帰宅しました。列車を降りた瞬間の肌に触れる空気の生暖かさと、東京駅の雑踏で現実に引き戻されるという、北国から帰ったときにはありがちな結末でした。
仙台と盛岡もそれぞれよかったとはいえ、やはり何といっても弘前に尽きるでしょう。見頃に間に合わなかったり、天候に見放されたりで、過去一度も実現しなかった満開かつ好天の花見日和を、今回初めて経験することができました。
滞在した二日のうち会心の天候だったのは昨日だけだったわけであり、暦の関係などで出発が一日でも遅れていれば、またしても空振りに終わった可能性は十分にあります。幸運に恵まれた面は当然ながらあるわけです。しかし、天気予報と開花予想を日毎に注視し、ここしかないと見込んだ時期に乗り込んだからこそ、昨日の好天をものにすることができたともいえます。執念の勝利という面は多少なりともあったと自負している次第です。
しかし、今朝方申した通り、満開だから勝ち、散ったから負けと一概にはいえないのが弘前の桜というものです。連休初日に戻った頃には、桜のトンネルに辛うじて花が残っている程度でしょうか。しかし、花筏に関してはおそらく今日よりも上であり、ソメイヨシノに代わって八重桜も咲き出します。岩木山麓のエゾヤマザクラも見頃を迎えるでしょう。さらに帰り道では、八幡平と小岩井の桜が最後の一花を咲かせていると予想されます。花見の旅はまだ終わりません。
仙台と盛岡もそれぞれよかったとはいえ、やはり何といっても弘前に尽きるでしょう。見頃に間に合わなかったり、天候に見放されたりで、過去一度も実現しなかった満開かつ好天の花見日和を、今回初めて経験することができました。
滞在した二日のうち会心の天候だったのは昨日だけだったわけであり、暦の関係などで出発が一日でも遅れていれば、またしても空振りに終わった可能性は十分にあります。幸運に恵まれた面は当然ながらあるわけです。しかし、天気予報と開花予想を日毎に注視し、ここしかないと見込んだ時期に乗り込んだからこそ、昨日の好天をものにすることができたともいえます。執念の勝利という面は多少なりともあったと自負している次第です。
しかし、今朝方申した通り、満開だから勝ち、散ったから負けと一概にはいえないのが弘前の桜というものです。連休初日に戻った頃には、桜のトンネルに辛うじて花が残っている程度でしょうか。しかし、花筏に関してはおそらく今日よりも上であり、ソメイヨシノに代わって八重桜も咲き出します。岩木山麓のエゾヤマザクラも見頃を迎えるでしょう。さらに帰り道では、八幡平と小岩井の桜が最後の一花を咲かせていると予想されます。花見の旅はまだ終わりません。