日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2021 - 蜂屋

2021-11-05 14:12:37 | B級グルメ
旭川を出発するに先立って今一度ラーメンをいただいていくという流れは、一泊目と奇しくも同じになりました。昼夜合わせて延べ六軒目のトリを飾るのは「蜂屋」です。
スープの味を生かした「青葉」、醤油ダレの風味が漂う「つるや」に対して、当店の象徴は焦がしラードです。しかし、久々にいただいてみて思ったのは、濃い味付けで煮込まれたチャーシューも捨てがたいということでした。それが基本のラーメンにも三枚奢られるのはお値打ち品です。

蜂屋 五条創業店
旭川市五条通7丁目右6
0166-22-3343
1030AM-1950PM
大晦日及び元日休業
しょうゆラーメン800円
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晩秋の大地を行く 2021 - 青葉

2021-11-05 09:57:21 | B級グルメ
宿は変わっても「青葉」まで一本道で行けるところは変わりません。開店を待って暖簾をくぐりました。
あと少し待てば「蜂屋」が開くため、久々に行ってみるのも一案ではあったのです。しかし日が短いこの時期、30分出遅れるのが惜しまれました。せめて趣向を変えるべく、注文したのは味噌らぅめん850円也。一口すすって思ったのは、基本となる正油らぅめんとの共通性です。そのように感じるのは、辛味噌を使う以外に具材が変わらないからでしょうか。炒めた野菜をスープで煮込む工程が、味噌ラーメン特有の味を生み出すのに決定的な役割を果たしているのかもしれません。同じ値段の野菜らぅめんがいかなるものものか気になります。

青葉
旭川市二条通8丁目左8 二条ビル名店街
0166-23-2820
平日 930AM-1950PM(LO)
日祝日 930AM-1850PM(LO)
水曜定休
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晩秋の大地を行く 2021 - 春夏冬

2021-11-04 23:54:10 | B級グルメ
旭川に一泊しかできないのであれば、〆のラーメンは味特以外に考えられませんでした。しかし、二泊目ならば趣向を変える余裕が出ます。春夏冬の四川味噌ラーメンで締めくくります。
四川料理の代名詞といえば、花椒を効かせた痺れるような辛さです。日本人の味覚に合わせるため、その辛さを擂り胡麻によって和らげるのが定跡でしょう。しかし、こちらのラーメンはそのいずれにも当てはまりません。辛さは主として唐辛子に由来するものと見受けられ、胡麻の代わりに落花生が使われます。その絶妙な配合により生み出される味わいは、他に比べるものがありません。個性が際立つ一杯です。

春夏冬
旭川市三条通6丁目 豆源ビル 1F
0166-22-4113
2030PM-400AM
四川味噌ラーメン900円
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晩秋の大地を行く 2021 - インデアン

2021-11-04 15:21:51 | B級グルメ
毛嫌いしているつもりは特にないものの、秋の遠征では十勝を素通りしがちです。ある程度の時間をかけて滞在したのは、上士幌でキャンプを張った四年前が実質最後といってよく、最近は釧路へ行き来する途中に短時間立ち寄っているに過ぎません。残念ながら今回も五十歩百歩となりそうです。せめてもの罪滅ぼしを果たすべく、インデアンで遅いお昼をいただきます。

★インデアン札内店
中川郡幕別町札内共栄町176-5
0155-21-3033
1100AM-2200PM
インデアン大盛610円
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晩秋の大地を行く 2021 - かど屋

2021-11-03 22:10:44 | B級グルメ
一献傾け、仕上げのザンギもいただいて、本来ならこれで十分ではありますが、一夜限りの釧路となれば、欲張りたくなるのが人情です。後は野となれ山となれ、さらにラーメンもいただきます。「かど屋」の暖簾をくぐりました。
繁華街のとりわけ目立つ一角で、つぶ焼とラーメンを売る老舗です。酔客御用達の店として、釧路では誰もが知る存在とかねがね小耳に挟んでいました。黒っぽく、それでいながら透き通ったスープからはカエシの香りが立ち上ります。酔った後でもおいしくいただける、完成された一杯でした。

かど屋
釧路市栄町4-1
0154-24-4039
1700PM-2400PM(LO)
日曜定休
ラーメン700円
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晩秋の大地を行く 2021 オーチャードグラス

2021-11-03 12:56:22 | B級グルメ
坂を下って川湯の市街に入りました。鉄道愛好家にとって、川湯といえば温泉よりも名建築の駅舎です。その駅舎に併設されたレストランの、吹き抜けになった天井を持つ客席は、かつての貴賓室そのものです。磨りガラスとステンドグラスをはめ込んだ、二面採光の大きな窓も小洒落ています。

オーチャードグラス
川上郡弟子屈町川湯駅前1-1-18
015-483-3787
1100AM-1600PM
祝日除く火曜定休
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晩秋の大地を行く 2021 - つるや

2021-11-02 14:15:04 | B級グルメ
去年の旅では興醒めする場面が一つだけありました。出先で対応せざるを得ない業務が割り込み、日中の山場となるはずだった時間を泣く泣く棒に振ったのです。今回も業務の処理で活動を何度か中断せざるを得ない見込みですが、悪いことばかりでもありません。野暮用を済ませる間に腹がこなれてきたからです。本日二杯目のラーメンはつるやの正油チャーシューメン1100円也。ラーメンに千円以上注ぎ込むことには一抹のためらいを感じる部類の人間ではありますが、元々850円するラーメンに、分厚く切られたチャーシューがさらに四枚奢られ250円違いなら、十分値打ちはあると判断した次第です。

つるや
旭川市四条通19丁目左10
0166-31-5814
1100AM-1930PM(売切御免)
月曜定休(祝日の場合営業し翌日休業)
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晩秋の大地を行く 2021 - 青葉

2021-11-02 09:48:06 | B級グルメ
「独酌三四郎」の店主が生前に語っていたところによると、サンホテルの出す朝食が充実しているとのことでした。しかし、残念ながらその朝食をいただいたことは一度もありません。これは偏に「青葉」が宿の至近にあるからです。九時半の開店を待って乗り込みました。

青葉
旭川市二条通8丁目左8 二条ビル名店街
0166-23-2820
平日 930AM-1950PM(LO)
日祝日 930AM-1850PM(LO)
水曜定休
醤油チャーシューらぅめん950円
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晩秋の大地を行く 2021 - 味特

2021-11-01 21:55:58 | B級グルメ
心行くまで盃を傾け、酒についてはもう十分です。味特に寄って締めくくります。お門違いな政策によりとりわけ打撃を受けたのは、当店のような酔客相手の店でしょう。昨秋も、平時とは比べようもないほど閑散とした様子が気にかかりました。あれを思えば今夜の入りはそこそこです。平日の九時台でこれなら、週末の深夜にはさらに賑わうのかもしれません。徐々に立ち直りつつあるようなのは幸いです。

味特本店
旭川市3条通7丁目右3号
0166-23-6574
1700AM-300AM
不定休
醤油ラーメン800円
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晩秋の大地を行く 2021 - 100円パスタ

2021-11-01 08:30:10 | B級グルメ
萱野のライダーハウスは炊事道具完備です。電子レンジも使える条件を生かし、朝食は昨晩調達しておきました。セイコーマートの100円パスタをいただきます。
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晩秋の大地を行く 2021 - ホットシェフ

2021-10-31 12:51:32 | B級グルメ
晴れない限り打つ手をなかなか見出せないのが北海道の宿命です。影が出る程度の薄日は射しており、予報を思えば上出来ながら、木々の彩りは画竜点睛を欠いています。妙案が浮かばないまま時間を空費しましたが、いずれにしても腹ごしらえは必要です。手近なホットシェフ設置店を探した結果、小樽梅ヶ枝店に立ち寄りました。
選んだのは定番中の定番でもあるカツ丼です。別盛りの導入によって飛躍的な進歩を遂げたカツ丼を、度々絶賛してきましたが、同じ仕組みを採用したセブンイレブンのカツ丼を先日試したことにより、容器だけの問題ではないということに気付きました。半熟の玉子、カツの厚み、食感を適度に残した玉葱を含め、万人に等しく受け入れられるであろう普遍性をこのカツ丼は持っています。完成度の高さを再認識した次第です。
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晩秋の大地を行く 2021 - ビーフカレー

2021-10-30 13:15:50 | B級グルメ
今日は朝から時間に追われ、朝食をいただく暇もありませんでした。レストランで遅い朝食兼昼食をいただきます。
ここでいただくものはカレーと決まっています。船上のレストランでいただく優雅さを楽しむことに重きを置き、何をいただくかについて頓着がない自分にとっては、必然的な帰結でした。しかし、味については二の次だったはずのカレーが、前回様変わりしました。既製品を温めただけと思しき代物が、専門店にも引けを取らない味になり、それでいながら値段も据え置かれていたのです。一年ぶりに味わっても、記憶は美化されていないと感じます。このカレーが大きく深い器から溢れんばかりに盛り付けられ、千円以内でいただけるとはお値打ち品です。
ちなみに今回さらなる進化が。クラフトビール三種を含め、樽生が四種も用意されているのです。昼から呑むのは本来好まないものの、ここまでお膳立てされては見過ごすこともできません。食後に一杯奢りました。
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晩秋の大地を行く 2021 - まるたかや

2021-10-29 22:55:51 | B級グルメ
腹八分目となったところで「あら川」を辞去。別腹に入る麺だけすすって締めくくります。まるたかやが八月以来の再登場です。

まるたかや 富山駅前店
富山市桜町2-4-2 MELビル1階
076-471-8136
1130AM-100AM(金曜土曜 -300AM)
月曜定休
ワンタン麺小660円
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金沢移住顛末記 完結編 - デリー

2021-10-24 12:26:56 | B級グルメ
県境を越え、小矢部の市街へ向かって急坂を下ると、立山連峰が真正面に見えてきました。早くも冠雪した山々を遠望しつつ、なおも走って高岡に到着。どこでお昼をいただこうかと考えて、去年訪ねた岩田家との二者択一で迷ったものの、金沢で毎日のように食堂を訪ね歩いていることもあり、今日はデリーの気分でした。

デリーあわら店
高岡市あわら町13-49
0766-25-0796
1100AM-2100PM(LO)
デリーセット1500円
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金沢移住顛末記 完結編 - 最後の朝食

2021-10-24 08:40:06 | B級グルメ
旅支度は昨日のうちに整えました。しかし、同居人がいない状況でしばらく不在にするとなると、他にも準備が要るものです。その合間に腹ごしらえも済ませます。「みなと」の出汁巻玉子がこちらでいただく最後の朝食です。
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