さて最近、福島原発事故の健康被害などを声高に叫ぶと、サイトには「ほらまた放射脳が吠えてる」などとの書き込みもあり、福島原発事故についてはすっかり沈静化・収束しているかのような雰囲気です。
しかしここ数年の間で、メルトアウトした思われる証拠が複数出てきており、溶けた核燃料がどこに行ったのか分からないという事態になっているようです。
参考:福島第1原発、「核燃料ほぼ全て溶融」 東電が1号機透視
「東京電力は19日、福島第1原子力発電所1号機の原子炉内部を、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線の「ミュー粒子」を利用して透視した結果、圧力容器の本来あるべき場所に核燃料が確認できなかったと発表した。核燃料は本来4メートル強の長さがあるが、1メートルを超える塊は見つからず、東電は「ほぼ全ての燃料が溶け落ちていると理解していい」と説明した。
福島第1原発では東日本大震災に伴う事故で、1~3号機が炉心溶融(メルトダウン)を起こした。1号機の核燃料はほとんどが溶け落ちたとされており、今回の調査で初めて裏付けられた。溶けた核燃料は圧力容器の底から格納容器に漏れ出たとみられている。
ミュー粒子は原子炉を通り抜け、ウランなどに当たると吸収されたり向きが変わったりするため、この性質を利用するとレントゲンのように物体を写すことができる。
高エネルギー加速器研究機構と国際廃炉研究開発機構が、この技術を使って1号機の原子炉内部を透視した結果、格納容器や圧力容器は見えたが、燃料があった場所には何も写っていなかった。(引用終わり)」
「1444.フクシマ原子炉は、メルトダウンどころかメルトスルーまで(具体的証拠が発見された)」
1351.チェルノブイリの報道から、フクシマの真実を見破る-溶融燃料約1,000トン チェルノブイリの5倍
「炉心溶融したとされるフクシマは、1,2、3号機であり、その出力合計は、460MWe+784MWe+784MWe=2084MWe (おおよそ、2GWe)であるから、天然ウラン換算で、503tUx2=1000tonもの物量になる。ざっと、チェルノブイリの5倍である。その核燃料の大半が溶融していることは、東電がすでに発表している。200ton足らずの溶融燃料が、どこにあるかわかっているチェルノブイリでさえ、廃炉の見通しが立たないと言われているのに、なぜフクシマが40年足らずで終了するなどと言う見通しを平気で垂れ流せるのだろうか。そもそも、溶融燃料の取り扱い技術があるのならば、それをまずチェルノブイリに利用すれば、このように大きなドームを外側に作る必要など全くないはずではないか。(引用終わり)」
参考:溶融デプリ600トンの行方
恐らく下記のサイトのようなことになっているではないでしょうか。
The Non-Battle of Fukushima …
「福島原発—再臨界の可能性」— オクロ天然原子炉の教訓
上記のことを通常の事理弁識能力のある方が考えれば、福島、いや東日本は危機的なことになっているという結論になると思います。
そして、この「福島原発公害」は人類史上誰も経験したことがない最悪の放射能汚染に至っており、世界的な大問題だと思います・
放射脳と言っている方々は、もしかするとIAEAなどの権威ある国際機関が発表していること(健康被害などあり得ない)を鵜呑みにしているのかもしれません。法律的な考え方(世俗的な政治経済的な考え方)では、世界の専門的な権威ある機関が言っていることは正当な考え方であるはずなので、それに反した考え方などは間違っている、戯言でしかないと判断するのも当たり前かもしれません。
それにしても、地球温暖化というのも今では真の科学者で信じている人はほとんどいないようです。
産業革命後の二酸化炭素排出量と温暖化の相関関係は確かにありましたが、もっと長期の地球の気候変動から見れば、データ期間が250年程度しかなく、マウンダー極小期の寒冷化からの温暖期とみれば、まったく見当はずれのものとなってしまいます。
太陽黒点の変動との方がより長期のデータで相関関係があると思われます。そして現在、寒冷化・マントル活動期の天地動乱期にあります。
「地球環境激変、銀河系スパイラルアーム突入→太陽活動低下→宇宙線増加→気候寒冷化・マントル活発化、まだ始まったばかり?」
科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている (宝島社新書) 新書 – 2008/8/8 丸山茂徳 (著)
丸山さんはプルームテクニクス理論を提唱された方です。
「丸山 茂徳(まるやま しげのり、1949年12月24日 - )は、プルームテクトニクスを提唱した日本の地質学者。東京工業大学地球生命研究所特命教授、岡山大学地球物質科学研究センター特任教授」
Indeepさんのサイトより引用「太陽活動はさらに沈静化し、世界中でミニ氷河期的状況の拡大が進む中で、「太陽の変動が地球の気候に与える影響について」のアメリカ国家レベルの大会議の記録を読む」
「二酸化炭素(CO2)排出量が過去最高の中で、近年最大の気温の急落を見せる中でもなお拡大する「人為的な地球温暖化」説の持続性の不思議」
「このデータは、数々の人工衛星のマイクロ波のデータを分析している Remote Sensing Systems (RSS) のものですので、これが「信憑性がない」となると、すべての気温のデータに信憑性がなくなってしまいますので、一応このデータは正しいとすれば、
「二酸化炭素排出量が過去最高になった2016年に地球の気温は急落した」ということになってしまいそうです。」
素人の私でも、もうこの地球温暖化はおかしい、いや「詐欺」なんではないかと思ってしまいます。
恐らくこの地球温暖化詐欺を考えたのは、原子力産業関連(ウラン鉱石から原子炉製造メーカー、放射能廃棄物関連業者など)に属する人たちではないかと思ってしまいます。スリーマイル島事故やチェルノブイリ事故で痛手を負った原子力の世界的マフィア達が壮大な架空の物語を作り、クリーンエネルギーとして原子力産業を復興しようとした。そこに水を差してしまったのは「福島原発事故」なのかとも思います。
しかし未だに環境運動として、二酸化炭素排出抑制などと叫んでいる人たちの頭の中はいったいどうなっているのでしょうか。まだ原子力マフィア達の謀略が続いているのでしょうか?
今現在の最大の環境問題は「福島原発公害」なはずです。メルトアウトがほぼ確実とみられているのであれば、核燃料はすべて自然環境に漏出してしまったということになります。
炉心インベントリー(事故直後、原子炉が停止した時点において、炉心に蓄積されていた放射性核種の存在量)では、セシウム137でチェルノブイリの約2.5倍ほどあります。
こんな大問題をまったく考慮できない○○というのは異常なのではないでしょうか?
この世界的・破局的な環境汚染を行った罪は重い。
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