無闇に先を急ぎたくはない、さりとて好天を活かす妙案も浮かばないという悩ましい状況の中、ひとまず浮かんだのは平城宮跡です。しかし駐車場が満車であえなく断念。雲が出て日が陰りがちになってきたこともあり、奈良の市街は素通りしてきました。国道369号線、県道4号線の順に経由し、月ヶ瀬湖の畔で小休止をとったところです。
奈良市街から北へ迂回しつつ東進し、名阪国道に合流する道です。少なくとも地図上では、天理からそのまま行くより短絡できるように見えます。交通量が少なく走りやすいのも好ましく、ツーリングマップル推奨の経路でもあります。自分自身、最近は名阪国道よりもこちらを選ぶことの方が多くなりました。しかし好天下で走るのはこれが初めてとなります。
ここまで走って思ったのは、晴れたからといって劇的に眺めが変わるわけでもないということです。少なくとも車窓を楽しむ道ではありません。それにもかかわらずツーリングマップルで推奨されているのは、適度な起伏のある線形と交通量の少なさが、二輪車で走るにはお誂え向きだからでしょう。この道の真骨頂を乗用車で体感するのはどうやら難しそうですが、冬枯れの鄙びた農村風景には趣があります。
一帯は梅の名所でもあります。当然ながら全く咲いてはいないものの、所々で蕾が膨らんできました。立春まであと三週間、春遠からじと実感する光景です。
奈良市街から北へ迂回しつつ東進し、名阪国道に合流する道です。少なくとも地図上では、天理からそのまま行くより短絡できるように見えます。交通量が少なく走りやすいのも好ましく、ツーリングマップル推奨の経路でもあります。自分自身、最近は名阪国道よりもこちらを選ぶことの方が多くなりました。しかし好天下で走るのはこれが初めてとなります。
ここまで走って思ったのは、晴れたからといって劇的に眺めが変わるわけでもないということです。少なくとも車窓を楽しむ道ではありません。それにもかかわらずツーリングマップルで推奨されているのは、適度な起伏のある線形と交通量の少なさが、二輪車で走るにはお誂え向きだからでしょう。この道の真骨頂を乗用車で体感するのはどうやら難しそうですが、冬枯れの鄙びた農村風景には趣があります。
一帯は梅の名所でもあります。当然ながら全く咲いてはいないものの、所々で蕾が膨らんできました。立春まであと三週間、春遠からじと実感する光景です。