日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2021続編 - わり勘

2021-11-16 20:51:11 | 居酒屋
三週ぶりの金沢なら、初見の店より既出の店、それもとりわけ贔屓の店で一杯やろうという考えが第一でした。「わり勘」が復帰初戦を飾ります。鱈の子付けとかぶら寿司は当地の冬の風物詩、これから始まる金沢の冬が楽しみです。

わり勘
金沢市野町4-3-6
076-244-2280
平日 1600PM-2215PM(LO)
日祝日 1600PM-2115PM(LO)
月曜定休・月一回日曜休業
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - あわづ湯

2021-11-16 20:25:26 | 温泉
北海道へ向けて出発する直前、連日寒さに震えました。少し前までTシャツで過ごしていたにもかかわらずです。しかし、北海道では思ったよりも暖かく、東北も小春日和の陽気でした。このことから推察されたのは、あれがあくまで一時的な現象だった可能性です。ところが今日は再び寒さに震えました。正確にいうと、日射しは暖かいものの、自室で寒く感じるのです。何故こうなるかと考えてみるに、最上階なのに加えて、同じ階には二戸しかなく、三方の壁と天井が外気に接するからでしょうか。明日以降然るべき対策を採るつもりですが、今日のところは銭湯で冷えた身体を温めます。

★あわづ湯
金沢市中村町3-1
076-243-9045
1115AM-2050PM(最終受付)
月曜定休
入浴料440円
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 千成亭

2021-11-16 13:36:21 | B級グルメ
金沢へ戻ってきたのは三週ぶりです。お昼をどこでいただこうかと考えたとき、浮かんだのは新規の店の開拓よりも既存の店の再訪でした。とりわけいただきたかったのが、チューの唐揚と千成亭のカレーです。チューが定休だったことにより、選択肢は必然的に絞られました。
前回注文したのは特別カツカレーでした。その正体は、カツとご飯と生野菜を一枚の皿に盛り付けて、ご飯だけにカレーをかけるというものでした。楕円の皿に盛り付ける、典型的なカツカレーを勝手に想像していただけに、意表を突かれる一皿でした。俄然気になるのは、100円安いカツカレーとの違いです。しかし、今度こそてらいのないカツカレーかと思いきや、またもや意表を突かれることになります。一見するとほとんど同じだからです。ただしソースは一般的なトンカツソースに変わります。トンカツはおそらく同じものでしょう。特製のソースが「特別カツ」を名乗る所以なのかもしれません。

千成亭
金沢市野町2-4-36
076-243-1025
1145AM-
水曜定休
カツカレー600円
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - アルファーワン富山荒町

2021-11-16 07:45:57 | 北陸
最近は駅前のアルファーワンか高志会館に好んで宿泊してきましたが、今回は実を取りました。昨晩世話になったのはアルファーワン富山荒町です。
車で富山を訪ねたときに宿泊するなら、駐車無料の高志会館か荒町のアルファーワンが有利です。しかるに荒町より駅前のアルファーワンを最近愛用しているのは、市内電車が発着する駅前を一望できる眺めの違いを考えると、料金差に見合った価値があちらにあると気付いたからに他なりません。しかし昨夜は昨夜は高志会館が埋まっており、駅前のアルファーワンとの間にも無視できない料金差がありました。会津に延泊した上でのさらなるおまけという位置付けだったこともあり、安く済む方を優先したという次第です。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 五日目

2021-11-16 06:14:48 | 北陸
おはようございます。明け方に雨音が聞こえました。丑三つ時から再び降ってきたようです。富山から朝帰りするのは先月以来ですが、あのときは暮れなずむ日本海を追いかけながら8号線を下っていき、翌日も青空の下を走って帰りました。それが今回は、昨日も今日も雨になろうとしています。予報の上では必ずしも想定し得ないことでした。
昨日の場合、北陸三県では晴れて、新潟でも西へ行くほど早く止むとのことでした。上越の方まで駒を進めれば、雨の降る領域から脱出できるはずだったのです。しかしあろうことか、最も雨に降られたのは直江津を出てからでした。富山でも、予報通りなら雨に降られる心配はないはずでした。それが何故このようなことになるかといえば、取りも直さず冬型の不安定な気候になったということでしょう。過ごしやすい季節はこちらが留守の間に過ぎ去って、覚悟していた季節がいよいよ訪れました。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - そば太郎

2021-11-15 22:36:27 | B級グルメ
年々食は細っていき、はしご酒がいよいよできなくなりつつあります。呑み屋を一軒訪ねた後、別腹に入るものだけいただく流れが最近定着してきました。今夜についても同様です。「そば太郎」のカレーうどんで締めくくります。
一連の騒動が表面化してからというもの、飲食店はあたかも諸悪の根源のように名指しされ、全責任を擦り付けられてきました。とりわけ痛手を被ったのは、当店を含む酔客相手の店でしょう。それだけに、当店の動静も気になっていたわけなのですが、店先には新装開店を祝う花輪がありました。店構えに変わった様子はないものの、店内が全面的に改装されていたのです。
聞けば今夜が初日だそうです。久々の再訪となった自分には、小ぎれいになったという程度の印象しかないものの、後から来た常連らしき三人組は、広くなったとしきりに感心していました。仕切り壁を隔てた隣の区画で居酒屋を始め、厨房をそちらと共用する目的で、抜本的に改修したということのようです。飲食店がどこもかしこも青息吐息の世知辛い時代ではありますが、それ逆手に取りつつ将来へ向けて布石を打つ人々もいます。逞しさを見せ付けられる出来事でした。

そば太郎
富山市総曲輪1-8 地鉄ニュー総曲輪ビル1F
2000PM-400AM
日曜定休
カレーうどん800円
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 親爺

2021-11-15 20:39:17 | 居酒屋
長時間にわたって雨に祟られ、走っていても一向に楽しくないという状況は、新潟から会津へ向かった一日を彷彿させるものがありました。今季は試練が多すぎます。「親爺」で一杯やれるのがせめてもの救いといったところでしょうか。北国を旅する間に北陸も秋から冬へと移り変わり、鰤とズワイが品書きに上る季節となりました。明日から再び始まる金沢での日常も楽しみです。

あら川
富山市桜町2-2-22
076-441-9369
1600PM-2230PM(LO)
日祝日定休

有磯曙
三笑楽
よしのとも
富美菊
冬瓜旨煮
刺身盛り合わせ
こち煮こごり
天然なめこおろし和え
げんげ汁
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 経験不足

2021-11-15 19:57:30 | 北陸
結果としては想定の範囲内でした。しかし、過程については改善の余地大いにありと感じました。結論から申しますと、今日は富山に泊まります。
無味乾燥な高速道路での移動が、年を追うほど負担に感じられてきました。夜間走行という条件も重なるときはなおさらです。全区間高速道を飛ばしていけば、昨夜のうちに帰れたはずのところを見送り、延泊したのもそのためです。今日についても金沢まで必ず走り切ろうなどとは思っておらず、富山まで行ければよしというつもりでした。明朝富山を出発しても、10時の始業までには新居へ戻れるからです。かような構想に基づき、富山まで辿り着いたのはよしとします。しかし、東北から北陸へ向けて走るという初めての試みに際して、経験不足が露呈しました。選んだ経路がものの見事に裏目となってしまったのです。
関東と北陸の間を行き来するときに、最短経路となるのは安房峠です。しかし、線形がよくない上に深夜でも交通量がそこそこあり、走っていて楽しい道ではありません。それ故に、遠回りとは分かっていても糸魚川経由を常としてきました。今回選んだ経路についても、急がば回れの諺が当てはまるような気がします。直江津に至るまでの大半の区間で遅い先行車がおり、快走できる区間がほとんどないのです。数少ない例外だった六十里越の峠道では線形がきつく、やはり快走できませんでした。晴れればさぞやと想像させる好車窓ではあったものの、今日の空模様では猫に小判です。無味乾燥な移動を避けるつもりのはずが、走っていて楽しい場面は皆無に近く、体力と時間を空費しただけでした。
しかも、その先にはさらなる試練が待っていました。暮れ行く日本海を眺めつつ8号線を下るはずが、再び雨が降り出したのです。運転にも差し障るほどの本降りとなるに至って、能生からは北陸道に乗りました。雨の降る一帯を少しでも早く脱出できるだけでなく、トンネルが多いこの区間なら、雨も避けられ一石二鳥という寸法です。朝日で下りるとようやく雨が弱まって、入善を過ぎた頃から路面も乾いてきたものの、金沢まで走ろうという気力はもはやありませんでした。結果については想定内、過程については改善の余地大と述べたのはそのためです。
敗因をあえて一つに集約するなら、金沢までの全行程の配分について要領が掴めていないことでしょうか。数百km単位の長距離を、高速道でひたすら飛ばすだけの体力はもうありません。とはいえ一般道だけで走りきるのも現実味がありません。高速道路の短縮効果が大きい区間と、一般道でも快走できる区間を把握し、適宜組み合わせるのが最も妥当な選択です。しかしながら、東北から北陸へ向けて走るのが初めてで、何度も走った帰京のための経路と違い、要領が全く掴めていませんでした。ついでにいえば、北陸から他の地域へ向けて、あるいは逆に北陸へ向けて走るというと、富山を起終点にする場合がほとんどで、金沢を起終点にした経験が決定的に不足しています。今回の教訓も踏まえつつ、よりよい経路を模索してくつもりです。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 糸合シ由

2021-11-15 16:23:30 | 甲信越
十日町からほくほく線と並行する国道253号線に入り、直江津で日本海側に到達しました。ここからは勝手知ったる8号線です。給油を済ませてから走ります。レギュラーの単価は156円、会津より15円ほど割安です。燃料高のご時世とはいえ、地域差がこれほどつくのは珍しいような気がします。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 会津中川駅

2021-11-15 12:18:43 | 東北
続いては会津中川駅を訪ねます。五能線の驫木駅を彷彿させる、木造の小さな駅舎が健在です。待合室は簡素ながらも掃き清められ、ベンチの上には座布団も。壁に掛かった感謝状から、地元の皆様方による活動の賜物なのが分かります。末永く守られていくことを陰ながら願う次第です。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 会津宮下駅

2021-11-15 11:42:03 | 東北
続いては会津宮下駅を訪ねます。民家の二階分にはなろうと思われる高い背丈と三角形の大きなファサード、そして同じく大きな窓が印象的です。その一方で間口がそれほど広くなく、縦横の比率によって独特な出で立ちが作り出されているところは、奥羽本線の川部駅を彷彿させるものがあります。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 会津柳津駅

2021-11-15 10:56:55 | 東北
会津坂下より先の区間は、自分にとって空白地帯の一つです。全ての駅を訪ね歩く時間は到底ないものの、めぼしい駅だけ立ち寄ります。
古い駅舎は維持費をかけずに取り壊し、安普請の駅舎に建て替えるのがJR東日本の方針です。国鉄時代からの駅舎が残っていても、無人化されるや取り壊されてしまったところは枚挙に暇がありません。そのような中、会津柳津駅には瀟洒な駅舎が残ります。切妻屋根の建屋が二つ、前後に少しずらして置かれ、前へせり出た方には大きな庇が巡らされ、庇の下には玄関と団体用の改札口が。縦長の窓が小洒落ており、白と焦茶で統一された色使いにも好ましいものが感じられます。東北の駅百選に選ばれたという触れ込みも納得できる名建築です。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 会津坂下駅

2021-11-15 10:22:03 | 東北
続いては会津坂下駅を定点観察していきます。北陸へ向かう経路がいくつかある中で、最短だろうと思われるのが只見線とおおむね同じ経路の国道252号線です。ツーリングマップル推奨の経路で距離を稼ぎます。
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - 五ノ井酒店

2021-11-15 09:53:02 | 酒屋
昨日会津坂下の市街に寄らなかったのは、帰り際に寄れると分かっていたからです。毎度おなじみ五ノ井酒店の特注品、「央」の新酒を持ち帰ります。

五ノ井酒店
河沼郡会津坂下町市中一番甲3551
0242-83-2170
900AM-1830PM(1-3月 -1800PM)
コメント

晩秋の大地を行く 2021続編 - ふくまる

2021-11-15 08:52:34 | B級グルメ
フジグランドホテルの朝食が有料化されたことにより、二泊目以降は外でラーメンをいただくことが増えました。今回是非再訪したいと思っていたのが「ふくまる」です。朝ラーメンといえば喜多方ですが、若松にも朝から開くラーメン屋が自身知るだけで三軒あります。中でもここは最も早い五時開店です。一旦店を閉じたものの、移転して復活したと小耳に挟み、いずれは訪ねてみたいと思っていたのでした。
新店舗があるのは大町通りと神明通りを東西に結ぶ路地の一角、東へ行けば関漆器店という位置関係です。蔵造りの外観とは裏腹に、客席はかつての店舗を彷彿させます。美しい出で立ちのラーメンも健在でした。

ふくまる
会津若松市大町1-8-13
090-3641-9363
500AM-1400PM
火曜定休
醤油ラーメン750円
コメント