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ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

豆落とし

2010-11-19 | 日記

今日は今年最後の大仕事、紫花豆の脱穀作業です。豆を積んでから気づけば1ヶ月以上経ち、

今か今かとこの作業をやるタイミングを待っていましたが、このところ雨が降ったり雪が降ったり

の邪魔が入り、ようやく今日作業にこぎつけたという感じです。一年のしめくくり、気合を入れて

いってみよ~~ 畑に積んであった豆の山をトラクターで運んできて脱穀機の手前に置いて、

上から少しずつほぐしながら機械に通していきます。

朝のうちは露がついていたので弦や殻が少し湿っていたせいか、何度も機械が詰まってしまい

そのたびに機械を止めて、絡まった弦を鎌で切って引っ張り出したりしながらで、少々手間取り

ました 脱穀が済んだ豆は写真手前に立っている緑色の筒を通って上へ一度上げてから

右側の筒から落ちてきて袋の中へ・・・

豆と一緒に殻や鞘なども多少入ってしまうので、これは後で選別します。

ミセスファーマーの持ち場はココ。機械の後方に殻やごみが落ちるようになっていて、そこに

豆も落ちてしまうので、落ちた豆をかき集めてもう一度機械にかける担当です。これがまた

すごいスピードで脱穀されるため、次から次へと豆もごみも落ちてきて忙しいのです

プラス、細かく砕かれた葉っぱなどのごみが降り注ぎ、マスクを着けていても顔が真っ黒に

汚れるような状態で、お昼に家に戻った時には髪の毛からシャツの中から全身がごみまみれ

でした

午後からは脱穀した豆を機械(「唐箕(とうみ)」といいます)にかけて、風の力で豆とごみを選別

します。ここでは、時々混ざってできてしまう白い豆を拾い出す作業をします。

豆の選別終了このあと農協の係りの人が来て豆の評価をして値段が決まりました。今年は

どこも豆の出来は良くなかったそうで、我が家でも去年より作付け面積は大きかったものの

収量はほぼ同じということで、面積当りの収量は下がってしまいました

 なにはともあれ、今年の畑の仕事はこれですべて終了です ここから先は春まで長~い

冬休み ・・・いえいえ、それなりに雑用や片付け作業はもうちょっとあるので、本当のお休み

はまだしばらくお預けです

 

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