ・臓器幼虫移行症 ・顎口虫(Gnathostomiasis) ・フィラリア症(ロア糸状虫、オンコセルカ症) . . . 本文を読む