No,47
レオナルド・ダ・ヴィンチ・「モナリザ(ラ・ジョコンダ)」、16世紀イタリア、盛期ルネサンス。
このカテゴリの趣旨の一つは、モナリザに匹敵する美女を探すということだが、やはりここで本家本元にも触れておこう。
このイメージは永遠だ。このシリーズの冒頭にあげた、ベッリーニのマグダラのマリアも美しいが、やはり人間はこれを見てしまう。なぜならここには、暖かい愛があるからだ。
こちらを見てほほ笑んでいる。かぎりなくやさしい微笑みだ。すべてをわかったうえで、愛で微笑んでいる。人間はこれに惹かれずにはおれない。
デュシャンなどが間抜けなことをしているがね、所詮は張り合うことのできない相手にバカをやっているだけだ。
20世紀芸術は、大方がこれへの反逆の極みであったと言って、過言ではない。あらゆるものがあらゆる表現をしているが、一部をのぞいて、まるでガキの遊びのようにも見える。
本物はこういうことになるという、まぎれもない真実の一枚だ。誰もこれから逃れることはできない。
永遠に。
レオナルド・ダ・ヴィンチ・「モナリザ(ラ・ジョコンダ)」、16世紀イタリア、盛期ルネサンス。
このカテゴリの趣旨の一つは、モナリザに匹敵する美女を探すということだが、やはりここで本家本元にも触れておこう。
このイメージは永遠だ。このシリーズの冒頭にあげた、ベッリーニのマグダラのマリアも美しいが、やはり人間はこれを見てしまう。なぜならここには、暖かい愛があるからだ。
こちらを見てほほ笑んでいる。かぎりなくやさしい微笑みだ。すべてをわかったうえで、愛で微笑んでいる。人間はこれに惹かれずにはおれない。
デュシャンなどが間抜けなことをしているがね、所詮は張り合うことのできない相手にバカをやっているだけだ。
20世紀芸術は、大方がこれへの反逆の極みであったと言って、過言ではない。あらゆるものがあらゆる表現をしているが、一部をのぞいて、まるでガキの遊びのようにも見える。
本物はこういうことになるという、まぎれもない真実の一枚だ。誰もこれから逃れることはできない。
永遠に。