★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「ライチの初物」

2023-05-23 11:51:33 | ベトナム・ハノイ

 昨日アパートの地下にある「スーパー」に行ったら「早々とバイ(ライチ)」が売っていた。

通常「ライチの旬」は6月下中から7月中だと記憶している。 生のライチのおいしさは「格別」である

時期になると「1kg100円、200円のライチを買い、それ事冷蔵庫でキンキンに冷やし1ザル食べてしまうことも有る。

それくらい「美味しい果物である」このライチが出始めると

「そろそろハノイも本格的な夏になろうとしていることを理解するのだ。

ライチの生産が多いのは「バクザン省」だ、一時期は「豊作貧乏」状態で、このおいしいライチを

川に捨てていた年もあった、ニュースでは本年からアメリカに対する「輸出」が始まるようだ

日本にも「若干輸出しているようなのだが?」日本で見たことは無い。あっても非常に高価だろう?

ベトナムの生産者にとっても、これを欲する国々にもメリットのあるやり取りをしてほしいものだ

スーパーで「未だ高いライチ」を見て、来る「旬の時期に思いをはせながら」

そんなことを考えた。

 

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ベトナムハノイの「チャーダー文化」

2023-05-23 11:03:11 | ベトナム・ハノイ

 今日は昨日の猛暑(最高40℃)と比べ幾分涼しい(最高は32℃予想 降水確率60%)

新オフィスの窓からも「どんよりとしたハノイが見れる」

新オフィスは2階なので以前ように眺望は望めないが「街の様子はつぶさに感じることができる」

ベトナムの文化で「良い」と思えるもので「チャーダー」の存在がある。何度か紹介してきたが

いわば「簡易路上カフェ」とでも表現するしかない。

*主に「喫煙者」のたまり場なのだが(ベトナムでもオフィス内は禁煙居場所が多く喫煙するには

このような場所が必要なのだろう?)

*しかし喫煙しなくても「仕事の息抜きに、1杯3000ドンの、冷たい、温かいお茶が飲めるのは

ありがたい」 基本「緑茶」「黒色のちょっと甘みのあるお茶」それから各種清涼飲料

(レッドブル、スティング、コーラ、等々)それから「サトウキビジュース」(ミアダー)

もっと広く営業している店は「軽食もとれる」

*ソイ(おこわ)

*ミートム(インスタントラーメン)

*各種「パン」

*お菓子(ガムや飴、お菓子も1つ単位から売っている)

*ヒマワリの種

*ゆで卵、チュンビンロン(アヒルの羽化したての卵)

等々 ここで昼食を食べている人もいるくらいだ。

その他には もちろん「たばこ」(特徴的なのは 煙草も1本単位で買えるのだ)

珍しいのは「トランプ」もどういうわけか売っている。

これがわずかなスペースに所狭しと並び「営業している」

不思議なのは「水道も電気も無い路上」なのにこういう営業が成り立つのも不思議だ

(電気はどこからか弾いてきているし、水はどこからか汲んでくる、ここのチャーダーには扇風機が

2,3台あった)

 知らないほうがいいことかもしれないが「使用済みのコップは、恐らく洗剤の入った溜まり水に通し

普通の溜まり水に通すだけである。流水など使ってはいない。

もうこの方式でずっと続いているのだ。自分も毎日利用しているが「何か起きたことは無い?知らないうちに

どうにかなっているのかもしれないが?)

そんな「ベトナム独特の文化であるチャーダーは、無くてはならないものであることは確かである」

最近は「権利の無い路上の店が多いため、取り締まりも多いということだが」

そこは得意の「袖の下」でうまくやっているらしい。

「良い文化チャーダー」「悪い文化賄賂」 相互にうまく関係している国だなーと

新オフィスの窓から「負と眺めた真ん前のチャーダー」を見ながらそんなことを考えた。

新オフィス前の「チャーダー」である。

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ベトナムハノイの「会社事情」

2023-05-23 10:14:02 | ベトナム・ハノイ

 監査による「いわれのない」多額の追徴金

(ベトナムでは月に16時間しか残業はできないと言われた? もしこの通りなら

ベトナム企業も海外企業もこんな国には進出できないであろう?)

又「家賃のサインが社長でなく委任を受けた人物だったことでも多額の追徴だった?)

*このような「わけのわからない(わかり得ない事での追徴が多い)ことで

「円安、仕事の減少」で苦しむ弊社のような小さな会社を「私欲のターゲットにしてくるのだ」

信じられない国である。

 そんな中で「不満を言っても仕方がない」何を言ってもこの国は変わらない。

そこで「固定費の削減」と「残業代の削減」を叶えるために「社員には無理を言って、多くを残業なしの

在宅勤務」にしもらった。今回の「確保企業の撤退」や「確保者一時帰休による担当社員の退職」先行き不安による

「退職」などが重なり「一時期は50人近かった社員も現状は26,7人」になった。

A級オフィスビルから以前のようなC級のオフィスに移り固定費も1/2以下に抑えた。

そして現在は「一応全員は入れるオフィス」だが会社依頼で2023年いっぱいはこの「在宅勤務形式」での

運用形態を行う予定だ。もちろん必要あれば「いつでも会社に出てこれる環境は作ってある」

そして「仕事量が回復すれば、それに従って出勤者を増やしていく予定だ」

本年末からは「日本の自動車会社のEV対応車の開発が始まり、繁忙期になるはずである」

自動車メーカM社からはすでに9月からの「新車用の設計打診」そしてH社からも「確保人員の増員」の打診は

来ているのだが?・・・いつもながら「始まらないと分からない問題である」

本来1国のユーザに頼ってはならないし、そういう営業も行ってはいるが「なかなか実を結ばない」

それでも「頑張るしかないのだ」10年間「いろいろな浮き沈みはあったが、何とか会社を維持してきた」

今回の「危機」も何とかしなくては?・・・きっとまだできる事はあるだろう? 

 朝一番に会社に来て、在宅で始業時でも4人しかいない社内で、薄曇りの「暑いハノイの空を見ながら」

そんなことを考えた。

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ベトナムハノイの「ベトナムよ悪いところはなおせ」

2023-05-19 15:28:33 | ベトナム・ハノイ

 自分の会社(ベトナム資本100%なので外国人は社長にはなれず、副社長で決裁権などを

社長から委任されている立場)は設立11年目。ここまで当局の税務的な査察もなく過ぎてきた。

しかし本年初めて「査察が入り、高額な追徴金(日本円で1200万円)」を課された。

 すると、多くの人たちから聞いていた「賄賂の供給」が早速行われてきた。

査察に来たのは「全員30代と思われる女性3名」1か月ほどに渡り「ほとんど会社には来ないで

査察を行った」結果後これである。ベトナムではあらゆる省庁でこのような「賄賂がまかり通っている」

結局「わけのわからぬ言いがかりがほとんど」 挙句の果てに「追徴金は1200万円」だけど

「自分たちに100万渡せばつい今日金額は300万にしてあげる」だとさ?

こういうことに「異論を唱えられないようになっているのがベトナム」である。何をっても、どこに訴えても

こちらにさらに「負担が加わるようにできているのだ」 このことに対し

「公務員の給与が安いから」などと実しやかなことを言うが?全く間違っている。

要するに「社会構造が腐っているのだ」そして

公務員になるのは「公務員の親族縁者」ばかり、お金が儲かることを知っているから。

 町で見かける「交通取り締まり」も同様である。自分も過去に5回つかまっているが、正式な書類を

書いたのは1回きりである。(それもこちらが要求して初めてしぶしぶ書いたに過ぎない) それ以外はすべて

早く「金よこせ」なのだ。組織として腐っている。最もひどかったのは「新車の自分のバイクを隠し」盗難届を出したら

1Wで見つかったと? (ほんとに盗まれたものは100%出てくるはずはない。このようなケースは多くが

警察が自分で隠し「持ち主からお金を搾取しているのだ」 行ってみると「新車価格の30%」を支払わないと「渡さない」と???

同行した「日本語のわかる社員には逆に賄賂を渡し、このことは黙っているように」とお金を渡されたと。社員は正直に

私に話してくれた。・・・まともに「考えていたら」ベトナムでは生きていけないのだ。

 まじめに働いていても貧乏な人はたくさんいる。「公務員」と言う特権を手にした人は、「悪事三昧」

そういうおごりは「車の運転にさえ現れる」 皆さんがベトナムに来て「青いナンバーの車」が居たら

よく見て気お付けてほしい」その運転の「マナーの悪さを」「自分は特権階級だと言わんばかりの運転マナーである」

青ナンバーは「上級公務員のナンバーなのだ。」

 この国では「法律を遵守」して、同じ立場の「労働者」たちと「まじめに働き」「特権階級をうらやまない」

事である。悔しいが仕方がないのだ。

こういう事実をたくさん知ると「なんでベトナムで仕事をしているのか?わからなくなる」「腹が立ってくる」それでも続けているのは

「少なくとも自分や自分の会社の社員」は「こんな特権に関わることなく、まじめに、貧しくとも一生懸命働いているからである」

そういう人たちがベトナムを支えているのだ。「ベトナム公務員よ【恥を知れ】」

ベトナムに言いたい!「ベトナム公務員よ悪いところは【なおせ】よと。!!!

 

 

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ベトナムハノイの「東南アジアEV化に依る事情変化」

2023-05-18 10:37:07 | ベトナム・ハノイ

 自分の仕事は「自動車用プレス金型製作用デジタルデータの作成」である。

ここのところ日本では世界の「ハイブリッドつぶし」の機運により、「業界の低迷が続いている」

「テスラ」「BYD」などEVを先行するメーカの勢いは留まることを知らず、東南アジア各国で勢いを増している。

 先ごろ「ハノイのお隣の省であるPHU TO省にBYDが工場を決めた」 そして自動車メーカの無い「タイ」でも

もちろんBYDなどはすでに「販売網も強化している」

それでは「EVだけになってしまうのか?と言うと」先ごろヨーロッパで「EV化だけにはしない」とあったように

私個人としては「しばらくはEV30% ハイブリッド30%、後は内燃機関、代替え燃料の内燃機関、そして

ディーゼル」で100%になるのではなかと思っている。 確かにEVになっても車のボディは作らなければならない。

では「従来のプレス金型が残るのか?」と言われると「NO」であろう。EV車とはそもそも内燃機関の車の作りとは

根本的に異なるのだ。「電池と駆動系(モーター)」があれば走る。足かせは「バッテリー」だからこそ、従来の

内燃機関の自動車の作りとは異なり、電池と一体化になった「フロア回り」の構造や、各部署の「モジュール化」など

従来の「自動車構造」とは「ずいぶん異なる構造になる」しかも「構成部品点数も格段に少なくなり、つまり金型数も

従来から比べるとずいぶんと少なくなる」と考えている。つまり「金型屋」にとっては「仕事は少なくなり、残った

金型屋で争奪戦が起きるとともに、「考え方の転換」が出来ていない工場では「技術的についていけない」事になってしまうだろう。

 自分の居るベトナムでは「大きなアパートには、自動車とバイク用の充電スタンドが使わないのに作られている」

(おそらくは社会主義故の政府からの勧告でそうなっている) そして国産メーカの「VINFAST」ではすでに

内燃機関の生産は中止し、EV者のみの生産にシフトしている。

ベトナムなどでは「従来の自動車づくりなど全くできないのも関わらず、このEV化で、従来の自動車づくりに必要だった

基礎産業などは持たなくても「EV社を作れてしまっているのだ」

こんなこと私がベトナムに住み始めた10年前には「考えもしなかったことだ」しかしこれが現実なのだ。

 弊社も「日本への依存比率を徐々に他国へシフトする必要も出てきている」(原因は円安)

弊社のような「こんな末端の小さな会社でさえ、変化を求められる時代なのだ」それが出来ない会社は

尊像は難しいのだろう? 「経営改善を行い、当面は在宅作業でこの急場をしのぐと決めた出勤者の少ない会社の

自分のオフィスで「そんなことを考えた」

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