1984年9月8日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はTina Turnerの"What's Love Got To Do With It"。Tina Turnerですが、デビューは1950年代の大ベテラン。Ike & Tina Turnerで活動し、沢山のTop40ヒットを持っていますが、Top5ヒットとなると、1971年にJohn Fogertyの名曲"Proud Mary"のカバーが4位を記録するヒットになって以来になり、この曲が10年以上ぶりとなる2曲目のTop5ヒット、長いキャリアの中での初めてのNo.1獲得です。
2位は前週と変わらず2週目の2位、John Waiteの"Missing You"。John Waiteですが、イギリスのロックグループThe Babysのボーカリスト。The Babys解散後ソロ活動を始めてからの初めてのヒットが大ヒット。The Babys時代には3曲のTop40ヒットを持っていますが、"Isn't It Time"(名曲でした)と"Every Time I Think of You"の13位が最高のヒット、この曲がバンド時代、ソロ時代を通じての初めてのTop3ヒットになりました。
3位は6位からアップ、Cyndi Lauperの"She Bop"。Cyndi Lauperですが、デビュー曲の"Girls Just Want to Have Fun"が最高位2位、次の"Time After Time"がNo.1を獲得、この曲で3曲連続のTop3ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、3週間の1位の大ヒット、Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"。Ray Parker Jr.ですが、1978年、Raydioの"Jack and Jill"が8位を記録、1980年にはRay Parker Jr. & Raydioとして"A Woman Needs Love (Just Like You 年に年のDo)"が最高位4位の初めてのTop5ヒット、ソロになって"The Other Woman"が最高位4位、この曲で3曲目のTop5ヒット、初めてのNo.1ヒットです。
5位は3位からダウン、Lionel Richieの"Stuck On You"。Lionel Richieですが、The Commodores時代には"Three Times a Lady"と"Still"の2曲のNo.1を含め7曲のTop5ヒット、ソロになってからはこの曲で8曲目のシングルですが、シングルすべてがTop10ヒットで、Top5ヒットもこの曲で7曲目、Diana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"を含め4曲のNo.1となりました。
この週12位からダウンして16位はRattの"Round And Round"。最高位は8月25日付と9月1日付の第12位、年間チャートは87位。彼ら初めての大ヒットです。
Rattですが、アメリカロサンゼルス出身のアメリカンメタルバンド。バンドとしてのデビューは「Micky Ratt」という名前で70年代中頃になりますが、1981年、メンバーチェンジを行い再結成してバンド名を「Ratt」に改名、活動を始めます。
デビューアルバムは『Out of the Cellar』、1984年にリリースされました。リードボーカルのStephen Pearcyにツインギター、ベース、ドラムスの5人組での演奏です。
このアルバムが大ヒット、全米で7位を記録します。そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Round and Round"です。
"Round and Round"の作者はメンバーのRobbin Crosby、Stephen Pearcy、Warren DeMartiniの3人の共作。
元気の良いまさにLAメタルの代表曲となりました。ツインギターもカッコ良いですね。
この曲は彼らの最大のヒットになりました。シングルはもう1曲Top40にぎりぎりに入る曲がありましたが、基本的にはアルバムとライブバンドです。Mötley Crüeとともにアメリカンメタルを代表する人気バンドとしてこの後も活躍します。
日本にも何度も来日しました。日本でも根強い人気がありましたね。
今週 先週 song / artist
1 1 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
2 2 MISSING YOU / JOHN WAITE
3 6 SHE BOP / CYNDI LAUPER
4 4 GHOSTBUSTERS / RAY PARKER JR.
5 3 STUCK ON YOU / LIONEL RICHIE
6 8 LET'S GO CRAZY / PRINCE & THE REVOLUTION
7 9 IF THIS IS IT / HUEY LEWIS & THE NEWS
8 11 THE WARRIOR / SCANDAL
9 7 SUNGLASSES AT NIGHT / COREY HART
10 14 DRIVE / CARS
11 5 WHEN DOVES CRY / PRINCE
12 13 LIGHTS OUT / PETER WOLF
13 16 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
14 10 IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN / PEABO BRYSON
15 17 ROCK ME TONITE / BILLY SQUIER
16 12 ROUND AND ROUND / RATT
17 22 COVER ME / BRUCE SPRINGSTEEN
18 21 CRUEL SUMMER / BANANARAMA
19 19 ALL OF YOU / JULIO IGLESIAS & DIANA ROSS
20 20 DYNAMITE / JERMAINE JACKSON
21 23 WHEN YOU CLOSE YOUR EYES / NIGHT RANGER
22 15 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
23 26 WE'RE NOT GONNA TAKE IT / TWISTED SISTER
24 28 HARD HABIT TO BREAK / CHICAGO
25 30 TORTURE / JACKSONS
26 33 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
27 40 LUCKY STAR / MADONNA
28 27 LEAVE A TENDER MOMENT ALONE / BILLY JOEL
29 31 RIGHT BY YOUR SIDE / EURYTHMICS
30 18 STATE OF SHOCK / JACKSONS
31 34 THE LUCKY ONE / LAURA BRANIGAN
32 25 SAD SONGS / ELTON JOHN
33 37 THERE GOES MY BABY / DONNA SUMMER
34 35 GO INSANE / LINDSEY BUCKINGHAM
35 24 SEXY GIRL / GLENN FREY
36 50 CARIBBEAN QUEEN / BILLY OCEAN
37 41 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
38 39 ONLY WHEN YOU LEAVE / SPANDAU BALLET
39 42 ARE WE OURSELVES? / FIXX
40 45 BOP 'TIL YOU DROP / RICK SPRINGFIELD
2位は前週と変わらず2週目の2位、John Waiteの"Missing You"。John Waiteですが、イギリスのロックグループThe Babysのボーカリスト。The Babys解散後ソロ活動を始めてからの初めてのヒットが大ヒット。The Babys時代には3曲のTop40ヒットを持っていますが、"Isn't It Time"(名曲でした)と"Every Time I Think of You"の13位が最高のヒット、この曲がバンド時代、ソロ時代を通じての初めてのTop3ヒットになりました。
3位は6位からアップ、Cyndi Lauperの"She Bop"。Cyndi Lauperですが、デビュー曲の"Girls Just Want to Have Fun"が最高位2位、次の"Time After Time"がNo.1を獲得、この曲で3曲連続のTop3ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、3週間の1位の大ヒット、Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"。Ray Parker Jr.ですが、1978年、Raydioの"Jack and Jill"が8位を記録、1980年にはRay Parker Jr. & Raydioとして"A Woman Needs Love (Just Like You 年に年のDo)"が最高位4位の初めてのTop5ヒット、ソロになって"The Other Woman"が最高位4位、この曲で3曲目のTop5ヒット、初めてのNo.1ヒットです。
5位は3位からダウン、Lionel Richieの"Stuck On You"。Lionel Richieですが、The Commodores時代には"Three Times a Lady"と"Still"の2曲のNo.1を含め7曲のTop5ヒット、ソロになってからはこの曲で8曲目のシングルですが、シングルすべてがTop10ヒットで、Top5ヒットもこの曲で7曲目、Diana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"を含め4曲のNo.1となりました。
この週12位からダウンして16位はRattの"Round And Round"。最高位は8月25日付と9月1日付の第12位、年間チャートは87位。彼ら初めての大ヒットです。
Rattですが、アメリカロサンゼルス出身のアメリカンメタルバンド。バンドとしてのデビューは「Micky Ratt」という名前で70年代中頃になりますが、1981年、メンバーチェンジを行い再結成してバンド名を「Ratt」に改名、活動を始めます。
デビューアルバムは『Out of the Cellar』、1984年にリリースされました。リードボーカルのStephen Pearcyにツインギター、ベース、ドラムスの5人組での演奏です。
このアルバムが大ヒット、全米で7位を記録します。そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Round and Round"です。
"Round and Round"の作者はメンバーのRobbin Crosby、Stephen Pearcy、Warren DeMartiniの3人の共作。
元気の良いまさにLAメタルの代表曲となりました。ツインギターもカッコ良いですね。
この曲は彼らの最大のヒットになりました。シングルはもう1曲Top40にぎりぎりに入る曲がありましたが、基本的にはアルバムとライブバンドです。Mötley Crüeとともにアメリカンメタルを代表する人気バンドとしてこの後も活躍します。
日本にも何度も来日しました。日本でも根強い人気がありましたね。
今週 先週 song / artist
1 1 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
2 2 MISSING YOU / JOHN WAITE
3 6 SHE BOP / CYNDI LAUPER
4 4 GHOSTBUSTERS / RAY PARKER JR.
5 3 STUCK ON YOU / LIONEL RICHIE
6 8 LET'S GO CRAZY / PRINCE & THE REVOLUTION
7 9 IF THIS IS IT / HUEY LEWIS & THE NEWS
8 11 THE WARRIOR / SCANDAL
9 7 SUNGLASSES AT NIGHT / COREY HART
10 14 DRIVE / CARS
11 5 WHEN DOVES CRY / PRINCE
12 13 LIGHTS OUT / PETER WOLF
13 16 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
14 10 IF EVER YOU'RE IN MY ARMS AGAIN / PEABO BRYSON
15 17 ROCK ME TONITE / BILLY SQUIER
16 12 ROUND AND ROUND / RATT
17 22 COVER ME / BRUCE SPRINGSTEEN
18 21 CRUEL SUMMER / BANANARAMA
19 19 ALL OF YOU / JULIO IGLESIAS & DIANA ROSS
20 20 DYNAMITE / JERMAINE JACKSON
21 23 WHEN YOU CLOSE YOUR EYES / NIGHT RANGER
22 15 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
23 26 WE'RE NOT GONNA TAKE IT / TWISTED SISTER
24 28 HARD HABIT TO BREAK / CHICAGO
25 30 TORTURE / JACKSONS
26 33 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
27 40 LUCKY STAR / MADONNA
28 27 LEAVE A TENDER MOMENT ALONE / BILLY JOEL
29 31 RIGHT BY YOUR SIDE / EURYTHMICS
30 18 STATE OF SHOCK / JACKSONS
31 34 THE LUCKY ONE / LAURA BRANIGAN
32 25 SAD SONGS / ELTON JOHN
33 37 THERE GOES MY BABY / DONNA SUMMER
34 35 GO INSANE / LINDSEY BUCKINGHAM
35 24 SEXY GIRL / GLENN FREY
36 50 CARIBBEAN QUEEN / BILLY OCEAN
37 41 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
38 39 ONLY WHEN YOU LEAVE / SPANDAU BALLET
39 42 ARE WE OURSELVES? / FIXX
40 45 BOP 'TIL YOU DROP / RICK SPRINGFIELD
一世を風靡したLAメタル。その代表格がラットでしたね。彼らのロックを総称して「ラットンロール」なんて呼んでました。
私も一度、彼らのアルバムを自分のブログで採り上げようと思ってますが、この当時のLAメタルは皆、人脈で繋がっている世界でした。ドッケンとかモトリーとか、皆、何らか繋がりがあるんですよね。
ジミのエレクトリックレイディランド
Rattのインベイジョンオブユアprivacy
REOの禁夜
私は断然REOです。
Rattも良いんですがちょっと顔が長くて…。
ではまた明日、おやすみなさいまし。
米国保険会社「GEICO」のCMに使われた”Round and Round”。36年ぶりに米国チャートに復活!と話題になりました。「RATT」問題に悩むご家庭はGEICOまで!…CMは1984年当時のPVのパロディでしょうね。
歌詞の方は”グルグル回って…”、因果応報、輪廻によって、いずれはおまえは俺のモノになる運命なんだ!っていう曲のようですね(^▽^;) なんと楽天的、めげない男!
なぜか、Rattは少ないんですよね。
たまに、一発屋扱いする人がいて、悲しくなります。(笑)
Top40には遠く及びませんでしたが、
88年の"Way Cool Jr."が、カッコよくて好きです。
この週の注目はポインターシスターズでした。
2年くらい前に30位前後のヒットしてますね。
再チャートインヒットはトップ40にはたまーにあるけど、だいたいデビュー曲が多いイメージ。
もうヒット曲がたくさんあるポインターシスターズがと、びっくりしました。
人気曲になったし、映画のタイトルになってもいるようで、観ていないけど面白そうなコメディですねー
ポイターシスターズは、ヒット曲も多くて好きなグループです。
ありゃラットでなくてm(_ _)m
再ヒット偶然にも、再ヒット繋がりになりました。
LAメタルの代表といえばRatt、とはいってもRattについてはこの曲が初めてでほぼ唯一のヒットでありましたので、あんまり詳しくはないのですが。
「ラットンロール」というのですね、是非ともRattの特集期待しています。
ジミヘンは良く知りませんが、ジャケット、どちらかといえば、私もREOのNo.1アルバムですね。
これは最近のCMなのですね。ちょうどRattが使われて、36年ぶりのチャート復活ですか!貴重な情報ありがとうございます。
ちょうど当時のこの曲のPVが住宅の保険にぴったりだったですね。
Rattのシングルヒットはほぼこの曲のみ、ほかにはTop40にあと1曲、あとは数曲100位以内の入っていました。あんまりシングルヒット受けする曲が少なかったでしょうか。
Mötley Crüeの曲の方が多少メロディアスだったのだからでしょうか?
"Way Cool Jr."聞きました。過去良い曲ですね。特にギターが、さすがRattです。