ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

汗だくで草取りを

2011-06-30 | 日記

今日は湿度が高くて、ちょっと動いただけでも汗だくになるような暑さでした それでも

枝豆とスイートコーンの畑のマルチの間が草だらけ&野良芋だらけになりつつあったので、

午後から草取りをしました。午前中より日差しも強くなって、今年初の“滝汗”です

気温でいうとおそらく30度には程遠く、本州の暑さに比べたらきっと比較にならないので

しょうが・・・あぁ、北海道じゃなかったら、私はきっと農業はできなかったワ 余談に

なりますが、昨日ラジオで、熱中症対策の水分補給の仕方について病院の院長先生が

話していました。『3-3-3の法則』とやらで、これは「3時間ごとに、300ccの水を

3分かけて飲む」ということらしいです。喉が渇いた時に水を飲むのでは遅すぎるそうで、

たとえ喉が渇いていなくても今日は暑いと感じたら、この要領でゆっくり水を飲むことで

身体に水分をしっかり吸収できると言うことでした。喉が渇いてゴグゴクと水を飲むのは

すぐに汗として体外に出てしまうのでダメだそうです。なるほどね~~

さて、去年鹿の被害に遭った枝豆。鹿の足跡はたまにあるものの今年は今のところ被害は

少ないようで、全体的にぐんぐん成長しています なぜなら今年は枝豆の隣りに紫花豆

の畑があり、去年鹿の通り道になった水田と枝豆の畑の間に鉄壁のごとく竹の壁ができて

いるのです

その紫花豆も成長著しく、弦が伸びてどんどん竹に巻きついていました

ハウスの中のブロッコリーはやっと中心部に500円玉大くらいの花蕾ができました。

早く大きくなって欲しいなぁ

今年初めて植えてみたスナップえんどう。ちょっとスタートが遅かったのでまだまだです。

ところで先日カラスにイタズラされたピュアホワイトですが、今朝の時点で23株もダメに

なっていましたそこで、ダンナ様が農業新聞の広告でこんな秘密兵器を見つけ、早速

今日注文していました 明後日届くそうなので効果を期待したいところですが・・・去年

買った“新兵器”はちっとも効き目がなくて、数日後にはカラスがその周りでトウモロコシを

突いていた光景が思い出されるんですよねぇ・・・

にほんブログ村に参加しています。応援のポチ!お願いします
   ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これでバイリンガルに!?

2011-06-29 | 日記

本屋さんでこんな本見つけちゃいました 北海道へ嫁に来て早5年半。大抵の北海道弁

は理解するようになって、ヒアリングは多分85点(?)くらいはいけそうだけど、まだまだ

口からついて出るほど流暢に北海道弁を操れるわけではないミセスファーマー。真の北海

道人になるにはやはり北海道弁をマスターせねば、と日夜我が家のネイティブスピーカー達

から発せられる北海道弁を吸収しているところです。北海道上陸当初は、北海道ってあまり

方言ってないのかな・・・と思っていましたが、どうやら最初の頃は家族が私に気を使って

標準語に近い形で話してくれていたようで、外の人たちとの接触が増えてくると、実は結構

北海道でしか通じない言葉が多い事に気づいたのです。ところが生粋の道産子の方達は

北海道弁をしゃべっているという自覚がない場合も多いようで、「え?これって標準語じゃ

なかったの?」という事もしばしばあります。ダンナ様もその一人で、この本を読んでみて

改めて自分が普段どれだけ北海道弁を使っていたかが分かったみたいです。我が家の

場合は今ではすっかり全国区になった、北海道弁の代表格的存在の「なまら」は使わない

のですが、周りに年寄りも多いせいかこの本で紹介されている北海道弁はかなりの頻度

で使っています。この本は例文が満載で説明も分かりやすく、正に生きた北海道弁辞典!

北海道弁初心者からネイティブの方まで、読み物としても楽しめる内容になっています

ちなみに、ミセスファーマーが好きな北海道弁はというと「なんも」と「あずましい」です。

「なんも」は感謝や労いに対して使う言葉で、標準語だと「いえいえ、どういたしまして」と

言うことなのですが、この「な~んもだ」「なんもだよ」(=なにも気にすることないよの略)

という簡単な言葉に北海道人の人の良さと、東京弁では表せない温かさを感じるのです。

あと「あずましい」というのは居心地が良いという感覚を表す言葉で、これはこの表現が

あまりにピッタリくるので逆に今ではもう標準語では言えなくなってしまったくらいです。

それから好き嫌いにかかわらず、私がしょっちゅう使っている言葉は「へなまずるい」

(超ズルイ!の意味)で、このようになります。

「太郎のやつ、時間だから繋ごうと思うといつの間にかコソコソいなくなっちゃって・・・

へなまずるいったらありゃしない」という具合です

あと何年かすると、私もすっかり北海道弁スピーカーになっている気がする・・・

 

   『笑説 これが北海道弁だべさ』 西本伸顕 著

   北海道新聞社  定価 1200円

にほんブログ村に参加しています。応援のポチ!お願いします
   ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌なことばかりで・・・

2011-06-28 | 日記

最近、嫌なことばかりが続いて凹みます 昨日の夕方、雨が降り出す前にと思って急いで

定植した白いトウモロコシ『ピュアホワイト』の苗。今朝雨上がりの畑を見に行ってみると・・・

カラスにイタズラされて根元から折られているものを発見 そういえば昨日作業をしている

横でカラスが2羽カァカァ言ってたっけ・・・数えてないけど5箇所くらいはやられていました。

朝一から本当にガックリきました

そして今最大の悩みの種は、道の駅に出しているほうれん草のこと。我が家はほうれん草は

主要作物でもあるので、道の駅にメインで出しているのもほうれん草です。特に今の時期は

まだその他の作物が出揃わない分、売上はほうれん草頼みになっているのです。ところが、

今年から出店している生産者がほうれん草を並べ始めたのは先日ここに書いた通りですが、

一度価格のことで注意を受けて100円に合わせてきたと思ったら、先週からまた85円に

して再び大量に並べていて・・・

お陰で我が家のほうれん草は、土日はともかく平日はご覧の通りの有様で毎日のように

売れ残るようになってしまいました。いま収穫しているハウスのほうれん草は本当にモノ

が良いだけに、残ってしまうのはもったいないのです 採れたての鮮度のよいものを、

良い状態のうちにお客さんに買ってもらいたい。だから売り切れる数量を持っていって、

売れ行きのいい時は午後からまた新しいものを追加するというやり方で、今までずっと

3年間やってきてお客さんもついていたのに・・・切れ目なく安売りの品を大量に置いて

いく生産者の出現によって、すっかり調子を狂わされてしまいました 道の駅(直売所)

は価格競争の場ではないハズなんですけどね・・・安く出して自分のものだけ売れれば

良いという考え、私は違うと思います生産者は自分の作るものにプライドを持たなきゃ。

そんなわけで、明日からミセスファーマーはしばらく道の駅をお休みすることにしました。

にほんブログ村に参加しています。応援のポチ!お願いします
   ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ズッキーニの花

2011-06-26 | 日記

今朝、ズッキーニの花がきれいに咲いていました 毎年ズッキーニは何株か植えている

のですが満足に採れたことがほとんどないので、苗を買ったお店でそれはナゼなのかと

聞いてみました。するとどうやら我が家の土は肥え過ぎているらしく、肥料はほとんど使用

しなくても大丈夫だと思うとのことでした。それともう1つ・・・ズッキーニは晴れた日に咲いた

花からしか実が成らないんだそうです なるほど、我が家はこの時期いつも霧がかかって

いる日が多いから、その理屈は納得できます。今年は例年と比べると今のところそういう日

が少ない気がするのでズッキーニにはどんどん花を咲かせてもらいたいですネ。

こっちにも、小さな小さな実を付けた花が今にも咲きそうです。なんだか今年はうまく実が

採れそうな気がしてきました~

今日定植した坊ちゃんカボチャにも、早くきれいな花が咲きますように~

にほんブログ村に参加しています。応援のポチ!お願いします
   ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豆の竹差し

2011-06-25 | 畑の仕事

一昨日は思いがけず大雨になってくれたおかげで、畑に植えつけたもの達はすっかり元気

になりましたたっぷりの雨のあとにサンサンと降り注ぐ日差しを受けて、先日植え付けが

終わった雪化粧もとっても嬉しそう

今日は紫花豆に竹差しをしました。作業の工程は毎度同じです(去年の様子はコチラ

竹を差して歩くのはいつもダンナ様の役目。これが一番大変な作業です

竹差しの作業が終わると、畑関係の大きな仕事は一段落。しばらくはほうれん草の収穫や、

その他の雑用が日々の仕事になります。畑にこの風景が広がると、いよいよ夏が来るな~

という感じがしますねぇ

にほんブログ村に参加しています。応援のポチ!お願いします
   ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする