東北縦断花見の旅 2016 - 帰着

白河中央から宇都宮の間が東北道、あとは全て一般道という経路で只今帰宅しました。どこまで乗っても千円だった頃なら、磐梯河東から全区間高速道を飛ばしていたところです。しかし、仮にそうしたところで一時間ほど早くなるのがせいぜいだったでしょう。しかも高速道は単調で眠くなります。途中で休憩など入れてしまえば時間差はますます縮小するわけです。その点、深夜の国道を行く一人旅は過酷ながらも楽しいものがありました。高速料金高騰の折、やむなく編み出された自衛策ではありますが、旅としてはむしろ今の方が面白いというのが実感です。
二日間の走行距離は約840kmでした。米沢までが490km, そこから先が350kmという内訳です。車を置いて列車で帰れば後者の部分は要らなかったわけで、そう思うと徒労感が漂うのは致し方ありません。しかし、一旦振り出しに戻ったことによって、次回の活動では融通が利きやすくなりました。天候と開花状況を直前まで見極め、ここぞと決めた時点で再出発します。