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森のテラス・番人日記

オープンガーデン

5月連休の予約方法(+その他システム)について

2009年02月02日 11時48分00秒 | 森のテラス/東京
東京・森のテラス 番人長です。
おかげさまでほぼ毎日、
色々なお客様に、色々なかたちで御利用いただいております。
有難うございます。

さて、
当方では、「ご予約は3ヶ月向こうまで」お取りしておりますが、
5月の連休について、ご要望やお問い合わせがありましたので
ご説明させていただきます。

* * *

<今年の5月の連休のご予約方法>

5月の連休:2(土)、3(日)、5(火)、6(水)
※4日(月曜)は定休日なので、お休みとさせて頂きます。
 オーナーの采配で、4日ももしかしたら、、ということが
 万が一発生した場合には、その旨、このブログにて告知いたします。

2月3日(火)10:00より お電話にて

先着順にてお受けいたします。

電話番号:03-3307-1987

平素より、ある特定の日程のご予約を競り合うということは
あまりなかったのですが、
さすがに人気の五月連休。お問い合わせが集中しております。
ご予約を希望される方は、どうぞ、頑張って下さい。

タッチの差でご予約が取れなかった場合は、どうぞご了承下さい。

* * *

<平時の予約について>

平時も、原則として
メールやファックスよりも「電話でのお申し込みを優先」しております。
また、
希望する日の三ヶ月前(予約開始日)が 定休である月曜の場合は、
翌火曜 10時より、受付を開始いたします。



また、ご予約の場合も
「一度以上、実際に現地にいらしたことのある方」に限ってお受けしております。

その理由は
「ここの庭は、実際に足を踏み入れ、体感してもらわなければ、わからない」
「実際に来て、感じて、そこから生まれた
『ここで、こんなことをやったら楽しいだろうな』『こんなことをやったらどうかな』『こんなことはできるかな』
といういろいろなアイデアに基づいて、

「この場所柄に合わせた催し」を企画して欲しい。

という、
オーナーの意図(コンセプト)によるものです。

ですので、イベントのプログラムありきで場所を求めていらしても、
「場所に合わない」という理由で、断念もしくはプログラムの変更を余儀なくされることもございますので、
何卒ご了承下さい。



まずは一度、ご見学にいらしてみて下さい。

見学は、自由・無料です。

10時から16時までの間ならば、
「森番」こと「森の番人」が、日替わりシフト制で管理人をやっておりますので、
室内の利用の仕方やら料金設定、システムについてなど、ご案内いたします。

見学についても、飛び込みも可能ですが、
事前のご予約をお勧め致します。(当日でも、ご一報頂ければ。)
そうでないと、他のお客様が御利用している時間帯とかち合った場合、十全に見られないエリアがあったり、いたしますので。


ちなみに
月曜は定休につき、見学エリアは外の庭およびテラス部分に限らせていただきます。



あとひとつ、重要なポイント。

「森のテラス」の建物と庭は、ただの個人の住宅です。
オーナー(造園家)の自宅・兼・事務所であり、
生活している者・仕事している者がおります。

周りも、ただの住宅地です。

その点につきましては、何卒ご配慮下さい。




以上、長くなりましたが
ご予約のシステム等について、改めてご説明させて頂きました。

各種お問い合わせは、見学時に直接、もしくは電話かメールにて
お受けいたします。どうぞご遠慮なく。


今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

   番人長

2009年01月27日 22時54分47秒 | 森のテラス/東京
つい先日、沖縄・宮古島に出張してきたオーナーが
「お土産に」と 持ち帰ってきたのは

「砂」ひと袋

でした。



「ひと袋」 と言っても、
スーパーによくある(魚とか肉とか豆腐とかナマモノを分けて入れる)小さなビニール袋
じゃなくて、
よく お米が入れられているような デカくて厚めのビニールのやつに、
ずっしりと、です。

それをおもむろに
テラスに どすん、と。

要するに、5~10キロくらい、です。これを、
多分(というか、まちがいなく)、小脇に抱えて帰って来たわけですよ、オーナーは。

大胆オーナーです。大胆不敵オーナーです。



それは、この前の日曜のことでした。

日曜にしては珍しく:ご予約のお客様も(昼すぎまでは)無いという、
いつもよりのんびりした日曜の、朝のこと。

焚き火の もくもくと焚かれるテラスにて、



当日の森番:“キキのキちゃん”(通称)が、
その砂をザルでふるう作業をして(させられて?)居りました。



焚き火の立ち上る煙は、人に寄って来ます。
そして、逃げても逐(お)って来るのです。
昔の人はきっと
「火の精霊に好かれてしまった」とか、考えたんでしょうね。


(↑こんなふうに。)

科学的に言えば、上昇気流、的なことらしいです。

だから、
煙は 逃げても逐って来る。

キキのキちゃんも、逃げては逐われ、
煙にまみれ、煤にもまみれ、



大変そうでした。
それをあははと笑って写真に撮ったりしていたのが私でした。
なんでそんなにのんびりしてたかというと、その日曜は、お休みの日だったから。





南の島の砂は、
サンゴの骨です。



ベージュよりも黄味がかった 砂つぶ。その正体は、

死んで、
白化して、
潮に揉まれて、ちいさく砕かれて、
やがて、
島と海との「境目」に打ち上げられ、
縷々と打ち寄せられた、サンゴの死骸。

その話を聴いた時の、
「なんだかわからないけどズキンと胸に感じた衝撃」と、
「なんだかわからないけどとても腑に落ちる気持ち」は、今でも覚えています。

生命力にあふれた美しい、美しい風景の裏には、
おびただしい死の積み重ねがある。

生は 死で成り立っている。

そのことに ハッとしたのではないかなと、想います。


袋の中に 鼻を近づければ、

南の海の
生き生きとした潮をたっぷり吸い込んだ
生温かい、
生臭い、
生々しい香りが、

むわっと、
そのまんま、そこにありました。

死骸から立ち上る、生々しい生の香り。



時々顔を出す、桃色を帯びた貝殻や、
まだ大きめのサンゴの骨たちは、
選り分けられて、洗い出されました。



洗われた骨たちは
日曜の 冬のまぶしい日ざしに晒されて

真っ白く



光りを滲ませていました。

その光の白の 白の強さのぶん
落ちる影の黒の 黒さが
深く重く見え、

そしたら

光と影のコントラストの強くて濃い
「沖縄」のあの空気感が
身体の内側に一瞬 立ちのぼり、

一瞬
意識が遠くに 飛びかけました。



脳より身体が、瞬間的に何かを憶い出す時の
何かが圧倒的な力で身体の裏側を突き上げるような、ぞわあっとする、あの感覚。

沖縄に行った時のあの風景、、とか、あのエピソード、、とかじゃなく、
「沖縄」に居た時の時間まるごとぜんぶ、そのものを、
それもいっぺんに、身体が憶い出す感じが、しました。



一度でも行かれたことのある方はきっとお解りになるでしょうが
「沖縄」という場所は、
自分にとって(そして多分、たくさんの人にとっても)
ひとかたならぬ、重たい、大事な場所です。

つと 想いを馳せるだけで
妙に切なくさせられる、
なんでだかとっても愛おしい、特別な場所。

生まれ故郷でもないのに
「帰りたいなあ。」と想ってしまう、不思議な場所。

秋田の山奥(=「秋田森テラ」)に居るときは、しょっちゅう想ってました。
「帰りたいなあ。」と。故郷でもないのに!


遠いからこそ、想うのでしょう。




そんな
ノスタルジックに勝手に想いを馳せたりしている私は さておいて:

砂ふるいに精を出す 働き者の森番:キキのキちゃん。



その日の番人日誌には
「うでがパンパンになりました;」
と、書き残してありました。お疲れ様でございました。

* * *

そんな のどかな 日曜の朝の風景。

たまに



「お焚き上げの炎が 高らかに燃えすぎちゃった」の図もはさみつつ

とてものどかな、日曜の朝の風景。



でした。



そんな風景をしばらくのんびり眺めてから、貴重なお休みの日なので、お出かけした私。

すぐそばの
小学校と 墓地の境目の細い道を 歩いていたら



水色の空に
白木蓮のつぼむ梢に
赤い凧が、ひっかかっていました。


ただそれだけの風景だけど

どういうわけだか

意識がまた どこかに飛びそうになった。



地下室、大公開

2009年01月22日 23時14分53秒 | 森のテラス/東京
入ってみると、
階層がなにやら入り組んでいて、
実際のところ、2階建てなんだか3階建てなんだか、
よくわからない。

と、
大変好評を博して居ります、ここ:
仙川・森のテラス。

この不思議な構造は、
「国分寺崖線(がいせん)」という斜面地上に立地しているためです。
豆知識。



そんな、
ただでさえ何階建てだかわからないこのカラクリ屋敷の中でも おそらく
一番低いエリア、

「地下室」。

元々は ただの暗黒物置でした。
が、
それが全面破壊&徹底自力改装されまして、

故・野沢清先生の「園学(そのがく)ギャラリー」として生まれ変わります。

ちなみに

これが破壊時の模様。この二人が誰かは、無意味に秘密にしときます。08年1月22日。(一年も前のことですね。)


お焚き上げの模様。灰燼に帰す。



さて、
野沢清先生とは、



造園家であり、
東京農大造園学科の先生であり、
ここ「森のテラス」のオーナー:山田の先輩でもあります。
(上の写真は昨年2月の、野沢先生を偲ぶ会の時のものです。)


野沢先生の著『園学のすすめ』。
森テラにてお買い求めになれます。



「地下室」の工事も、ほとんど終わり、
野沢先生の蔵書の分類作業&リスト作りも完了し、
完成、間近。



そんな今日は、
野沢先生の関係者の皆様が、様子を見にいらっしゃいました。
そして、「園学ギャラリー」オープン実現に向けて、色んな打合せ。


ギャラリーのオープンは、今年の8月と決まりました。



それではその、
「地下ギャラリー」の模様を ご覧頂きましょう。



おおまかな基礎プラン(イメージ)と「破壊」は、byオーナーです。

実施設計&施工、現場監督は、by若旦那です。
(大工じゃないのに、なぜここまで出来るのでしょう。)

作業補佐は、所員番人:A氏。
仕上げのヤスリ磨きなんかは、ほとんど全部、彼によるものです。

床から柱から梁から天井から、何から何まで



ヤスってました。
外より寒い絶望的な極寒&ダスト環境の中、毎日毎日。



ニスとか塗らない、「そのまんま仕上げ」です。
お越しの際にはどうぞ、そのつるつる感を、触って確かめてみて下さい。
そして、
A氏を見かけたら、「でかした。」とか、ねぎらってやって下さい。



右手はマッハ。
左手は何かを指差した形のまま、かじかんで硬直しています。



さて、
一歩 中へ。



雰囲気が、ありますでしょう。。。


先日、ここを覗いたお客さまがぽろりとこぼした一言:

「独房みたい・・・」


。。。言い得て妙。

この通り↓



床下の通気穴がまだ ポッカリ 空いたまんまなので、
ヒンヤリ(というか極寒)だし、
薄暗いし、
せまい地下だし。

まさしく、「独房」です。


でも、



中まで入ってみると、
案外 落ち着く空間なのです。

この奥の壁一面が、「本棚」になります。
本が色々並ぶと、ずいぶん印象も変わるでしょうね。



蔵書の保管してある室。一見三階と思しき二階にあります。
こここそ、
つい先日まで私が一人寂しく篭って文献リスト作り&整理に打ち込んでいた部屋。
ここも凄く寒いです。だって無暖房。
心なし暗いのは、夜と照明のせいです。

結局、
1220冊ありました。(重複を含めると、プラス・もうちょい。)
ギャラリーに全部は無理なので、常設モノや、定期的な企画展に合わせた企画モノなどが、ここからセレクトされます。



さて、地下に戻って:

細部をご覧下さい。



木部は、前述の通り、ヤスリがけでつるつる仕上げ。

白い壁の仕上げ塗りは、
「珪藻土」です。

その下は、
基礎コンクリートそのままの、荒々しい剥き出しコンクリート。

床は、
薄赤茶けたレンガ色の石っぽい石膏タイルが敷き詰められています。
by若旦那。


何から何まで、
素材感、満点です。そして、
余計な要素が 全く無い。

何となく落ち着くのは、そのせいかもしれません。






机と椅子は、アンティークものです。イギリス製ですって。
詳しい事はわかりませんが、100年は経ってるとか。
インテリアコーディネーターでもあるone of 森番sのナガイさんが あつらえてくれました。

 (ナガイさんのブログはこちら→LOTUS BLUE DIARY)
 (*今、すぐ近くのギャラリーカフェ「niwa-coya」さんで、展示をやっていますよ。森テラと馴染みのアトリエ・キキも!)



奥から振り返ると



こんな感じです。
階段下の物置だった名残がうかがえますね。



小粋な飾り棚には



小粋に花を。

ちなみに、白梅です。
梅が咲けば、春が一気に近しく感じられます。
だから、私は梅が大好きです。香りの上品さったら、ない。


辛い長い忍耐の冬も、もう少しの辛抱ですね。





おまけ。
先日訪れた超近くの「神代植物園」で出逢った
梅の早咲き。




今回は、盛り沢山でお届けしました。


音に気づくと

2009年01月21日 21時07分19秒 | 森のテラス/東京
寒い日が続いて居りますが、皆様如何お過ごしでしょうか。




本日の森テラでは、レコーディングが行われておりました。
ピアノと、ヴァイオリンと、ボンゴのトリオ。
奄美(か沖縄)の民謡の唄いも聴こえます。

この音楽家さんたちには、以前こちらでコンサートを催された時に、
森番としてお立ち会いしておりました。
確か、昨年の三月下旬だったはずです。

なんで覚えているかと云うと、
私:番人長nの「秋田森テラ写真展」の最中だったからです。
秋田森テラのプレオープンイベントとして、
一年ほど常駐している間に撮りだめた秋田の写真たちを、
全部、
仙川の森テラに 張り巡らし、バラまき散らしたのでした。ここぞとばかりに。

昨年の三月。。。
今と全然、状況が違う。。。


思い起こせば、
もはやはるか遠く、懐かしすぎて我が事なのかもよく解らない、
変な気持ちがします。



それはさておきまして。
本日の自分は、外仕事。
静かに、努めましょう。

せっかくだから、小鳥のさえずりとか、そんな素敵な音たちに、紛れ込んで欲しい。

努めて静かに、静かに。



努めて静かに構えていたら
自然と、耳を澄ませることになり
自然と、色んな「音」に、気づくことになりました。

小鳥は、今日は少ないな、とか。風はあんまり無いな、とか。
「無料で廃品回収致します」の車は、どうやらここら界隈を本日のターゲットにしたのだな、とか。

そして、

  そうか、
  今日とか
  ここ最近は
  ここに居ると
  こんな音が聴こえるのか

と、いうことにも、気づきました。


普段から同じ場所に居るうちに
気づかないうちに
気づけなくなってしまっている
いろんな「音」がある

ということに、
今日、気づきました。





近くで、ずうううっっと、

ずうううっっっと、

ずうううううっっと、

チェーンソーの、キリキリと硬い音が 響いていました。



すぐそばの森の樹が、伐られているのでした。




硬質な音がずっと延々と響いていて、
それが、レコーディングの邪魔になってしまっているに違いないから
こちらとしても残念だし
演奏する方も、残念だろうな

という懸念もあり、


「樹が伐られている」

その事実に対する感傷的な痛みも、おそらく、あって。

なんだか妙に
安まらない心地がしていたのでした。



「この音が止んで欲しい。」
と、

今日は ずっと、思っていたのでした。



御目出度う御座居坐す

2009年01月12日 14時20分03秒 | 森のテラス/東京
あけましておめでとうございます。



森のテラス宛て、そして私番人n宛てにも
年賀状下さった皆様、、、有り難うございます。
お返事滞っておりまして、申し訳ありません。



今朝は、

ことさら寒かった。

庭の水盆が氷結しておりました。



お昼近くになって、ようやっと、溶け出したところです。


冬の寒さが、いよいよ厳しくなって来ました。

東京は、ここのところ、ほとんど 晴れっぱなし。

おかげで日中はほかほか暖かいのですが
やはり、夜は。。。

でも、

「こんなもの、秋田に比べれば!」

この“殺し文句”で、ついつい「さむーー」とこぼしてしまいそうな自分を
なんとか奮い立たせている そんな毎日です。

実際問題、

雪の秋田に比べれば、こんなもの!
なのです。

秋田の雪に日々耐え忍んでいる皆様、、ご苦労なことでございます。



さて。
本年も明けて早速、お客さまに賑々しくご利用頂いております。
やっぱり新年会が多いですね。
初めてのご見学希望の方も、けっこういらっしゃいます。
見学は自由(無料)ですので、お気軽にお越し下さい。
(ただし、お客さま主催イベント開催中は、お客さまの都合により、室内を十全に見学できない場合も想定されますので、
事前の見学予約または事前のご一報頂けると、助かります。)

また
お忘れ物、お無くし物も ちょくちょくございます。
これは この季節に限った事ではありませんで、通年、ちょくちょく、ございます。
秋田の森のテラスでも、そうでした。
秋田の方だと、一旦帰っちゃうともう、ほとんど絶望的に取りに行けない。という点で、まったくもって、
大変な事態です。


森に来ると なんとなく 気が緩んでしまうのでしょうか。


帰り際はどうぞ、お気をつけ下さいませ。


というわけで:

<業務連絡>です。

1月10日(土)のイベントで、
外のテラスにて 「メガネ」を紛失なさったお客さまがいらっしゃいます。
縁なしの細身、ツルは茶色 だそうです。

引き揚げの片付けの際に、どなたかの荷物に紛れ込んでしまった可能性もございます。
お心当たりのある方は どうぞ、こちらまでご一報下さい。



<業務連絡 その2>
御蔭様で、1月中の土日はすべて埋まって居ります。

室内ご利用のご予約は、
ご希望日の「3ヶ月前」から お受けして居ります。

(例えば:1月12日今日現在ですと、4月12日までの予約が可能、ということです。)

やはり 週末は人気ですね。

2月の土日もじわじわ埋まって参りました。

日の迫ったご利用のご検討は、どうぞお早めに。
料金設定などにつきましては、ご遠慮なくお問い合せ下さい。

ご予約の際は
「希望日時・利用人数・催しの内容(どんなことをやるのか)」をお伝え頂けると
助かります。



<業務連絡 その3>

明日=13日(火曜)は 平日ですが、
お客さま主催のイベント

「朗読ライブ 赤毛のアン」

が 催されますよ。

「森のテラスに一度行ってみたいんだけど、きっかけが、、、」
という方。ご都合が宜しければ、如何でしょうか?

「明日、超ひま。どうしよう。」
という方も、是非。


以下、詳細です。

++++++++++++++++++++++++

「朗読ライブ  赤毛のアン」

日程  1月13日(火) 12:30オープン/13:00スタート

出演  ギター:向井友宏
    歌  :湖上芽映
    朗読 :上村美弥子

料金  1000円

場所  森のテラス(仙川)

注意  ・オープンガーデンなので、暖かい服装でお越し下さい。
    ・お茶とお菓子を用意していますので出来ましたらマイカップ持参でお越し下さいませ。


++++++++++++++++++++++

とのことですよ。(マイカップが無くても、こちらから湯呑み等お貸し出来ますのでご安心下さい。)




それでは:
2009年。本年も、
何卒宜しくお願い致します。




3時の休憩に、



陽だまりのご褒美。



2008

2008年12月30日 12時38分17秒 | 森のテラス/東京
ご無沙汰して居りました。番人nです。
11月の「ちゃん」の結婚式以来、
パタっと書いて居りませんでしたね。


(↑今更ですが、御式はこんな感じでした)




「秋田森のテラス」は雪とともに冬眠に入り、森番は二人とも東京へ。

ここのところ、いったい何をしていたかと申しますと:

・本業=造園の仕事(庭の手入れ)で、静岡に行きました。


(静岡某邸)

あとは、
・東京森テラの地下物置をギャラリーに改装する工事をしています。
 ↑
 これ、詳しく説明致しますと、

オーナー:山田の以前勤めていた造園会社の先輩:野沢清先生が亡くなられ、
オーナーは「森テラの一部を、野沢先生のギャラリーにしよう」と思い立ったのです。

大量の蔵書と図面と、彼の著作『園学(そのがく)のすすめ』が、森テラに届きました。
もうずいぶん前の話になります。

それから、
地下の物置を”ぜんぶ自分たちで手作りで”改装することになり、
破壊からスタート。
でもそれが、なかなか遅々として進まず、

現在。
冬になり、秋田の森テラも冬眠になり。秋田番人も東京に引き揚げ。

そうしてやっと、
我が社の「若旦那」を筆頭に、我々社員一同=秋田森番=僅か2名も、この工事で動けるようになり、

ついに進展。

、というわけなのです。そんな裏事情です。


よくよく考えると、一人もまともに大工なんてやったことないはずだけれど、
なぜか淡々と・着々と、大工仕事しました。

いまは壁塗り。下塗りを終えたところで、一段落。このあと、珪藻土を塗っていきます。


私は一方で、蔵書の分類+リスト作成。(その合間に森テラ廻りのそうじなども。)
これが見事に一週間以上かかり、
昨日やっと、終ったところです(多分)。フー。

本は、昔から好きな方なので、毎日古本をめくる日々は、
(「アー晴れてるのに、外に出たいな」とか「体動かしたい」ってのはまあ 差し引いても、)
ある意味 大変贅沢な「仕事」でございました。





東京森テラの最後のイベントは、
12月28日。「サプライズ結婚パーティー」でした。
祝われる当事者には全く秘密=サプライズ。なんとも楽しそうなパーティーのようでした。

(私はその時、テラスの拭き掃除だったり、2階の”臨時図書館(=蔵書保管部屋)”に篭っていたりして離れていたので、
雰囲気のニュアンスの、薄い漂流だけ、ちょろっとだけ感じる程度でしたが。)

正午、
急に静まり返り、
しばらくして

うわっ!!と
拍手・歓声・音楽・そしてもちろん「えーー!!」っていう、サプライズの喚声が一気に溢れた時は、
「おお、うまくいったのだな」と、遠巻きながら、微笑ましくじんわりしました。

なんか、ハープとピアノが響いていたな。綺麗でした。

その当日の、もっとクロースなリアルな模様は、当日森番の永井さんのブログに描かれて居ります。

ちなみにこれ、実は、さっき読んで、

「! kata-kataさんだったのか。」
と初めて知りまして、

今、
すごく、なんかくやしい。

ていうのも。
結構前に、全然別のルートでkata-kataさんの作品のことを知っていて。
これは絶対好きだ(欲しい)と思っていたので、
「、、、お話したり、してみたかった、、なんてもったいない、、+」

と、
なんとも言えない、ちょっと皮肉な気持ちになったのです。
一期一会は大切にしたいものです。




話が飛びましたね。
さて。

そんなこんなで、
2008年、師走も、瀬戸際。

今年は「秋田森のテラス」のオープン含め、盛り沢山な一年でありました。
アクセスの容易でない山奥まで、はるばるいらして下さった皆様、
本当にありがとうございました*

「東京森のテラス」も、毎日毎日たくさんの方々にご愛顧頂き、
おかげさまで賑々しく、楽しい空気に包まれた森になったと思います。


今年一年、
ありがとうございました。

この長々しいブログも、御蔭様で沢山の方に毎日チェックしていただき、
しかも愛されたりしちゃったりして、誠に恐縮でございましたm(__)m
有り難う存じます。


さて来年は。

まず、野沢清先生のギャラリーもオープンしますね。

東京の森テラは、相変わらず、オープニング。お気軽にご利用頂けます。
(来年の営業は1月6日(火)より。ご予約は希望日の三ヶ月前から承ります。)

そして
生後一歳を迎える 秋田の森テラは、、、



、、さて、どういう展開になるのでしょうかね!*(私もさっぱり分かりません:)



ということで
また来年も、何卒よろしくお願い致します。



今日の 東京の森テラに射し込む陽光は、ポカポカです。

今日の 秋田の森テラは、気温が最高3度とかで、ミゾレだとか雨だとか曇だとか雪だとか。




それではまた。


 よいお年を。


  * * *


    秋田の番人長 番人n






ウェディング

2008年11月21日 09時04分53秒 | 森のテラス/東京
本日。「東京 森のテラス」では

結婚式が執り行われます。

晴れの佳き日。




全面的に手作りの結婚式です。


前日の模様を、写真でざらっとお届け。









ふだんは日替わりシフトなので顔を合わせる事もない「森番」たちも
大結集。














紅、白、金銀、

めでたい色があふれます。







お客さまがやって来ました。

いよいよです。








  ↑ ↑

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飛ぶように

2008年03月31日 22時37分40秒 | 森のテラス/東京
春は 飛ぶように 過ぎていきます。

というのは 昔からよく聞きますが。

飛ぶように やって来ましたね。

昨日見つけたちいさな蕾が、
次の日には大きく 羽根を広げています。



桜が満開になって、
畳み掛けるように 色んな花が咲いて、
ついついそんな、街角にちらつくにぎやかな色たちに目を奪われる、
この季節。

まだ花にならない幼い葉っぱたちは
みんなが花に気を取られているすきに、
みんなの目を盗んで、
こっそり
しっかり
むくむく、成長しているのですね。


一日三寒四温

2008年03月28日 15時34分31秒 | 森のテラス/東京
昔は「三寒四温」なんていったものでしょう。春のこの時期。
あったかいなー、、と思いきや、ふっと寒さが戻ったりする。

それが今や、一日の中で起こります。

なんだかせわしない。昔からそうだったっけか。



おそろしいスピードで、
桜は一気に満開になってしまいました。

数日前か やっと満開になったかな と思っていたばかりの
白いあんずの花も
いつの間にか全部(!)散ってしまって、
梢は茶褐色に。
青い石畳には、白い点描画。



晴れ間と曇りと寒さと温かさが
入れ替わり立ち替わり
めくるめく展開で、ころころ変わってゆきます。

おそろしいスピードです。

春の花に満ちた森のテラスを楽しみにしていたみなさん、
これはどうやら、
早く来ないと、終わってしまいます!

桜吹雪も、そう遠くないかも。。

春せわし

2008年03月26日 20時47分52秒 | 森のテラス/東京
どんどん桜の開花が進んでいます。もう、あたかも満開近く。
え、もうそんなに咲いちゃうの、と、
あまりの春の足速さに ヒヤヒヤしてしまう、今日この頃。



風の強い中、
今日のテラスは早朝から、帽子作家さんの作品の写真撮影がありました。
プロによる撮影。
写真展をやったばかりの手前、プロってものはどういうふうに撮ってるもんなのか、ちょっと気になります。
遠目にちらり、ちらり、眺めていました。


どうやら分かったのは、
なにやらとっても時間がかかるということ。

これ!
というのを撮るために、準備からなにから、色々手間と時間をかけてるんだなあと、
感心してしまいました。自分なんかケータイで「おっ、」「パシャ!」この2秒で終りだから。

モデルさんも、
風荒れ吹く外のテラスで、じっとして、目をぱっちりして、良い表情でなくてはならなくて、
大変そうだなあと、
これまたへええと感心して、遠目に眺めたりしてました。



昼からは、賑やかな女の子たちの、賑やかなピアノの練習。
外は風でボウボウ、中は女の子たちのエネルギーがキャッキャ。
お菓子を出したら、キャッキャと喜んで。
お互い写真を撮りながら、それぞれ忙しく何かをやりながら、残り時間何分!と、
キャッキャと。

一分一秒を惜しんで動き回るけれど、決して一分一秒も惜しまなくても動じない、あの感じ。
ああ、若いなあ
と、
遠目に、ちらり、ちらり。



彼女等が帰ると、馴染みのおじさんがやってきました。
静まり返ったテラスで、ゆっくり読書をなさってます。

おごそかなほど静かになった、昼下がり。

気づけば一日はこうして、
たちまち終ります。


今日のうちにまた、桜がずいぶん、まあるくなりました。だいぶひらいたみたいです。
なにかの鳥が、桜の花びらにくちばしをつっこんで、蜜をつついているのかな、そんな風景もあって。

へえ、桜も蜜があって、それをつっつく鳥ってのもいるんだ

知ってたような知らなかったことにまた へええ、と感心して

窓のこっち側から

遠目に、ながめてました。


ホーホケキョ

2008年03月25日 11時03分50秒 | 森のテラス/東京
東京はもう、桜が開花し始めたみたいですね。

森のテラスの桜は、、0.5分咲きくらいですね、あともうちょっとです。

枝振りが広くて大きいから、
テラスから振り仰いで見上げれば
すっぽり
桜色の屋根に覆われる感じになるんだろうな  と

想像すると

わくわくします。



テラスは明るく、あたたかいです。もう春です。
むしろ家の中が、暗くって、寒くって。


いま、「ホーホケキョ」が鳴き出しました!3回、4回、5回、、、けっこう頻繁。

「フ~~、フキキョ!」とか
「フェ~~フキュキュ。」って、聴こえたりもします。



今、ホーホケキョの鳥は鳴きやみましたね。

かわりに、「キュイ、キュイ、キュイ!」って鳴いてる鳥が居ます。

「ウキュキッ、ウキュキッ!」とも聴こえます。

なんの鳥なんでしょうかね。。。


写真展、楽日、春

2008年03月23日 10時50分58秒 | 森のテラス/東京
「あきた森のテラス」
その じわじわ作り上げられていく一年間を
こまごましく撮り貯めた

「番人長の写真展」

無事、盛況のうちに終了いたしました。フー。

いらしてくれたみなさま、ありがとうございました!
残念ながら今回いらっしゃれなかった方も、またいつかの折に。

(・・実は:まだ展示が一部、残してあったりします:おひまがあればちょっとのぞいてみて下さい。)



いつもは森番、裏方です。展示会なんて初めてだったのですが
・・楽しいもんですね*
ここを気に入って使って下さるお客様の気持ちが、なんだか分かる気がしました。



ケータイのデジカメで、
ただのシロウトが、勢い任せに撮った写真たちでしたが
だいたい1600枚刷ったんです。あの数で埋め尽くせば、
自分が見て来た一年の、春夏秋冬の、“あの”雰囲気が、少しは伝わるかなー
と思ったのですが、

期待以上に好評で、
ああ。良かった。
と、
ゆうべはしみじみしておりました。



5月3日にはついにオープンします。
11日までは【森びらき祭】です。
そのとき一斉に、春の花が咲きます。
桜、ミズバショウ、チューリップ、春の野の花。。

ピアノや津軽三味線の演奏があったり、
舞踊があったり、
ゆるゆるしながらも、色々楽しめると思います。

ぜひ遊びに来て下さい!
(出店してみたいという方も絶賛募集中です!)

詳細は、そろそろHPにアップする予定です。
とりあえず当面のお問い合せは、“東京の”森のテラスへ、メールか電話にて、
お気軽にどうぞ+





最終日、
楽日は、
春のうららかな一日でした。
あたたかい光を裏から透かした森のみどりの写真たちが、綺麗でした。



テラスの巨大な桜(80歳)も、梢にはピンク色がつぼんでいます。
そろそろ、咲きます。



縁日をはさんで

2008年03月22日 01時27分03秒 | 森のテラス/東京
木曜は、あの雨とあの寒さの中にもかかわらず、
沢山の方に来て頂きました。。。
ありがとうございます。恐縮です。

自分はずーっと室内にいたもんだから実際わかってなかったんだけども、
夜になって外に出たら、「あれっ?」っていうくらい、
寒かった。
ああこんな寒さの中を、しかも雨の中を。。。
申し訳なく思います。
ほんとに、わざわざご足労頂き、恐れ入ります。





金曜は、お客様主催のイベントでしたので、慌てて写真の展示を片付けて。
いろんな人が寄り集まっていて、それぞれ出店したり鑑賞したりしながらわいわい交流してる
縁日のようなイベントだったのですが、
ベリーダンスの方の舞いのほか、とにかく自由に踊り狂ってる方がいらしたのが
とっても印象深かったです。





土曜、明日。というか、明けて今日。ついに
写真展、楽日です。なんだかあっという間でしたが、長かった気もする。

17時くらいまでオープンしてますので、ぜひいらして下さい。

和室では:この一年の、東京森テラの春夏秋冬が、並んでいます。
リビングでは:この一年の、秋田森テラの春夏秋冬が、満ちあふれてます。
出来立ての素敵限定盤パンフレットもせっせか手折りして、ご用意しています。

すでにいらしてくれた方も、まだの方も、どーぞ。
お待ちしております*

明日は幸い、あたたかくなるみたいですよ*


***

5月のグランドオープンイベント【森びらき祭】のことですが、
プログラムとか、決まって来ています。
近日中(今月中)に、森のテラスの本家HPの方でどどーんと発表できると思います!乞うご期待!



じわじわ写真展、中日

2008年03月20日 09時48分42秒 | 森のテラス/東京
写真展、やってます。

じわじわ 展示の様子も 変わりゆきつつ、

じわじわ 人も 入れ替わり・立ち替わりつつ。



今日は春分の日、祝日ですが、
生憎の雨ですね。。
もう冷たくないけど、しっとり重い、春の雨。



なんだか最近、飛び交ってるシジュウカラが増えてるみたいです。
うちのヒマワリのタネ狙いなんですが。

たまにガラス窓に「バンッ!」ってぶつかっちゃったりするのもいるんですが、

今日は雨宿り気味。
いつもよりもっとこっちに近く、手すりに止まったりしてます。
たまに。



そんなわけで引き続き、
「番人長の写真展」、やってます。土曜日までです。中日を越えました。

<オープン:10時-16時>
、、なんですが、

なにしろ膨大なので、お客さんも時間をかけてゆっくり見て下さっていて、

結局17時くらいまでオープンしてます。

16時じゃ間に合わない!という方も、思い切って来てみて下さい。

金曜はお客様主催のライブイベントがあります。
土曜日は最終日です。



今日は祝日、生憎の雨。

ですが、
雨でどうせ家にじっと居るのなら、「我が家」で写真見ながらのんびりってのも、どうでしょう。
のんびりお待ちしております。



未完な写真展、初日

2008年03月17日 00時18分51秒 | 森のテラス/東京
【番人長の写真展】初日。

なんとか「無事」終了しました。
というか、「無事」迎えることが出来ました;

強いて言えば、
「無事」ってわけじゃないんです、ほんとは。
展示制作、実は、完了してないんですけどもね。

正直なとこ、
「え?まだ準備中?」「こんな状態で、やっていいの?」
と言われかねない、かのような、様相です。

これから一週間、、
じわじわと作り上げていく予定です。
最終日まで、未完なのです。
ある種そういうインスタレーションだと思って、温かい目でお願いします。

だって、
『(オープン後も)ずっと、つくられ続けていく』
が、「あきた森のテラス」の精神だから。
それにのっとって。


という、言い訳もありつつ。


でも、
早速いらしてくれたお客さんたちは、
床とかピアノの上とかにバッサーとばらまかれた
約1600枚の膨大な写真たちを、
めいめい手に取って、丁寧にご覧になってくれました。
ありがたき幸せです。

展示の模様や、床とかにトッ散らかってる写真は、日によって変わると思われます。
本日16日から、春分の日20日(木)をはさんで、22日(土)まで。
一週間です。
《10時から16時まで》と、オープン時間は短いのですが、
ご都合が合えばぜひどうぞ、いらしてみて下さい。

毎日片付けて、毎日展示替え(マイナーチェンジ)します。
常に、しかしじわじわゆっくりと変わり続ける、そんな写真展です。


 *ご注意!
 ・・・会期中、展示スペースであるリビングが、他の用途に利用される日がございます。
  水曜:ピアノ練習
  金曜:ライブイベント

  なるべく多くの方に見て頂けるよう、展示替えなど色々と考慮しますが、上記の旨、ご留意下さい。
 
 *お勧めは、
  春分の日=20日(木)と、最終日=22日(土)です。