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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

不思議な草

2014-01-19 09:09:20 | こものの部屋

かのじょは一年半ほど前から、別ブログで一日に一枚色鉛筆の絵を発表していくという活動をやっていたが、この天使画はその成果である。

かのじょの試みを元に、サビクが仕上げたのだ。

当初はいろいろとヴァラエティがあったが、サビクが服や髪形などのスタイルを決め、真実の天使をモデルにしたかわいらしい天使画を作った。

サビクはこれからも、さいさいこの天使画を描いていきたいと思っている。
それによって、かのじょの絵姿を描いてやりたいのだ。

なぜならかのじょは、この人生において、人々に愛されることが、少なすぎたからだ。
だからサビクは、この天使画を繰り返し描くことによって、かのじょへの愛を表現したいのだよ。

あなたがたも、この天使画を見て、かのじょをなつかしむがいい。





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ゴリアテの首を持つダヴィデ

2014-01-19 04:11:24 | 虹のコレクション・本館
No,57
ベルナルド・ストロッツィ、「ゴリアテの首を持つダヴィデ」、17世紀イタリア、バロック。

ダヴィデとゴリアテのテーマを描いた絵を探した。

この神話は、小さいものが大きいものを倒すという、人類にとっての大きなテーマを描いたものである。人類はまだ若く、小さい。その生涯は、勝利よりも敗北を味わうことの方が多い。自分より大きな存在があまりにも多く、それへの恐怖に打ち勝つことに、大きくエネルギーを使う。

そういう人間にとって、巨人ゴリアテに勝利したダヴィデの物語は、強い作用を持つ。もちろん、実際のゴリアテがこんなに大きいわけがない。それなりに大きい男だったが、事実は人間の限界を超えてはいない。だが大きなものを倒した者にとっては、これほど大きく感じたものなのだ。

実に偉いことをした。人間にとって自分よりも大きいものに勝つということは、非常に大事なことなのだ。この偉業によってダヴィデは、バテシバの汚点を作っても、人間に永遠に語り継がれる英雄となったのである。

大きなものに挑戦していくとき、ダヴィデのイメージは強く人間の魂に作用する。苦しい時は、この勝利の図を想像するがいい。




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