日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2016続編 - はやぶさ38号

2016-04-26 20:21:59 | 東北
悠長に夕日などを眺めるうちに、帰りの列車に間に合うかが微妙な情勢となりました。しかし、幸いにして今回も394号線の交通量がほとんどなく、最小限の余裕を持って七戸十和田に着きました。到着が発車の15分前、それから車内を片付け荷物をまとめ、席を押さえてホームに下りたのが5分前という、相も変わらず紙一重の結果ではありましたが、慌てる場面がほとんどなかったのは幸いです。

賢明な読者の方は、なぜわざわざ七戸十和田から帰るのかと思われたかもしれません。結局弘前に戻るなら、そこに車を置いて帰れば済む話だからです。しかし、弘前を起点にした場合、新青森までの移動が悪名高き701系になってしまいます。これは到底受け入れがたい選択です。そこで新青森か七戸十和田の二者択一となるわけなのですが、実は新青森でも七戸十和田でも、移動時間にはそれほどの違いがありません。弘前から青森までの距離が40km弱なのに対し、七戸十和田まではその倍ほどで済みます。つまり、移動時間には小一時間の違いしかなく、新青森から七戸十和田までの所要時間を差し引くと、実質的な時間差は30分ほどに過ぎません。しかも駅前には無料の広大な駐車場があり、一駅短くなることで運賃と料金も安くなるため、その利点は多少の移動時間の差を補って余りあります。
唯一惜しまれるのは、駅前の温泉で一風呂浴びる時間がなくなってしまったことです。しかし、今日は汗をほとんどかかなかったため、一風呂浴びる必然性はありませんでした。その代わりにあの夕景が眺められたことを思えば、今回はこれでよかったのでしょう。

大峠にさえ全くなかった残雪が、沿道にはまだ背丈の高さほどまで積もっていました。例年六月まで雪が残る場所だけに、四月の下旬ならこうなるのも当然ではあります。加えて、七戸の町内の直線路にある桜並木が、暗い中では満開のように見えました。連休初日には再びここを通って弘前に戻ります。第三部の活動も楽しみです。

★七戸十和田1959/はやぶさ38(3038B)/2304東京

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